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クレンジングしながらのマッサージはデメリットしかない、その理由

Date:2018.01.17

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クレンジングしながらのマッサージはデメリットしかない、その理由|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/kurenjingu1129/


クレンジングはいうまでもなく、メイクを落とすためのもの。

そのクレンジングをする時に、マッサージを同時にするのは肌にいいことなのか、それとも良くないことなのでしょうか。

メイクを落としながらマッサージも出来る!なんていうクレンジング料もありますが、そもそもクレンジングとマッサージを一緒にすることが肌に負担にならないのか疑問があります。

そこで、クレンジングをする時に一緒にマッサージをすることのメリットとデメリットについてまとめました。


クレンジングとマッサージは同時にしない方がいい

最初にいってしまうと、クレンジングとマッサージは同時にしない方がいいです。メリットはないと思ってください。

顔の皮膚はとても薄くてデリケート。ですから、クレンジング自体は1分以内に終えたいもの。

クレンジングとマッサージを同時に行うと、何分もクレンジングをし続けることになりますよね。

また、クレンジングは「汚れを浮かせて落とすもの」です。浮かせた汚れをそのままにマッサージをすることは肌によくありません。

マッサージ兼用のクレンジングクリームもだめ

マッサージもできるクレンジングクリームというのがあります。クリームなので、確かに指の滑りはいいです。ですから、マッサージに使うのは問題ないと思います。

ただ、「クレンジングと同時」というのがよくないです。

どんなに滑りが良くても、結局汚れの付いたクリームでマッサージしていることには変わりありません。

クレンジングとマッサージを一緒にすることのデメリット

クレンジングとマッサージを一緒にするのはデメリットの方が大きいでしょう。

クレンジングとマッサージの目的はそもそも違うというということを理解する必要があります。

毛穴に汚れを詰めてしまう

メイクは、肌にとっては汚れでしかないのです。それをしっかり落とすのがクレンジング。スキンケアで洗顔とともにとても大事な工程です。

なぜなら、メイクがしっかり落ちていなければ洗顔でも汚れを落としきれず、その後のスキンケアに影響が出るからです。

それなのに、クレンジングで浮かせた汚れをそのままにマッサージを続けることは、汚れを毛穴に詰め込むようなもの。お肌に良いわけがありません。

例えば、メイクの成分が入ったクリームやオイルでマッサージしようと思うでしょうか。思わないですよね。

クレンジングのついでにマッサージをするということは、メイクの成分だけでなく皮脂や汗などの汚れも含んだクリームやオイルを肌に伸ばしているようなものなのです。

素材そのものが肌に良くない

クレンジングはメイクの汚れを落とすためのもの。油性の汚れを浮かせるためには乳化剤の役割を果たすものが必要です。

肌にやさしいものであっても、何かしらの界面活性剤が含まれています。それで肌をマッサージするのは肌に負担をかけることになります。

皮脂を取りすぎてしまう

クレンジングは油性の汚れに強いので、それを長時間肌に乗せ、しかもマッサージまでしてしまうと、必要な皮脂まで取ってしまうことになります。

残念ながら、クレンジングにはメイクの汚れも皮脂も同じ油分ですから、そのクレンジング料で肌をこすり続けることは肌の乾燥を招いてしまいます。

肌の摩擦が増えてしまう

マッサージをする時は、指の滑りが良くなるように、たっぷりのクリームやオイルを使います。

クレンジングに必要なくらいの量では少なくて、肌への摩擦が増えてしまいます。

クレンジングにも落とすための適量がありますから、多すぎるとメイクと馴染みにくく、少ないと肌の摩擦を増やします。

ですから、クレンジングとマッサージは量の面でも両立できないというわけです。

基本的にはクレンジングの後でマッサージをするのが正解

ではどうすればいいか、クレンジングもマッサージもしたい!という場合は、クレンジングをしてからマッサージをすれば、何ら問題はありません。

手間だと感じるかもしれませんが、キレイな肌を保つためにはこのくらいの手間を惜しんではいけません!

特に30代以降は潤いが減ってきて乾燥肌になる人が増えます。

肌が乾燥しているとバリア機能も低下していますから、その肌に刺激を与えないためには、出来るだけ丁寧にスキンケアを行う必要があるんです。

メイクは先に落とす

いつも通り、メイクは最初に落としましょう。クレンジングは時間をかけず、かつ、優しく行うのがポイントです。

目安としては1分くらいで終えるようにしてください。

肌をこすらないように、指の腹を使いながら「肌が動かないくらいの圧」で、クレンジング料とメイクを馴染ませるようにします。

最後はしっかり洗い流してください。

専用のマッサージクリームを使う

マッサージにはマッサージ専用のクリームもしくはオイルを使いましょう。伸びがよく、指の滑りもいいので肌に負担をかけません。

マッサージに適切な使用量を使う

マッサージをする時は、クリームが少なすぎると肌の摩擦が増えて、マッサージの効果が得られません。

指で肌の表面を滑らせることの出来るくらいの量を使って、肌をあまり動かさないようにしてマッサージするようにしてください。

顔のリンパマッサージというと、ぐいぐいと押したくなってしまう人がいますが、これは逆効果。

リンパは強く押さなくても流れるので、力が入りすぎないように薬指と中指を使ってマッサージしましょう。

クレンジングもマッサージも肌をこすらないのが基本

クレンジングもマッサージも、肌をキレイにするために行うものです。

それなのにゴシゴシと肌をこすって刺激を与えてしまったら、それは様々な肌トラブルの元になります。

どちらも、肌をこすらない、肌を動かさないというのが基本です。

クレンジングとマッサージを同時にしたい場合

どうしてもクレンジングとマッサージを同時に行いたい場合は、界面活性剤が入っていない植物オイルを使ってみましょう。

  1. まず、植物オイルを手に取って顔全体になじませます。
  2. 指先でクルクルとメイクと馴染ませます。
  3. ティッシュを顔に乗せて上から優しく抑え、メイクと馴染んだオイルを吸い取ります。
  4. 再度手にオイルを取って、手の平で温めてから顔に乗せます。
  5. 優しくマッサージをしてからティッシュ、もしくは蒸しタオルで拭き取ります。
  6. 最後は普通に洗顔をしてください。

植物オイルには合成界面活性剤が入っていません。ただ、クレンジングをしたままマッサージをするのは汚れを広げてしまうのでおすすめできません。

ですから、ティッシュで軽く拭き取りましょう。そうすれば、一応洗う手間は省けます。

メイクの汚れはオイルと混ざって肌の表面に浮いていますから、それを吸い取ればマッサージをするのにも問題ないでしょう。

クレンジングとマッサージは別にして美肌を作ろう!

クレンジングとマッサージはそもそも目的が違うスキンケアですから、基本的には別々に行うようにしてください。

面倒かもしれませんが、そのひと手間、積み重ねが数年後の肌を作るのです。

特に30代に入ると、もう若さだけではカバーできなくなってくる肌トラブルが増えてくるので、より丁寧なスキンケアが必要になってきます。

美肌は1日にしてならず。でも手をかけた分だけ、肌は応えてくれます。

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ライター:奈南有花

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