実は貯金は超簡単!貯金ができない人の3つの習慣
人間が生きていくにはお金が必要であり、そうなると『計画的な貯金』は人生の心強い支えとなるでしょう。
「貯金なんて預金口座にお金を入れていくだけでしょ?」と実行する前は簡単に考えますが、実践してみると想像以上に難しく、挫折する人も珍しくありません。
貯金は開始する時期が早いほど、あなたの将来を力強くサポートしてくれます。
自分の未来をより良いものにしたいなら、今回お教えする『貯金のコツ』を学び、お金を貯められる人になりましょう。
貯金が続かない人が見直したい3つの習慣とは?
貯金は「お金があるときだけ行おう!」とするよりも「毎月少しずつ積み立てよう!」と計画的に行うほうが効果的です。
そうなると、貯金を続けるために大切なのは『いかにして貯金を習慣化するか?』という点でしょう。
貯金を習慣化するコツとしては、下記の3つが重要です。
- 家計簿をつける
- 買い物の際にあることを意識する
- 食事内容を見直す
どれも実践したことがなければ具体的にどうするか分かりにくいので、1つずつそのコツを学んでいきましょう。
昔から有名!?家計簿と貯金の関係について
既婚女性なら『家計簿』をつけている人も多いと思いますが、これは貯金する上でも大変効果的なのをご存じでしょうか?
確かに家計簿をつけることの節約効果は抜群です。0代から50代までの既婚女性200人を対象に、『女性セブン』が実施したアンケート調査では、「家計簿をつけている主婦」の平均貯金額は838万円で、「つけていない主婦」の644万円を大きく上回りました。
つまり、家計簿をつけているだけで、貯金に200万円もの差がついているのです。
こうして具体的な金額で違いが見えると、家計簿をつける気も起きますね。
なお、上記のデータは既婚女性のケースですが、もちろん独身であっても効果はあるので、その付け方を学びましょう。
つけるだけなら簡単!今日から始められる家計簿の基本
「家計簿が続かないのって、難しいからじゃないの?」と怪しむ人もいますが、そんなことはありません。
たとえば『家計簿として最低限の機能を持たせる』だけなら、以下のようにすれば十分です。
- 買い物などで出費があればレシートや領収書をもらう
- その内容をノートに記載する
- 収入や預金も合わせて記入しておき、支出のバランスを確認する
家計簿とは『自分のお金の動き』を可視化するためのものなので、とくに決まった形式や専門知識が必要とは限りません。
極端な話、『自分の財務状況を確認できればOK』なのですね。
既婚者の場合は家族の出費なども記載するのでちょっと手間が増えますが、独身の場合はお金の流れも少ないため、より手軽に始められます。
ただ、『手書きの家計簿は若干面倒』という意見が多く、これが理由で続けられない場合、テクノロジーの力も利用しましょう。
デジタルならもっと楽!?現代の簡単な家計簿事情
手書きの家計簿が面倒で続かないという人は、『デジタル機器を利用した家計簿』を作成することで、大きく手間を軽減できます。
デジタル機器と書けば難しく見えますが、実際は身近なアイテムで簡単に作れるでしょう。
- スマートフォンの家計簿アプリを利用する
- パソコンに搭載された表計算ソフトを使う
とくに『スマホの家計簿アプリ』は表計算ソフトと違い、自分で数式などを入力することもありません。
説明にしたがって支出を記入すれば勝手に集計してくれるので、「どれだけ使ったか?」とか「収入と出費のバランスは取れているか?」が一目で分かるでしょう。
そして家計簿を見ることで節約の意識が芽生えれば、浮いたお金を貯金に回せます。家計簿を続けられるように工夫するのは、こうした貯金を増やすコツにもつながるのです。
なお、多少の知識があれば表計算ソフトでさらに高度な家計簿も作れるので、興味があるなら勉強する価値はあります。
買い物は工夫してる?貯金をするなら無駄をカットしよう!
貯金を増やしたい場合、『無駄な買い物を控える』ことで、浮いた金額をそのまま預金に回すこともできます。
生活に欠かせない食品などはともかく、それ以外の買い物の多くは『なくてもどうにかなる』というものが大変多いため、買い物で工夫すべきは以下の2点に絞られるでしょう。
- 必需品以外の買い物では毎回「本当に必要か?」を考える
- ときにはガス抜きとして欲しいものを自分に買い与える
とくに独身だと自分のためにもお金を使いやすいので、衝動買いも増えやすいです。主婦であってもそうですが、買い物の無駄を省く癖を付けてみましょう。
自問自答は基本?買い物の際に問いかけたい自分への質問
生活必需品以外の買い物では、以下のような質問を毎回行いましょう。
- 本当にこの買い物は必要なのか?
- 購入する場合はいつが良いか?
- 購入したあとの使い道はどのようなものか?
番号順に自問自答するのが基本で、最初の『本当に買い物自体が必要なのか?』の時点で悩んでしまう場合、多くのケースで不要なため、貯金しておくほうが有意義でしょう。
仮に貯金を優先しておけば、もしも買い物を優先した場合だと「やっぱり不要だった…」と後悔する可能性もあるものの、貯金しておけば「余裕ができたからやっぱり買おう!」と路線変更することも可能です。
このように『買い物よりも貯金を優先するほうが選択肢が増える』ため、迷うくらいならすっぱりと諦めるか、購入を先送りにして貯金を増やしていきましょう。
ただし、我慢のしすぎは良くありません。
たまには必要!?買い物を完全に絞るべきでない理由
優先度の低い買い物を完全にカットできれば、貯金は大幅に貯まりやすくなります。しかし我慢のしすぎはストレスに直結し、預金に関しても逆効果になり得ます。
たとえば女性の多くが愛好する『衣服』に関しても、生活するだけなら『仕事着』と『普段着』さえあれば、あとはカットできます。
しかし「どうしても欲しくて、買わないと頭の中がこの服でいっぱいに…」というくらい欲しいなら、我慢しすぎると日常生活に支障をきたすでしょう。
なので、「一ヶ月に一着はオシャレ用の服を買う!」と決めたほうが、出費を最小限に抑えつつ貯金を増やし、ストレス解消もできて健全です。
お金を貯めることは有意義ですが、使うことも同じく有意義なのですね。
なお、既婚者の人はすぐに購入するより、配偶者に相談するほうがあとで問題になりにくいです。とくに自分の小遣い以外で購入するなら、独断は禁物ですね。
食費が一番削れる?独身の貯蓄をより助ける方法
人間にとって欠かせないのが食事であり、これは基本的にカットしてはいけません。しかし、きちんと必要な栄養さえ摂っているなら、食費は最も節約しやすい部分です。
既婚者なら家族のために自炊することも多いですが、独身だと外食などで済ます人が多く、そうなると食費が負担になりやすいです。
自分で食事の準備ができれば、大きく貯金が捗るでしょう。
結婚していると食事の量も増えるため、自然と工夫する人が増えてきます。しかし一人分だと「一人だし、外食のほうがいいや」と判断しやすく、かなり高くつく場合が多いのです。
したがって、食費を貯金に回すなら、以下のことを注意しましょう。
- 自炊を行う
- 食事抜きによる節約は厳禁
食費は一番削りやすいと同時に、そのバランスが大事なのです。
自炊は基本!忙しい人でも食費を貯金に回すコツ
「自炊って時間がかかるし、ひとり暮らしだと毎食用意するのが大変だから…」と考えるかもしれませんが、自炊にも段階があり、忙しさなどによって方向性を変えると良いでしょう。
- 毎食分をきっちり用意する
- 休みの日に作り置きできるものを用意しておく
- ご飯のみ炊いておかずなどは別途調達する
実は外食やお弁当を購入する際、一番高くつくのは主食でもある『お米』なのです。
だからおかずのみ食べればコストカットができるものの、主食を抜くと栄養不足になる上、すぐにお腹が空くのでおすすめできません。
そこで、『お米だけは炊いておき、おかずを持参したりお総菜のみを購入して自宅で食べる』ようにすれば、大幅に食費を節約できます。
とくに女性は男性よりも少ない量で満足しやすいため、10㎏程度のお米を購入すればしばらくもちますね。
なお、パンでもある程度代用できますが、お米に比べると腹持ちが良くないため、お得とは言いがたいでしょう。
食べないと逆効果!?食費の節約とダイエットは別物です
食費の節約を書くと、どうしても「それなら一食抜けば節約になるじゃん!」と考える人が出てきます。とくに女性はダイエットを意識している人も多くて、「食事を抜けば痩せて貯金もできるなんて最高!」と思うかもしれません。
ですが、それは大きな間違いです。食事を抜いた安易な節約は、以下のような事態を招くでしょう。
- 栄養不足で倒れてしまう
- 仕事を休むことになって給与が減る
- 病院にかかれば医療費が発生して結局高くつく
「食事を抜いたくらいで大げさな…」と思うかもしれませんが、人間の体は想像以上にデリケートなので、栄養の不足が招く悪影響は極めて大きいのです。
食費を削って預金に回したいなら、『必要な栄養をいかにして安く摂取するか?』を意識して、健康を損なわない程度に実践するのがベストでしょう。
ひとり暮らしの人は食事を軽視しがちですが、手を抜くと困るのは自分なのですね。
必要に応じて使おう!貯めるだけでは貯金は活かせない
今回説明したコツを踏まえて貯金を実践すれば、預金残高も増えていくことでしょう。ただ、貯金に偏重しすぎると『お金を貯めること自体が目的』になってしまいやすく、それで良いと言えません。
たとえば以下のような利用を想定しておけば、貯金も活きてくるでしょう。
- 自分が欲しかったものを購入する
- 家族サービスのために使う
- 資格取得のために自己投資する
とくに自己投資に使ってさらなる収入アップができれば、貯金を使わなかったとき以上にお金を貯めやすくなります。
貯金は貯めるものであり使うものでもあるので、しっかりと用途も考えておきましょう。
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