パーマによるダメージを防ぐケア方法、髪の傷みを最小限に!
Date:2018.04.13
魅力的な女性の1つの美髪。パサついて傷んだ髪の毛よりツヤと潤いがありこしがあってさらさらの髪の毛。
全女性の憧れですよね。美髪の人は相手に対して好感度があがります。
だけど、おしゃれとしてパーマやカラーを楽しみたいですよね。
パーマは
「イメージチェンジしやすい」
「朝のセットが楽にできる」
という良いこと尽くしです。
しかし、やっぱり気になるのが髪の毛へのダメージ…。
パーマはダメージの原因とケアの方法と正しい知識を知っていればストレスなく楽しむことがができるのを知っていましたか?パーマをあてると髪の毛が痛む事を知っていても、ダメージケアの正しい方法を知らない
そんなあなたに、今回はパーマ施術によるダメージの原因とケア方法をお届けします。
パーマ施術による髪の毛へのダメージの原因とは
パーマは2種類の薬剤を使って髪の毛本来の毛質を変える事によって形状を変えて記憶させます。
薬剤その2→分解した成分の再結合
この2つの工程によって髪の毛はダメージを受けます。パーマをかけて受けるダメージがどのようなものかを知った上で、正しくケアをすることが必要です。
まずは、パーマが仕上がるまでの過程をみてみましょう。
パーマの薬剤その1
最初に、パーマ施術に必要な薬剤の1つ目で髪の毛の成分に含まれているシチスンというアミノ酸を分解していきます。このアミノ酸は髪の毛の成分、ケラチンに含まれています。
つまりここで一度、髪の毛の成分を無理矢理分解しています。
パーマの薬剤その2
パーマ薬剤の1つ目で髪の毛のシチスン(アミノ酸)を分解したら次に、パーマ薬剤その2で分解したシチスン(アミノ酸)を結合させていきます。
一度自由になった成分を再度好きな形にくっつけることで、思い通りのデザインにできます。
さらに、2種類の薬剤でこの工程を行う事で髪の毛のキューティクルを壊して剥がす事になります。
そう、皆さんもお気づきの通り、
パーマを楽しむ = 髪の毛が痛む
ということです。
「美髪の為にはパーマかけられないの?」
なんて思うかもしれませんが、諦めなくて大丈夫!
パーマ施術によって受けるダメージの原因が分かったら、次は髪の毛を正しくケアする方法を身につけましょう。
パーマ施術によるダメージケアに必要なこと
一度傷ついた髪の毛を根本から修復することは残念ながらできません。だからといって、ダメージケアを怠ると美髪は遠のくばかり…
パーマのダメージケアと聞いて思いつくのはどんな方法ですか?
トリートメントやヘアパック、とりあえず美容院へという考えが浮かんできますね。
もちろんそれも必要な事ですが、髪の毛にとって必要な成分や工程はなにかを重視します。
そのポイントは、4つあります。
順番に見ていきましょう。
1. 潤いを与える
パーマ施術でキューティクルが傷つくと髪の毛の表面がでこぼこになります。
キューティクルが傷つく事で潤いが不足し、髪の毛が絡まりやすくなりブラシや指が通らず、きしむようになります。
髪の毛が悲鳴をあげている証拠です。
不足した潤いを補うために、ミネラル分が豊富なシャンプーやトリートメントを使って髪の毛にはたっぷりと潤いを与えましょう。
洗い流さないトリートメントを使うと更に髪の毛に潤いを与え閉じ込めてくれます。
2. ドライヤー前にタオルドライを
パーマ薬剤によって、髪の毛の油分や水分が不足の状態に陥っているところにシャンプーやトリートメントで与えた潤いは失われないようにしなければなりません。
濡れた髪の毛をドライヤーで乾かすと、どうしてもの熱により髪の毛に残っている油分や水分までも蒸発してしまいます。
ドライヤーの熱を長時間髪の毛に当てずにすむようにしっかりとタオルドライをしてください。
ただし、髪の毛を強く拭く事はNG!
特に毛先はタオルで挟みこんで軽くポンポンと抑えてください。
ドライヤー時間が短縮されると、髪の毛内部の油分と水分の蒸発を抑えることができます。
ドライヤーの時間は最小限に抑え、シャンプーやトリートメントで与えた油分と水分を守りましょう。
3. 摩擦を減らす
3つ目は髪の毛の摩擦を減らすこと。
パーマの薬剤でダメージを受けた髪の毛に摩擦は禁物です。
なぜかと言うと、ダメージを受けたキューティクルは既に剥がれています。
髪の毛がデコボコになっているところに摩擦を加えるとさらに剥がれてボロボロになってしまいます。
注意することを参考までにいくつかあげます。
- 髪の毛をブラッシングしすぎない
- タオルで必要以上に拭かない
- 毛先を洗い過ぎない
常に摩擦はおきているので、減らす事を意識してください。
ここでも、洗い流さないトリートメントは活躍します。髪の毛にツヤと潤いを与えるだけでなく、表面をコーティングして摩擦を減らしてくれます。
髪の毛を乾かす前には必ずつけましょう!
4.使用するシャンプーの正しい選択
最後は意外と気にしていても難しいシャンプー選びです。
パーマ施術の後、シャンプーはいつも使っている物と変えていますか?
きちんとパーマケアに必要な成分が入っているか確認していますか?
パーマケアには皆さん1人1人の髪の毛のダメージに合ったシャンプーを使用する事が1番重要です。
シャンプーには様々な成分が入っていますが、市販で売られているシャンプーは特に洗浄力が強いタイプが多く見られます。
洗浄力が強いタイプは泡足立ちがよく頭皮がすっきりしますが、刺激が強く頭皮や髪の毛に必要な成分まで落としてしまいます。
シャンプーを選ぶ時に気をつける3つのポイントは
- 低刺激
- 低洗浄力
- 高保湿
の成分が入っているかを確認しましょう。
では最後に、低刺激・低洗浄力・高保湿の成分にはどのような種類があるのでしょうか。
パーマのダメージケアにはシャンプーの成分にこだわりを!
「成分を見てもよくわからない」
「最近よく聞く成分だから」
「◯◯って書いてたから」
なんて、成分表をきちんと見ないでにシャンプーを購入したことありませんか?
シャンプーの主な成分は陰イオン界面活性剤です。その中でも種類が様々です。先ほども言いましたが、市販のタイプは洗浄力を重視して作られているものが多いです。
シャンプーの洗浄力が強いと、確かに汚れは落ちてすっきりするのですが、その分、頭皮や髪の毛の必要な油脂分まで削ぎ落としてしまいます。
そうすると、パーマ後に残っている頭皮や髪の毛の貴重な潤いまで失います。
これからは、シャンプーの成分をきちんと確認して自分の髪の毛のダメージケアに合わせた選び方が必要です。
それでは、パーマによるダメージケアにあったシャンプーの成分をいくつか紹介します。
成分や特徴から自分の髪の毛の状態にあったものを選んで使ってくださいね。
アミノ酸系
保湿成分がたっぷりと含まれていて、パーマの施術によりパサパサになった髪の毛の質感が滑らかになります。
また、洗浄力が弱い為、必要な皮脂を守りパーマによる乾燥を防止します。弱酸性のものを選ぶと更に刺激を抑えられます。
ただ、吸着性が良い為しっかりと洗い流しましょう。
両性イオン系
アミノ酸系よりも、洗浄力が低く保湿力が高いのが特徴です。パーマを定期的にしている人は髪の毛や頭皮が常にダメージを受け乾燥しているので、保湿力が高い両性イオン系がおすすめです。
また、刺激が弱いので敏感肌やお肌が弱い人でも安心して使えます。
タンパク質系
髪の毛の質感を高める成分を洗浄成分に結合させているのが特徴です。髪の毛の質感がマイルドに仕上がる上、洗浄成分もある為シャンプーの中でとても人気の成分です。
シャンプーの成分が違うと、こんなにも効果が違うのをわかっていただけたでしょうか。
ダメージを減らしながらパーマヘアを楽しもう!
パーマ施術のダメージを受けた髪の毛は完全に修復することはできません。
修復できるのであれば短期間のダメージケアだけでも可能ですが、修復ができない為、短期間ケアをするだけではすぐに傷んだ状態の髪の毛に戻ります。
ダメージケアは日々の積み重ね、継続的に行うことが必要です。
「美容院で高級なトリートメントをしないと」なんてことはありません。
むしろ、1ヶ月に1回美容院に行って高いトリートメントをしてもらうよりも、シャンプーの正しい選択とお家でのダメージケアの方法を見直しをしてくださいね。
是非、憧れの女性になるためにパーマのケアをしっかりと行い、美髪を手に入れましょう。
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