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肉割れを消す方法。原因を突き止めてから自宅か病院で対処

Date:2019.12.25

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肉割れを消す方法。原因を突き止めてから自宅か病院で対処|女性の美学
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肉割れは肌の柔らかい部位にできやすい、ひび割れのような白もしくは赤色をした線のこと。太ももやお尻、お腹などにギザギザした線が見えるなら、それが肉割れです。

  • 妊娠線
  • ストレッチマーク

と呼ばれることもあります。肉割れは脂肪のつきやすい部分によく見られ、体型や体質に関係なくできます。

妊娠線も肉割れの一種ですが、別に妊娠の経験がなくても肉割れはできますし、太ったことのない痩せ型の人でも肉割れはできます。誰にも油断ならない存在なのです。

この記事では、肉割れのできる原因や肉割れを消す方法についてご紹介していきます。セルフケアの限界を感じたら、プロに相談してみるのも選択肢の一つですよ。

▼動画で見たい方はコチラから

肉割れとは?できやすい部位と色による特徴

「肉割れ」と聞いてピンとこなくても、「妊娠線」や「ストレッチマーク」と聞いてピンと来る人はいるのではないでしょうか?しかしどれも同じ意味を持つ言葉です。

肉割れとは、皮膚の内側にある真皮層の繊維が裂けてしまい、それが透けて目立って見えるひび割れ線のことです。

肌は上から順に、表皮→真皮→皮下組織という層に分かれています。表皮は柔軟ですが真皮や皮下組織はそうではありません。もしも体型が急に変化して皮膚が引っ張られると、表皮の下にある層は伸びずに避けてしまうのです。

妊娠を含め、体型が急激に変化して皮膚が伸びるようなことが起きれば、真皮が裂けて肉割れが出来てしまいます。そのため肉割れができやすいのは、次のような脂肪のつきやすく体型の変化が現れやすい部位。

  • お腹
  • 腰回り
  • 背中
  • お尻
  • 乳房
  • 太もも
  • 二の腕
  • 膝の裏
  • ふくらはぎ

また、肉割れの色によってはこんな特徴がありますので、自分の肉割れと照らし合わせてチェックしておきましょう。

赤い・赤紫色の肉割れ
透けて見えている赤色は毛細血管の色。まだ出来て間もない肉割れですから、触るとわずかに凹んでいるのが分かります。
白い・灰褐色の肉割れ
赤い肉割れから時間が経ち、色あせてしまった肉割れです。白っぽいので一見目立ちにくいですが、シワが寄っていたり触るとデコボコに感じます。

肉割れの原因になる出来事6つ。身体の変化に注目

妊娠や肥満だけが肉割れの理由ではありません。肉割れができる原因となるのは、次のような出来事です。

1.急激な体重の増加・減少

肉割れの理由として大半を占めているのは、短期間の急激な体重の増減です。急激に太ってしまった場合や、急激に痩せてしまった場合などが挙げられます。

体重の急な増減による肉割れは、お腹やお尻、腰回りなどにできやすいのが特徴。その他「急に太くor細くなったな」と感じる部分には要注意です。

無理をするような急なダイエットをしたり、逆にストレスなどによる過度な暴飲暴食に心当たりのある人は肉割れ予備軍。

2.筋肉の急激な発達・筋トレのしすぎ

筋トレは一度ハマってしまうと中毒的に繰り返しがち。筋トレのし過ぎなどで急激に筋肉を発達させてしまうと、この体型の変化によって肉割れができる可能性があります。

今までしなかったようなトレーニングを過度に行ったり、計画性のない偏ったトレーニングをしたりすると肉割れのリスクは高まります。

運動不足気味な人が急に筋トレを始めた場合なども、肉割れができやすくなります。二の腕や太もも、ふくらはぎなどの肉割れには、筋トレが起因している可能性・大です。

3.加齢に伴うコラーゲンの減少

コラーゲンは肌の真皮層に存在するうるおい成分です。肌の弾力を保つために必要な、とても有名な成分。

コラーゲンは加齢とともに生成量がどんどん減り、肌にハリがなくなっていきます。歳を重ねるごとに真皮から潤いがなくなり、些細な刺激で肉割れを起こしやすくなるのです。

ちなみにコラーゲン生成量のピークは20代の前半。40代からは急激にコラーゲン量が減っていきますから、体型の変化はなくても加齢によって肉割れができる可能性もあると覚えておきましょう。

4.妊娠による急激な体型の変化

女性が急激に体型が変化する出来事と言えば、妊娠ですよね。妊娠によりお腹や腰回り、乳房、お尻などに出来る肉割れは「妊娠線」とも言われています。

妊娠時はただ体型が変化するだけでなく、コラーゲンの生成量が落ちるのも肉割れの要因の1つ。

マタニティ用に妊娠線予防のマッサージクリームが売られているのも、これが理由です。

5.歩き方が悪いせいで足が太い

急に太ったり痩せたりした覚えはなく、筋トレの覚えもない…。それで脚に肉割れが見られるのであれば、歩き方が悪いことが理由かもしれません。

こんな歩き方をしている人は、脚に余計な力が入って筋肉で太くなり、肉割れができがちです。

  • 足の指を上げて歩いている(浮き足)
  • サイズの合わない靴を履いている
  • ヒールやパンプスをよく履いている
  • 内また気味になって歩いている

歩き方が悪いと外反母趾や偏平足にもなるリスクが高まり、肉割れ以外にも脚の悩みが尽きません。太ももやふくらはぎの肉割れが気になる人は、自分の歩き方を意識してみましょう。

6.急激な身体の成長

肉割れは成長期にもよく見られがちです。成長期には身長が伸びて体重が増え、筋肉が発達しますから、肉割れしてもおかしくありません。思春期には特にありがちな悩みです。

しかし、成長期をとっくに過ぎた大人でも油断は禁物。学生時代のようにはいかなくても、大人になっても身長が伸びたり筋肉が発達することは有り得ます。

大人になっても身長が伸びる人、いますよね。毎日きちんと栄養と睡眠を取って、運動をし、規則正しい生活をしていると、大人でも成長します。その成長によって肉割れが起きる可能性も多くはありませんが存在します。

自宅でできる肉割れを消す方法。自己管理が大切

肉割れは完全に消し去ることはできなくても、可能な限り薄くして存在感を消すことは可能です。
もちろん予防するのが一番ですが、肉割れ後のケアで新たな肉割れを防ぐことは、結果的に今ある肉割れを薄くし、これ以上見た目を損なわないための最善策。

まずは自宅で出来る範囲で肉割れを消していく方法について見ていきましょう。

肌を保湿して乾燥を防ぐ

肉割れの原因は肌の真皮層が裂けてしまうこと。これを予防・緩和するには肌を保湿することが一番です。潤いが与えられれば肌がやわらかくなり、肉割れの原因が断たれます。

特にコラーゲンが多く含まれている、保湿性の高いオイルやクリームを使って身体を保湿しましょう。他にもヒアルロン酸やセラミドなどの成分があると心強いです。

クリームやオイルによっては、「肉割れの予防・緩和」だと書かれた商品もあるでしょう。成分表や効果の欄をよくチェックして、肌を保湿するところから肉割れにアタックしていきましょう。

肌が保湿されるとターンオーバーが促進され、赤い肉割れが白くなって目立ちにくくなるスピードが速まります。結果的には保湿も肉割れを消す有効策と言えます。

マッサージで血流を促す

肌をクリームやオイルで保湿する際、塗り込みながらマッサージをしてあげましょう。肌をマッサージすると血流が促され、ターンオーバーが促進されて自然治癒力が高まります。

マッサージは必ずクリームやオイルを塗りながら行うこと。何も塗らずに素手でマッサージすると、摩擦で皮膚にダメージが与えられます。

また、力強くマッサージするのも厳禁。力任せの乱暴なマッサージは肌に負担をかけ、肉割れを悪化させます。

優しく揉み込むようなマッサージが出来れば、特にやり方に正解はありません。「気持ちいい」と思える程度に、肌にクリームやオイルを塗り込みながら身体をもみほぐしてください。

体重を管理して急に太る・痩せるのを防ぐ

体重管理は肉割れの予防と緩和に欠かせません。「もう割れたんだから今さらやっても」と思うのは間違い。これ以上肉割れを悪化させないために、体型の急激な変化を防ぐのです。

毎日同じ時間帯に体重を量って記録したり、食事内容を記録して食べ過ぎ・食べなさ過ぎを防いだりしましょう。

体重の適切な管理ができていれば、規則的で健康的な生活が送れるようになり、結果的に肌の新陳代謝も正常化されます。健康な身体は肉割れが薄れていくのも早まりますよ。

UV対策をして紫外線から肌を守る

二の腕やふくらはぎなどの露出した部分は、紫外線ダメージに要注意です。紫外線は肌のバリア機能を弱らせて、コラーゲンにダメージを与えてしまいます。肉割れに悪影響なのは言わずもがな。

肌の保湿と合わせて、露出する部分の肉割れはしっかり日焼け止めやUV対策を行ってください。

特に暑い季節に肉割れに気づいたときには、紫外線対策は不可欠です。紫外線から守って肌のターンオーバーと自然治癒のスピードを遅らせないことが、最も早く肉割れを薄くする方法。

肌を健やかに保つ栄養を摂る

肉割れは言ってしまえば肌トラブルの1つです。つまり肌の健康をサポートすることで、肉割れの症状を改善させることができます。

肉割れを消すのにおすすめの栄養成分は次の通り。

  • コラーゲン…魚の皮や豚こま切れ肉、フカヒレ、ウナギなど
  • 亜鉛…鶏肉、豚肉、ワカメ、ブロッコリー、昆布など
  • ビタミンA…ウナギ、レバー、バター、卵、緑黄色野菜
  • ビタミンB群…豚肉、ウナギ、バナナ、さんま、あさり、レバー肉など
  • ビタミンC…ブロッコリー、赤ピーマン、いちご、レモン、みかんなど

特にビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠な栄養素なので、肉割れが気になるときは積極的に摂りましょう。

また、栄養成分に気を付けた食事内容は自然と健康的なメニューになり、体重管理に役立ちます。いろんな食材を使った栄養たっぷりの食事で、肉割れを身体の内側から緩和させていきましょう。

歩き方を改善する

妙な歩き方は肉割れだけでなく、外反母趾などのリスクを招きます。肉割れの悪化予防と緩和のためにも、これを機に治しておきましょう。

  • ヒールやパンプスを履く頻度を減らす
  • 足のサイズに合った靴を選ぶ

この2点は大前提。足の指が持ち上がる「浮き足」にならないよう、マッサージをして歩き方を少しずつ矯正するのも得策です。

浮き足改善のエクササイズ

  1. 座った状態で右膝の上に左足首を乗せる
  2. 左足の裏と右手の平を合わせる
  3. 足指の間に手指を1本ずつ入れて組み、5~10秒キープ
  4. 3のまま足の甲に向けてゆっくり指を曲げ、5~10秒キープ
  5. 4の状態から足裏の方に指をゆっくり曲げ、5~10秒キープ
  6. 足の親指と小指を両手でつまみ、外側に軽く広げて5~10秒キープ
  7. 逆側の足にも同様のエクササイズをする

確実に肉割れを消すなら美容外科で専門治療を受ける

自宅でできる肉割れの対処には限界があります。もしも資金的な余裕があって、可能な限り肉割れを消したいと考えているなら、美容外科クリニックなどでプロの治療を受けてみましょう。

ケミカルピーリングで代謝を促す

美容外科で行われる「ケミカルピーリング」とは、肌への負担を極限まで低くしたピーリングのことです。グリコール酸やサリチル酸といった薬剤を使い、皮膚の再生を促すのがねらい。

コラーゲンの生成を促す他、肌の代謝が促進されて新しく綺麗な皮膚が生まれるのをサポートします。

目立つ肉割れを消す他、ニキビやシワ、色素沈着の改善などによく用いられる方法です。

レーザー治療で肌の再生を促す

肉割れを本気で消し去りたいなら、少しコストがかかりますがレーザー治療が効果的です。美容外科クリニックでは、肌の真皮層にレーザーを照射してコラーゲンの生成と皮下脂肪の分解を促します。

肌質が改善され見た目が綺麗になる他、肉割れの際に伸びた皮膚を収縮させる作用があります。加齢による肉割れにも適しています。

ただし治療後は肌が赤くなったり、体質によっては副作用が生じることも。大きな効果が期待できる分、副作用についても事前にしっかり説明を受けておく必要があります。

ガス治療で血流を改善する

血流改善ガス治療といって、肌のターンオーバーを促すために炭酸ガスを注入する治療方法があります。

炭酸ガスで血流が活発になることで、真皮層の再生を促して肉割れを極限まで薄くするという治療です。

炭酸ガスは針を用いた注射ですから、痛みに苦手な方は要注意。肉割れ改善の他にもセルライトの分解を促したり、翌日に腫れが生じるリスクも少ないなどのメリットがあります。

肉割れは体型・体質に関係なくできる。ケアを徹底的に

妊娠や激太りが理由として挙げられがちな肉割れですが、筋トレが裏目に出たり歩き方が悪かったりと、理由は意外なところにあったりもします。スリムだからと言って油断は禁物。

肉割れの理由は様々ですが、一貫して「急に体型が変化する」という点が共通しています。

トレーニングの無計画さやダイエットの失敗など、体型が急に変化する理由はあまり良いものではありません。毎日健康に気を付けた生活を心がけていれば、肉割れに悩まされることも減っていきますよ。

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ライター:箸屋

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