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マウスウォッシュの効果。正しい使い方で口臭・歯周病を予防!

Date:2017.10.25

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マウスウォッシュの効果。正しい使い方で口臭・歯周病を予防!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/mouthwashkouka64359/

口臭予防や歯周病予防ににマウスウォッシュを使っている人は多いと思いますが、使い方次第で効果が半減してしまうことをご存知でしょうか。

せっかく使うんですから、マウスウォッシュの働きを無駄にしないようにしたいですよね。

今回は、マウスウォッシュの効果と正しい使い方でマウスウォッシュの効果を高める方法をご紹介します。


口の中の健康を保つマウスウォッシュの効果

マウスウォッシュはその名の通り「洗口剤」「洗口液」などとも呼ばれ、口の中を洗い流すものです。口の中の細菌を洗い流し、清潔に保つ働きがあります。

口の中は腸の中と同じくらい細菌がたくさんいるのをご存知でしょうか。腸内細菌と同じで、善玉菌と悪玉菌がいて、善玉菌が活発になっていれば問題はありません。

ところが悪玉菌が増えてしまうと様々な病気や体調不良の原因となってしまいますから、口内環境を整えることは健康を守ることにもつながるんです。

歯周病になる前に歯肉炎を予防

歯肉炎は歯周病の初期症状です。放置すると歯肉炎から歯周病へ、さらに歯槽膿漏へと症状が進んでいく場合があるので、できればこの歯肉炎のうちに何とかしたいものです。

  • 歯磨きをすると血が出る
  • 冷たいものがしみる
  • 歯茎が赤紫色になっている
  • 口臭が強い

これらの症状があったら歯肉炎の可能性が高いので、早急に治療を受けることと、マウスウォッシュを使って予防していきましょう。

歯をなくす原因No.1の歯周病を予防

歯周病は自覚症状がない病気だとされていて「サイレントキラー」とも呼ばれます。

早期発見、早期治療が必要な病気で、歯を失う原因の80%は歯周病だといわれています。虫歯ではがなくなるんじゃないんですね。

残念ながら、歯周ポケットの奥深くまでマウスウォッシュの液体が届くことはないとされています。

ただ、マウスウォッシュの効果として歯茎の表面についた菌を取り除くことはできるので、歯周病の予防効果はあるでしょう。

歯周病は口の中だけに影響があるのではなく、

  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞などの心疾患

など、生活習慣病と呼ばれる病気の原因にもなるといわれています。

糖尿病などは、歯周病が病状を悪化させたり、糖尿病の人は歯周病になりやすいなど、双方が関連していることも分かってきています。

歯周病はならないことと、なってしまったら早めに治療をすることが大切ですが、マウスウォッシュで口の中を清潔にし、予防していきたいですね。

何度も出来る口内炎の予防に

口内炎には原因によていくつか種類がありますが、口の中を噛んだりしてそこから炎症が広がることが多いとされています。

食事中に口の中や舌を噛んでしまい、そこが口内炎になったという経験は皆さんにもあるのではないでしょうか。

口の中に傷がついてそこから菌が入って炎症を起こすと口内炎になってしまいます。

口の中を清潔に保ち、口の中の傷がついたとしてもそこで菌が増殖しないようにすることが口内炎予防につながります。

ただし、治療は出来ないので、口内炎が出来ている時は、炎症の程度によっては使わない方がいいこともあります。

出来始めなら悪化させない効果も期待できますが、進行してしまうと傷口に刺激を与えてしまう場合があります。

歯垢を作らないようにして虫歯の予防

虫歯は虫歯菌によってできますが、歯垢があるとその歯垢の糖分などを虫歯菌が分解して酸を出すために、そこから健康な歯が浸食されて虫歯になります。

ですから、まずは歯垢を作らないことが大事!そこでマウスウォッシュの登場です。

マウスウォッシュには歯垢を除去する働きがあるので、虫歯を出来にくくすることが出来ます。

雑菌を除去して口臭予防

夜寝ている時に口呼吸をしていると口の中が乾いてしまい、雑菌が繁殖しやすくなります。鼻が詰まっている時も口呼吸になりやすいですね。

雑菌が増えると口臭の原因に。マウスウォッシュを使うと、口臭の原因となる菌を減らすとともに、菌の餌となる

  • たんぱく質
  • アミノ酸

を除去できます。

口の中のネバツキも解消し気になる口臭の予防に役立ちます。

食欲を抑えるダイエット効果

どうしても何か食べたい!と思った時に、歯磨きするほどの時間がない時は、マウスウォッシュで口をすすいでみてください。

一気に食欲が失せると思います。

気分転換に!リフレッシュ効果

例えば眠気をどうにかしたいときや、仕事で疲れて気分をリフレッシュさせたい時などにもマウスウォッシュは役立ちます。

午後の眠くなる時間にマウスウォッシュで気分転換すると、またやる気が出ますよ!

効果を出すためのマウスウォッシュの正しい使い方

マウスウォッシュを歯磨き代わりに使っている人もいますが、歯を磨く効果は残念ながらありません。正しい使い方でマウスウォッシュの効果を高めましょう。

マウスウォッシュは歯磨きをしてから使う

長時間水分を摂っていなくて喉が乾いた時や朝起きた時など、口の中が何だかネバついていませんか。

口の中のネバネバをバイオフィルムといいますが、この中に実はたくさんの細菌が含まれています。

このバイオフィルムを崩してからでないと、マウスウォッシュがきちんと働いてくれないんですね。

というのも、マウスウォッシュの殺菌作用は細菌に直接触れることでその効果を得られるので、最近がバイオフィルムに包まれたままでは効果が発揮できないからです。

ですから、まずは正しい歯磨きをしてからそのバイオフィルムを取り去ってからマウスウォッシュを使いましょう。

口の隅々まで行き渡るようにうがいをすること

マウスウォッシュの使い方に何秒くらいうがいをすればいいのか書いてある場合は、それに従ってしっかりと液体が口全体に広がるようにしてうがいをします。

うがいのやり方は「ぶくぶくうがい」です。口の中の隅々まで液が行き渡るように、丁寧にうがいをしてください。

くれぐれもガラガラうがいはいけません。喉の奥の粘膜を傷めてしまうこともあります。

基本的には使った後はすすがない

口の中を殺菌したいわけですから、マウスウォッシュでうがいをした後は水ですすがない方がいいでしょう。

ただ、どうしても後味が気になるときは、さっと軽くすすぐようにしてください。

夜より朝の方が効果的

夜の間に唾液が少なくなっていた口の中は雑菌が一杯!朝起きたてが、細菌の数が最も多いのです。

ですから、朝起きてすぐに歯磨きをし、それからマウスウォッシュを使うのが口の中の殺菌には一番適している時間帯です。

就寝前に使ってもいいのですが、虫歯予防にとフッ素配合の歯磨き粉を使っている場合、そのフッ素を洗い流してしまう可能性があり、もったいないことになります。

マウスウォッシュを使うなら、歯磨き粉はフッ素配合でなくてもいいかもしれませんね。

もちろん、フッ素のことを考えなければ、夜マウスウォッシュを使ってもOKです。

マウスウォッシュを使う時のポイント

マウスウォッシュで口の中の健康を保つために知っておいて欲しいポイントをお話しします。

予防であって治療ではないということ

マウスウォッシュの役割は、口の中を清潔に保ち、歯周病や虫歯を予防することです。そう、あくまでも予防であって、歯周病や虫歯の治療はできないんですね。

というのも、マウスウォッシュの液体は歯周ポケットまではなかなか入っていくことができないので、歯の表面についている菌を取り除くだけなんです。

マウスウォッシュさえ使っていれば病気にならないわけではないので、過信は禁物。

しっかりと歯磨きをしながらマウスウォッシュを併用していく、ということが大事です。

ヨーグルト歯磨きでマウスウォッシュの代わりに

マウスウォッシュのぴりぴり感がどうしても苦手だという方は、ヨーグルトをマウスウォッシュ代わりに使ってみませんか。乳酸菌歯磨きという方法です。

歯磨きの仕上げにプレーンヨーグルトを使って軽く磨きます。

乳酸菌でコーティングしたいだけなので、ほんの10秒ほどでOKです。歯ブラシに無糖ヨーグルトを少しつけて、口の中をザッと磨いてください。

最後はヨーグルトが残らないようにしっかりとすすいでください。

乳酸菌入りのマウスウォッシュもある

マウスウォッシュは悪玉菌だけでなく、善玉菌も殺してしまう場合がありますので、疲れて免疫力が下がっている時に使い続けるのもよくないかもしれません。

ヨーグルトの歯磨きもいいのですが、もっと便利なL8020菌という乳酸菌を配合したマウスウォッシュがあるんです!

L8020菌は人に由来する乳酸菌で、広島大学歯学部の二川浩樹教授が発見した菌です。

教授は以前にも虫歯菌を減らすロイテリ菌を発見しており、口腔内で働く乳酸菌研究の第一人者です。

このL8020菌は代表的な歯周病菌であるジンジバリス菌の増殖を抑えて歯周病を予防します。

歯磨きの代わりにはならないので気をつけて!

マウスウォッシュを使っていれば歯磨きしなくてもいいんじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、それは大間違いです!

口の中や歯の健康を保つには、歯磨きが必須。本来なら食事のたびごとにやって欲しいくらいです。

マウスウォッシュは口の中を洗うだけで歯磨きの代わりにはなりませんから、あくまでも歯磨きの補助商品だと思って使ってください。

歯磨きと併せて使用して、歯周病や虫歯を予防しましょう!

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ライター:奈南有花

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