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膝の黒ずみの原因とは?ファッションやバスタイムにも落とし穴が!

Date:2017.12.11

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膝の黒ずみの原因とは?ファッションやバスタイムにも落とし穴が!|女性の美学
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ボディの黒ずみは女性の魅力を一気にダウンさせる厄介なもの。

特に膝が黒ずんでいるとそれだけでショートパンツやスカートスタイルに自信が持てなくなってしまいます。脱毛やリンパマッサージなどのせっかくの美脚ケアも台無しです。

そんな脚の印象を左右する膝の黒ずみは一気にできあがるものではありません。

  • 普段、何気なくやっている習慣や癖
  • 間違ったお手入れ
  • ファッション

などちょっとしたことの積み重ねによってできてしまうことはご存知でしょうか?

今回は美脚を目指す女性なら知っておきたい、膝の黒ずみの原因についてまとめてみました。

日頃ついやってしまっていないか、振り返ってみましょう。


顔よりも黒ずみやすい!日常生活に潜む膝の黒ずみの原因5つ

そもそも肘や膝などの関節部分は普段の生活の中で動かすことの多いパーツ。そのため、実際は黒ずんでいなくても、皮膚の伸縮によって黒く見えることがあります。

しかし、腕や脚をまっすぐに伸ばしてもやはり黒ずんで見えているようならそれは黒ずみ

では美脚を妨げる膝の黒ずみは一体どのようなことが原因で生じるのでしょうか。

原因1:摩擦

膝の黒ずみの最大の原因は摩擦によるものです。

摩擦=肌にとってのダメージです。このダメージから守るために肌は肌の奥にあるメラノサイトという細胞からメラニン色素を分泌します。

メラニンはいわば肌のガードマンです。正常な量であれば肌の保護役として機能し、やがて肌のターンオーバーに合わせて剥がれ落ちますが、発生し過ぎるときちんと落ちずに皮膚の表面に溜まります。肌に残ったメラニン色素は色素沈着を起こし黒ずみとして肌に残ってしまうんですね。

普段、意識していなくても私たちの生活の中には膝の摩擦を生む状況はたくさんあります。例えば、

  • 机、椅子、床との接触
  • 足を組む動作
  • 普段着ている洋服とのこすれ

などがそうです。

一度や二度の摩擦ではなく習慣として繰り返すことで膝の黒ずみは作られるので、膝の摩擦を起こす動作を避けたり、膝にボディクリームを塗って摩擦を軽減するなど、摩擦を避ける心がけが大切です。

原因2:刺激

ボディケアのひとつとして欠かせないムダ毛の処理。そんな自宅でのお手入れもやり方によっては膝の黒ずみの原因となっているかもしれません。

  • 毛抜き
  • カミソリ
  • シェーバー

などで肌を傷つけてしまうとやはりメラニン色素が生成され黒ずみにつながってしまいます。

膝のムダ毛自体は薄くて柔らかく目立ちにくいもの。その処理のために黒ずみを悪化させてしまっては、結果的に生えている毛よりもケアのためにできてしまった黒ずみのほうが目立ってしまいます。

ただでさえ膝は皮膚が薄くてダメージを受けやすいパーツなので、膝のムダ毛処理は頻度を控えるなどして肌に負担がかかるようなことはしないように気をつけましょう

また、膝への刺激としてもう一つ、紫外線があります。これもやはりメラニン色素の発生を促す刺激です。

  • 年中、日焼け止めを塗らない
  • 紫外線が強い季節はショートパンツやミニスカートなどを履くことが多い

こうした習慣のある人は膝が紫外線のダメージを受けて黒ずみ化している可能性がありますから、日焼け止めを正しく使って紫外線対策を怠らないようにしましょう

原因3:乾燥

そもそも肘や膝などの皮膚は顔と比較してこのような違いがあります。

肘/膝
皮脂 多い 少ない
毛穴 多い 少ない
各層 薄い 分厚い
黒ずみの原因 紫外線・乾燥・摩擦 摩擦・圧力・乾燥

この違いをふまえて膝が乾燥しやすい理由を具体的にあげると以下の3つがあげられます。

理由1:皮脂が少ない
膝は皮脂腺、汗腺が少ないパーツ。皮脂が少なく汗もかきにくいことから潤い不足に陥りやすいんですね。
理由2:皮膚が薄くて伸縮が激しい
歩く、立つ、座る…など関節部分である膝は伸縮が激しいパーツです。動きが激しく皮膚が薄いというこの構造自体が乾燥を招きやすいようです。
理由3:衣服にこすれる
膝と衣服がこすれることで摩擦が生じることは説明しましたが、黒ずみだけでなく乾燥も引き起こすということです。

膝が乾燥すると肌のバリア機能が低下します。肌ダメージを受けやすい肌環境になるのでちょっとした刺激でもメラニン色素の生成を促してしまいます。

また、バリア機能の低下はターンオーバーの乱れにもつながります。

肌の生まれ変わりのサイクルが乱れると、肌に不要なものがきちんと剥がれ落ちないので肌に残留しやすくなります。

  • メラニン色素を含んだ細胞
  • 古い角質

が肌にどんどん蓄積されて黒ずみが生じるだけでなく、ゴワゴワとした硬さのある肌触りに変化します。

元々黒ずみのリスクが多い膝は特に入念な保湿ケアをして乾燥による黒ずみを防ぐことが大切です。

原因4:圧迫

ピンとこないかもしれませんが、意外と普段の生活でしていることが多いのが膝の圧迫です。

例えば立ち膝のような姿勢は膝に全体重をかけることになるので膝にかかる力は相当なものです。

また、タイトなスキニージーンズなど、膝を締めつけるファッションも膝に圧を加えている状態です。

実はこのような膝を圧迫する姿勢や服装も膝の皮膚にダメージを与えることになるので、肌のバリア機能で

  • メラニン色素の発生
  • 膝の角質が分厚くなる

などが起きやすくなるんですね。

先述の通り、膝の皮膚は顔に比べて黒ずみになりやすい条件が揃っていますから、普段から膝を圧迫する習慣が多いと、

  • 膝のくすみが目立つ
  • 皮膚が硬くなる

などの変化が起き、さらに乾燥や黒ずみが悪化してしまいます。

原因5:間違ったお手入れ

ここまで説明してきて、膝の黒ずみは汚れではなくメラニン色素によるものということがお分かりいただけたと思います。

ダメージを受けやすいからこそ保湿ケアなどの対策は必要ですが、以下のような間違ったお手入れはむしろ黒ずみを作ってしまうことにもなりかねないので注意が必要です。

ゴシゴシ洗い
お風呂で体を洗う時に「黒ずみが気になるから」とタオルやボディブラシでゴシゴシと洗っていませんか?汚れて黒ずんでいるわけではないのでどんなに強くこすっても黒ずみは解消しません。むしろこのゴシゴシ洗いは肌にとっての強烈なダメージなので黒ずみは消えるどころか、悪化してしまいます。
スクラブやピーリング
過剰なスクラブやピーリングもやり方によっては皮膚に刺激を与えてしまう行為になる恐れがあります。正しいやり方、頻度で行い、肌状態に合わせて取り入れることが大切です。

年齢も女子力も膝に出る!黒ずみケアの前に習慣を見直そう

膝の黒ずみは突然生じるのではなく、ついやってしまう習慣や癖が積み重なって作られるということが分かりましたね。

つまり、黒ずみ解消のお手入れを頑張るだけでなく、そもそも黒ずみを作らない生活を心がけ予防をすることも大切なことなんです。

ただでさえ、膝はたるみやくすみで年齢が出やすい部分。それに加えて、日頃のケアや習慣までも表すとなっては、膝は女子力をも表す要注意パーツと言えそうです。

できてしまうと厄介な膝の黒ずみ。【お手入れ+習慣の見直し】の両面からアプローチしてピカピカの膝を目指したいですね。

▼膝の黒ずみ解消法についてはコチラを参考にしてください!

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ライター:宮瀬 美嘉

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