円満家族を継続させるために!家族の絆を深める方法
『家族を作り、それを維持する』というのは、人間が生きていく上で最重要とも言える課題ですね。良い家庭を作れれば『成功した人生』だと評価されますし、家庭を失えば『失敗続きの人生』だと言われやすいでしょう。
そうなると、「良い家庭を築くには、どうすれば良いの?」と誰もが考えるはずです。良い家庭を作っていくなら女性の立場は重要なので、今回書いていくことを覚えておきましょう。
どこまでが家族?家庭の形について考えよう
実は家族の定義や範囲については認識の違いがあり、人によっては全く理解できない考えを持つことがあります。
とはいえ、一般的な家族の範囲は以下の2種類に絞られるでしょう。
- 夫と妻を中心とした家庭
- 夫や妻の両親も含めた家庭
夫と妻、そして子供のみで作られる家庭が『核家族』、両親も含めた家庭は『大家族(多世代家族)』と呼ばれます。
今は核家族や単独世帯(一人暮らし)が非常に多いものの、昔は両親と一緒に暮らす家庭もたくさん存在しました。
どんな家庭であっても自身のパートナーである夫、そして子供たちとの交流は発生するため、接し方は予め想定しておくのがおすすめです。
また、場合によっては両親との接し方も大事なので、これよりそれぞれとのコミュニケーションについて説明していきます。
最も大事な存在?妻のパートナーとなる夫との接し方
家族の中でも最も重要と言えるのが、あなたのパートナーである『夫』の存在ですね。
結婚後もラブラブなのは良いことですが、子供も作るとなれば二人の時間だって割きにくいですし、長く一緒に暮らすと相手の悪い部分も見えてしまいます。
よって、恋人感覚で結婚生活を過ごせば、いつかは理想とのギャップに落胆するでしょう。新婚のうちは楽しんでも良いですが、ある程度時間が過ぎたら落ち着き、どのようにして理想の家族を作るか、真剣に考えてください。
それでは、夫とはどのように接し、どのようにして家族を作り上げていくか、重要なポイントを押さえておきましょう。
協力関係を大切に!結婚後でも忘れたくないこと
夫婦の役目はいくつもありますが、家族を維持するならば以下のことを協力して行いましょう。
- 金銭管理
- 育児
- 公平な役割分担
家族の維持に欠かせないことをする際に、注意したいのは『お互いが納得できる負担であるか?」という点です。
たとえば「夫は仕事だけしかせずに、それ以外のことは全部妻の私に丸投げ…」という話は、嫌と言うほど聞こえてきますね。たしかに仕事をしていれば疲れるのは仕方ありませんが、これでは公平な分担をしているとは言えません。
夫と仲良く、そして効率的に家庭を作り上げるなら、お互いが話し合って負担を考慮し、ときには協力して行うことが大切です。
とくに育児は今後の家族の形を大幅に左右するため、『育児には夫婦で参加する』という意識が欠かせません。親はなくとも子は育つと言いますが、親のいない育児は良い方向には働かないのです。
よって、子供が独り立ちできるまでは夫婦の時間も限られますが、その限られた時間で息抜きをしましょう。
夫婦の時間を確保しよう!男女の時間が大事な理由
家族のために働くのも大切ですが、夫婦間では愛情の維持も欠かせません。よって、ときには二人っきりでデートなどを楽しみ、お互いをねぎらうようにしましょう。
もしも両親も含めた家庭を築いている場合、両親に預けると二人っきりになりやすいため、同居に抵抗がなければ育児も捗るでしょう。
もちろん子供が中学生や高校生になれば留守番もお願いできるため、一日程度なら問題ありません。子供にこうしたことを任せるのも、将来に役立つでしょう。
夫婦は家族の中心と言えど、元は愛し合った男女です。そうした関係も忘れないようにすれば、いつまでもときめきを感じられるでしょう。
育児は計画的に!子供を家族として迎え入れるなら
家族を作り、そして次世代につなげていくなら、子供を産んで育てることが欠かせません。
子供を産んで後悔する家庭は、大抵が『家族計画』を怠ったからであり、妊娠前から夫と話し合うことが大切です。
子供は何人作るのか、いつ頃から作り始めるのか…こうした計画は少し恥ずかしいかもしれませんが、家族を作るなら欠かせません。ゆえに逃げることなく、早い内から決めておきましょう。
また、子供と接するなら大切なことがたくさんあるため、今回はとくに覚えておきたい点に絞って、詳しく触れておきます。
子供と一緒に成長しよう!親になるなら忘れたくないこと
子供の成長は大変喜ばしいですが、育児を行う上で大切なのは、『子供と一緒に親も成長すること』ですね。
お母さんになると「いつまで経っても子供から目が離せない…」とつい考えてしまいますが、そんな子供たちも成長しているので、自分も成長しないといけません。
子供はなにかを教わると、自分なりに考えてさらに発展させることもあります。その際は頭ごなしに否定せず、関心したのなら参考にさせてもらいましょう。
家族というのは維持だけが重要ではなく、より良くするために全員が成長しないといけません。その際は子供にも力を貸してもらえば、大人とは違った視点が参考になるでしょう。
学校任せはダメ?家族と接する時間の大切さ
最近はモンスターペアレントが増加しているように、『子供の成長を学校に丸投げして、問題があれば学校を一方的に責め立てる』という親も増えています。
こうした親が健全な家族に不要なのは、誰もが分かることですよね?
手がかからなくなるほど学校任せになりやすいですが、独り立ちできるまでは子供なので、親である自分がきちんと話を聞いてあげましょう。
些細な話題でもちゃんと耳を傾け、ときには意見を言ったり、ときには優しく受け止めてください。こうした役目は父親よりも母親に求められやすいため、お母さんであるあなたが率先してコミュニケーションを取りましょう。
もちろん、ときには父親も交えて大切なことを教え、学校任せにならないようにしてください。
両親も強く影響?結婚後も交流をすべき理由
核家族化が進み、両親と別居する夫婦が増えました。すると「結婚しても両親と暮らすのは恥ずかしい」と勘違いする人も出てきますが、それは大間違いです。
両親と別居すると、生活に必要なあらゆる費用が別々に発生するため、最低でも貯金が十分になるまででも、一緒に暮らすのは賢い選択です。
しかも両親がすぐ側にいて交流ができる場合、経済面以外でも恩恵があります。親ととても仲が良かったり、姑問題などが気にならなかったりするなら、同居も早いうちから思案してみましょう。
では、両親と過ごすとどんな利点があるか、そして同居する上で大事なことをお教えいたします。
無関心を防止する両親との同居について
家族間の絆の弱まりが懸念される今、問題なのは『家族であっても無関心』という状態です。これは共働きが増えて余裕がなくなったというのもありますが、両親と離れて暮らすことも遠因とされます。
とくに子供の面倒を見てもらえるのは非常に大きく、共働きが欠かせない場合も託児所などが不要になり、今話題の待機児童問題が解消できます。
もちろん両親も子供に愛情をかけないとダメですが、手が離せないときでも無関心状態にはなりにくいため、子供も真っ直ぐに成長しやすいです。
「両親に迷惑はかけたくない…」と考えるかもしれませんが、一緒に暮らす家族なら協力するのが当たり前なので、思い切って頼るのも大切でしょう。
適度な距離も大事?両親と暮らす上でのコツ
このように、両親との同居はなかなか頼りになるのですが、あまりにも近すぎると夫婦の時間が取りにくくなったり、気を遣ったりしてストレスに感じるかもしれません。
よって、両親と一緒に暮らすなら、程よい距離も空けておきましょう。
意外と「両親がいるせいで、夫との性活が捗らない…」という不満は多いため、この問題も結婚前から意識しておきましょう。
また、両親の調子が悪いときにも助けに行けますので、持ちつ持たれつに支障のない同居を心がけてください。
どんな場合でも家族を優先する大切さとは?
世の中には『家族には冷たいけど、外では良い顔をする人間』もたくさんいて、そういう人は世渡り上手だと褒められるかもしれません。
しかし、そんな生き方をするよりも、家族を優先したほうが自分のためになるでしょう。
家族ばかり優先していると「あの人は付き合いが悪い…」なんて言われるかもしれませんが、決して恥じることはありません。
家族を大事にすることでの利点は今回お話した通りで、素敵な人生を歩むためには十分すぎる内容です。家族とのつながりを稀有に感じているなら、今からでも軌道修正をしてみましょう。
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