• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

天然の虫除け!家の中でも育てやすい虫除け効果のある植物・ハーブ9選

Date:2017.05.17

この記事のタイトルとURLをコピーする
天然の虫除け!家の中でも育てやすい虫除け効果のある植物・ハーブ9選|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/musiyokesyokubutu7693/

夏の蚊だけでなく、冬でも家の中が温かいせいで小さな虫が発生することがありますね。

家の中で殺虫剤なんか使いたくないですし、でも虫は寄ってこないようにしたい!

そんな時におすすめなのが、虫除け効果のある植物です。植物には香りのパワーで虫を遠ざける性質のあるものがあります。

家の中でも、ガーデニング初心者の方でも育てやすい、虫を遠ざける効果のある植物をご紹介します。


虫除け効果のある植物やハーブの種類

天然ハーブの香りで虫除けしながら、食べられるものは料理やハーブティーとして使えるものもあります。キッチンや部屋の中でも育てやすい植物をご紹介しますね。

種を蒔いて育てる方法もありますが、最初は園芸店で苗を買ってきて小さな鉢に植え替えて楽しみましょう。

1.香りもスッキリペパーミント

虫除け効果のあるペパーミントの画像
非常に生育力が強くて、大してお世話をしなくてもどんどん成長するので、ガーデニング初心者の方にもおすすめのハーブです。

むしろ鉢植えでないと増えて大変。うっかり庭の隅に地植えなんてしてしまったら、どんどん増えて使い切れないくらい成長します。

たくさん育ったらぜひフレッシュハーブティーを楽しんで欲しいと思います。

ペパーミントに含まれるメントールに虫除け効果があるとされています。

育て方のポイント
乾燥が苦手なので、土が乾いたらたっぷりお水をあげましょう。肥料は生育期間(3〜9月)に、2〜3ヶ月に1度上げれば十分です。

肥料のあげ過ぎは香りを弱めてしまうので、ちょっと放置しておくくらいでちょうどいいです。

2.メントール含有量が多い、ハッカ(アルベンシスミント)

虫除け効果のあるハッカの画像
メントールの含有量で言えば、ペパーミントよりもハッカの方が多いので、よりシャープな香りがします。

ペパーミントはすっきりした中にもほんのり甘味を感じる香りですが、ハッカはもっとすっきりしたクリアな香りです。

育て方は基本的にペパーミントと同じです。

市販のハッカ油でも天然の虫除けが作れますよ。

▼ハッカ油を使った虫除けについてはコチラも参考にしてください!

3.料理にも使えるタイム

虫除け効果のあるタイムの画像
タイムはとても品種の多い植物で、なんと400種類もあるのだとか。その中で単にタイムといったら「コモンタイム」という品種を指します。

料理の臭み消しなどにもよく使われるのでご存知の方も多いかもしれません。

  • ハエ
  • ダニ

などに効果があるとされています。

育て方のポイント
乾燥した土を好むので、水やりはあまり頻繁でなくても大丈夫。土の表面が完全に乾いてから水をあげるようにします。

冬は成長が遅くなるので、土が乾いて数日たってから水をあげるようにしてください。

4.イタリアンに欠かせないバジル

虫除け効果のあるバジルの画像
バジルといえばピザやパスタには欠かせないハーブですよね。食べても美味しいバジルで虫除けが出来るなんて、なんて便利なんでしょう。

「スイートバジル」という名で売られていることもありますが、これはバジルの別名ですから、一般的にバジルという時はスイートバジルのことを指しています。

  • ハエ

などに効果があるとされています。

育て方のポイント
バジルはお水が大好きです。土が乾燥した状態が長く続くと葉が固くなってしまいます。特に夏場は水を切らさないように、しっかり水やりしましょう。

5.料理やお茶に大活躍・ローズマリー

虫除け効果のあるローズマリーの画像
ローズマリーは衣類の虫除けにも使われる香りの成分「カンファー」を含んでいます。昔から洋服ダンスなどに使われていた樟脳(しょうのう)の香りです。

肉の臭み消しとしても使えますし、ハーブティーにしても美味しいです。ローズマリーには脳を活性化させる働きがあるので、虫除けしながら料理やお茶にたくさん使ってください。

▼ローズマリーの効果についてはコチラも参考にしてください!

  • 衣類の虫

などに効果があるとされています。

剪定した時の枝を乾燥させて布などに包み、タンスに入れれば衣類の防虫になります。

育て方のポイント
ローズマリーはとても丈夫なハーブなので枯れるということはあまりありません。日中は日当りのいい場所においてあげると成長が良くなります。水は土が乾燥して数日たってから上げれば十分です。

大きく成長すると下の方から木質化していくので、キッチンには挿し芽をした小さな鉢を、大きなものはベランダや窓の近くなどに置くといいですね。

6.甘い香りで心を癒すラベンダー

虫除け画像のあるラベンダーの画像
甘い香りが心を癒してくれるラベンダー。この香りで虫が寄り付かなくなるなんて!虫でなくてよかったと思います。

花穂が増えたら少し刈り取ってドライフラワーにしてもいいですね。

  • ハエ
  • ノミ

などに効果があるとされていますが、特に蛾に効果が高いそうです。

育て方のポイント
土が乾燥したら水をたっぷり上げましょう。夏の暑さは苦手なので直射日光が当たらないようにします。冬は逆にたっぷり日光よくをさせましょう。

7.香りの秘密は葉っぱにある、ゼラニウム

虫除け効果のあるゼラニウムの画像
様々な色の花をつけるゼラニウムですが、虫除けに効果のある香りを出すのは花ではなく葉っぱです。

ゼラニウムは品種の多い植物で、様々な葉の形がありますが、特に香りが強いものを

  • ローズゼラニウム
  • ハーブゼラニウム
  • センテッドゼラニウム

などと呼んでいます。

蚊連草(蚊嫌草)という名前で売られていることもありますが、その名の通り蚊よけに非常に高価があるとされています。

育て方のポイント
花がらはこまめに摘むようにしてください。水が多すぎると根腐れするので、水やりは土の表面が乾いてからです。

8.インド原産のニーム

虫除け効果のあるニームの画像
ニームは別名ミラクルニーム、インドセンダンとも呼ばれます。インド原産のニームは寒さに弱いので家の中の方がむしろ育てやすいかもしれません。日本では外で越冬するのは難しいそうです。

蚊やハエだけでなく、

  • ゴキブリ
  • コガネムシ

など200種類以上の害虫に効果があるとされる、まさに虫除けのための植物とも言えますね。

虫除け効果が高いので窓辺においておくとイヤな害虫が室内に入ってきません。また、葉っぱをクローゼットなどに置くと、衣類の防虫効果もあります。

育て方のポイント
春から秋の生育期は土が乾いたら水やり、冬は成長が遅くなるので土が乾いて数日経ってから水やりします。

9.ペットの虫除け対策にも!ペニーロイヤルミント

ペニーロイヤルミントの画像
「目草薄荷(めぐさはっか)」という和名があり、個性的な強い香りのミントです。とても繁殖力が強く、地植えにするとぐんぐん成長して広がっていきます。

  • ノミ
  • カメムシ

などの害虫にとされています。

ペットの虫除けにもよいでしょう。ペットの通り道に鉢植えを置いておくと良いかもしれません。

育て方のポイント
ミント類は丈夫なので大して手間をかけなくても大丈夫ですが、水切れだけは注意してください。真夏など土が乾きやすい時は1日2回水をあげるといいでしょう。

ハーブなどを虫除けに使う方法

もちろんそのまま植えておくだけでも効果はあるのですが、さらに香りを楽しみながら家中の害虫対策に使う方法です。

葉っぱを煮出してスプレーとして使う

そのまま置いておいても十分効果があるのですが、より積極的に使うなら、葉っぱを煮出してスプレーを作ってみてはいかがでしょうか。

鍋にハーブとひたひたの水を入れて15分ほど弱火で煮出します。それをスプレー容器に入れて、虫が気になる網戸やカーテンなどにスプレーしましょう。

乾燥させてポプリにする

ラベンダーなどは乾燥させても十分香りがするので、鉢植えを置けない場所にはポプリにして置くことで虫除け効果が期待できます。

作り方は簡単。収穫した枝や葉を風通しの良い場所で乾燥させてください。

ローズマリーやタイムなどは葉が小さく乾燥するとポロポロ落ちてくるので、不織布などに入れておくといいですよ。

虫除けに植物やハーブがおすすめの理由

なぜ植物が害虫対策に使えるのか、それは虫をよけることは植物の生きる知恵だから。

植物が太陽の光で光合成を行い、酸素を作り出していることはよく知られているでしょう。植物が作り出すのはそれだけではありません。

たんぱく質や糖質、脂質など生きていくために必要な物質も作り出しています。これを一次代謝物といいます。

これに対して、直接的に生きていくためには必要ではないものの、害虫を遠ざけて食べられないようにしたり、逆に受粉するために甘い香りでミツバチなどを引き寄せるなど、生きていく知恵として作り出すものがあります。

香りの成分や色素などがこれに当たり、二次代謝物と呼ばれます。

殺虫剤などを使わなくても、この植物の知恵を借りれば虫を遠ざけることが出来るんです。

身体に安全な天然アロマ

虫除けスプレーによく使われる成分として、「ディート」というものがあります。虫除け効果は確かに高いのですが、その分人体への危険が指摘されている成分です。

日本では12%までと濃度が決められている上、厚生労働省によると塗る回数も下記のように制限されています。

  • 6か月未満の乳児には使用しない
  • 6か月以上22未満は、1日1回
  • 2歳以上12歳未満は、1日1~3回

香りの成分には殺虫効果はありませんが

  • 防虫効果(除虫効果)
  • 害虫駆除効果

があるので、虫をよけるだけなら十分。肌についてあれてしまったり、鼻から薬剤を吸い込む危険もありません。

そのまま食べられるものもある

虫除け効果があるといっても、ハーブなどはそのまま食べることが出来るものもあります。つまり、体にとり込んでも安心な素材であるということ。

食べても大丈夫なものなら、身近においておいても安全ですし、子どもがさわってしまっても安心ですよね。

虫が嫌う香りの成分が含まれている

虫除けに効果がある植物には、

  • シトラール(ネラール+ゲラニアール)
  • シトロネラール
  • カンファー

などの成分が含まれています。これらの香りが虫を遠ざけるのです。

天然の香りで楽しく虫除け


植物を育てるということは、成長を見る楽しみもありますし、収穫の楽しみもありますよね。

今回ご紹介したハーブ類は、食べることも出来ますし、収穫してお風呂に入れたり乾燥させてポプリにしたり、様々な楽しみ方が出来る芳香植物です。

薬剤を使わず、花や香りを楽しみながら虫除けをしてみませんか?

この記事のタイトルとURLをコピーする
天然の虫除け!家の中でも育てやすい虫除け効果のある植物・ハーブ9選|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/musiyokesyokubutu7693/
ライター:奈南有花

この記事をシェアする

関連記事

コメント一覧

  • ミーミ&リッキー

    中古住宅に引っ越して初めての春?
    ガーデニングを楽しみにしてたのに、毎日虫との戦いです。
    犬がいるので、参考になりました(^o^)

    返信

コメント