オリーブオイルで髪をケアする方法、サラサラヘアが手に入る!
Date:2018.08.09
美容や健康、ダイエットに大活躍のオリーブオイルですが、食べているだけではもったいないですよ。
肌だけでなく髪にも使えることをご存知ですか?オリーブオイルで髪や頭皮をケアすれば、つやつやでしっとりした髪が手に入ります。
オリーブオイルが髪にどのような効果があるのか、またどのようにして使えばいいのかなど、オリーブオイルでヘアケアする方法を詳しくご紹介します。
ダメージヘアや髪のパサつきに悩んでいる方は是非試してみてくださいね!
この記事の目次
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食べるだけではもったいない。オリーブオイルが髪にいい理由
オリーブオイルは生活習慣病の予防などにも役立ちますが、ヘアケアにも役立つなんて、何とも万能なオイル。
その理由は、不飽和脂肪酸やビタミンなど栄養価が豊富なことにあります。
オレイン酸の保湿効果
オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類される脂肪酸で、とても酸化しにくいことが特徴です。
保湿効果が高く、スキンケアにも使われますが、髪に塗ってももちろんOK。
髪の水分を閉じ込めて、ツヤのある髪を保ちます。
頭皮を健やかに保つ
頭皮は皮脂腺が多いため、とてもべたつきがち。毛穴に詰まった汚れを落とすのにもオリーブオイルが役に立ちます。
油なんて使ったら余計に頭皮も髪もべたついてしまうのでは?と思うかもしれませんが、逆なんです。
オリーブオイルを使ってマッサージすることで毛穴の汚れを取り除き、健康な髪の成長をサポートします。
ビタミンEの抗酸化作用
オリーブオイルといえばビタミンEが豊富なことでも知られています。
ビタミンEには抗酸化作用があるので、活性酸素を取り除いて細胞が酸化して傷つくのを防いでくれるんです。
年齢とともに活性酸素によって酸化し、老化していくのは肌も髪も同じです。
健康でサラサラの髪を保ちたいなら、オリーブオイルのビタミンEで髪を酸化から守りたいですね。
オリーブオイルでサラサラ、ツヤのある髪を手に入れる方法
それでは、オリーブオイルをどうやってヘアケアに使っていくか、その具体的な方法をご紹介しますね。
とても簡単なので、是非試してみてください。
シャンプーの泡に混ぜる
髪のパサつきが気になる時は、シャンプーに使ってみましょう。
最初からシャンプーに混ぜてしまうと泡立ちが悪くなる可能性があるので、まずはしっかり泡立ててから使います。
髪全体に泡を行き渡らせたら、その泡を少し手に取って、スプーン1杯程度のオリーブオイルを混ぜます。
その泡を再度髪につけて全体にオリーブオイルを行き渡らせるようにして洗ってみてください。
洗い上がりもしっとり、広がりにくい髪になります。
シャンプーに使う方法は、週に1回くらいでいいでしょう。
アウトバストリートメントとして使う
髪を洗ったらすぐに乾かした方がいいですが、その時にオリーブオイルをアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)として使うといいですよ。
髪の内部の水分をしっかり閉じ込め蒸発するのを防いでくれるので、髪のパサつきを防ぎます。
- 髪を軽くタオルドライします。
- 手にオリーブオイルを数滴とってよく温めます。
- 傷みやすい毛先に良くなじませます。
- ドライヤーで頭皮から乾かします。
この時つけるオリーブオイルの量ですが、ほんの少しでOKです。あんまりつけるとベタベタになってしまうので注意してください。
また、つけるのは毛先です。根元の方につけてしまうと乾きづらく、髪がペタンとしてしまいます。
頭皮のマッサージに使う
頭皮の汚れがたまっていると、抜け毛や薄毛の原因になります。時々、頭皮のマッサージをして汚れをしっかり落としましょう。
- 丁寧にブラッシングをして大まかなホコリ、ゴミをとります。
- 手にオイルを適量取り、手の平でよく温めます。
- 頭皮にオイルをつけて、全体をよくもみほぐします。指の腹を使って、気持ちがいいくらいの圧で毛穴の汚れを押し出すようにしてマッサージしてみてください。
- 蒸しタオルまたはシャワーキャップなどで頭を覆って10〜15分おきます。
- 最後はいつも通り、シャンプーをして洗い流してください。
使う量は大さじ1杯程度でいいと思います。足りないと思ったら少し足してください。
オイルは冷たいものを使うよりも温めてから使った方が馴染みがいいので、手の平でよく温めてくださいね。
また、頭皮が柔らかくなれば顔のたるみも予防できるので、年齢肌が気になっている人もやってみてくださいね。
週に1回のヘアパック
髪のパサつきが気になる時は、ヘアパックとしても使えます。週に1度、スペシャルケアとしてやってみませんか。
- 髪を丁寧にブラッシングします。
- 乾燥しやすい毛先を中心にオリーブオイルを良くなじませます。
- 蒸しタオルまたはシャワーキャップなどで頭を包んで10〜15分おきます。
- その後はいつも通りにシャンプーをして洗い流します。
髪に塗るだけなので、頭皮のマッサージよりも簡単に出来ると思います。
ヘアパックのアレンジ
オリーブオイルだけでも十分保湿効果は高いのですが、さらに保湿効果の高い食材と混ぜることで、パックのアレンジを楽しめます。
- はちみつをプラス
- オリーブオイルとはちみつを1:1で混ぜて使います。
- アボカドをプラス
- アボカド1/4〜1/2分をフォークなどで潰してなめらかにし、そこにオリーブオイルを大さじ1杯混ぜ合わせます。
- 卵黄をプラス
- 卵黄を取り出し、カラザと君の周りの薄い膜をとって、オリーブオイルを大さじ1杯混ぜ合わせます。
パックのやり方は基本のやり方と同じです。パサつきがひどい時にはこんな風にパックを楽しんでみてくださいね。
髪がパサつくときのスタイリングにも
朝スタイリングをしたら髪が広がってしまった、という時がありますよね。湿度が高い日などはよくあることだと思います。
そんな時にもオリーブオイルが活躍します。
- 手に1〜2滴とって、手の平をこすり合わせて良くなじませます。
- 髪を上から軽く押さえるようにして手の平についているオイルを髪の表面に馴染ませます。
たくさんつけると髪がべたついて重くなってしまうので、ごく薄く表面だけに馴染ませるようにするのがコツです。
また、根元の方につけてしまうと髪のボリュームがなくなってしまうので、広がりやすい毛先の方だけにつけましょう。
オリーブオイルをヘアケアに使う時の注意
オリーブオイルは天然の植物オイルですから、肌には安全なものですが、使うときは少し注意して欲しいことがあります。
念のため、パッチテストを
化学物質などは入っていないものの、肌質によっては天然のものであっても合わない可能性はあります。
いきなり頭皮につけて炎症などのトラブルが起きたら困るので、念のためパッチテストをしてみてください。
オリーブオイルを腕や脚の内側など皮膚が柔らかいところに塗って絆創膏を貼ります。
一晩放置して、かぶれや赤みなどが出ていないか確認してください。
何も無ければ使っても大丈夫ですが、もし異常があれば使用は控えた方がいいでしょう
しっかり洗い流すこと
オリーブオイルは油です。化粧品とは違い、界面活性剤が入っていないので、水とは馴染みません。
食器を洗うときも水だけでは油分が落ちませんよね。ですから、マッサージやパックをした後は、シャンプーでしっかり洗って油分を落としましょう。
もしべたつきが気になる時は2度洗いをしてもかまいません。
また、浴室の床などもべたつく可能性があるので、オリーブオイルを洗い流したら浴室のお掃除もお忘れなく。
酸化したオイルを使わないこと
オリーブオイルの主成分はオレイン酸なので、酸化しにくいことが特徴です。しかし、油類は開栓した時から酸化が始まります。
いくら酸化しにくいオイルでも、使わずに数ヶ月置いておいたものは酸化している可能性があります。
酸化したものを頭皮や髪に使うのは良くないので、使う時にオイルの香りが変わっていたら使うのは控えてください。
髪に使うときのオリーブオイルの選び方
オリーブオイルには色々な種類がありますね。ヘアケアに使うオリーブオイルはどのようなものがいいのでしょうか。
香りが気にならないならエキストラバージン
オリーブオイルは大きく分けるとこのような種類があります。
- バージンオリーブオイル
- 果実を絞ったそのままのオイル。エキストラバージンオリーブオイルやファインバージンオリーブオイルなど。
- 精製オリーブオイル
- 食用に適さないオリーブオイルを精製したもの。ポマースオイルなど。
- オリーブオイル
- バージンオリーブオイルと精製オリーブオイルが混ざっているもの。ピュアオリーブオイルなど。
スーパーで売っているのは
- エキストラバージンオリーブオイル
- ピュアオリーブオイル
が多いと思います。
栄養価を考えるとエキストラバージンオリーブオイルがおすすめです。絞ったままで何も手を加えていないので、ビタミンなどがそのまま残っています。
フルーティーな香りはメーカーによっても結構香りが違うので、色々試してみるといいでしょう。
無香料がいいなら化粧品グレードのものを
オリーブオイルが髪にいいのはわかったけど、やっぱりあの香りを髪につけるのは抵抗がある、という方もいると思います。
そんな時は、精製してある化粧品グレードのオリーブオイルを使ってみてください。
多少栄養価は落ちるものの、香りも無いので使いやすいと思います。自然派コスメのお店やアロマショップのマッサージオイルなどとして売られていることが多いですね。
ちなみに、薬局で売っている「オリブ油」は医薬品に分類されていますが、オリーブオイルを精製したものです。
精製して徹底して不純物を取り除いていますから、その分ビタミンEなどの美容成分も失われてしまっています。
使い心地の好みは個人差があるので、出来るだけさらっとしたものを使いたいという人はオリブ油を使ってみてはいかがでしょうか。
オリーブオイル1本あれば全身のケアが出来てしまう
食べても美味しいオリーブオイルで髪までケアできるなんて嬉しいですね。食べられるものなので、頭皮にも髪にも安心です。
適度な油分を補い、栄養を与えることで、使うほどに髪のツヤが蘇ってくると思います。
今週も頑張った!という時に、週末のスペシャルケアとして是非試してみてくださいね。
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