シャンプーがうまく泡立たないのはなぜ?意外な原因と対処法とは
Date:2019.04.28
シャンプーは毎日するという人がほとんどかと思いますが、「シャンプーが上手く泡立たない」そんな疑問を抱きながらシャンプーしているということはありませんか?
日によって泡立ちが違う感覚があったり、同じシャンプーを使っている家族が「泡立ちが良い」と言っていても、自分には泡立ちが悪く感じるということもあるでしょう。
様々なシャンプーが出回る中で、自分に合ったものを選べていないからだと思う人もいるようですが、シャンプーの成分がシャンプーの泡立ちを左右するとは限らないということもわかっているのです。
今回は、シャンプーが上手く泡立たない原因や対処法などについてご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね!
シャンプーが泡立たないのは何故?原因はこれだった!
シャンプーが上手く泡立たないと感じているあなた、もしかしたらその原因は自分自身によるものかもしれません。
もし「シャンプーを買い替えた時から泡立ちの悪さを感じるようになった」というのであれば、それはシャンプー自体が泡立ちを売りにしていないタイプのものかもしれませんが、そうでなければ別に原因があることを考えなければなりません。
シャンプーの泡立ちが悪いと、なんだかしっかり洗えていない気がして、スッキリしないという人もいるのではないでしょうか?
そこで、シャンプーが泡立たない原因と思われるものをいくつかご紹介しますので、チェックして原因をハッキリさせましょう。
数日ぶりにシャンプーをする
風邪をひいていたなどの理由で、数日間お風呂に入れずにいた場合、通常の何倍もの汚れが頭皮に詰まっているという状況が考えられます。
シャンプーは油分が多いと泡立ちにくくなることがわかっており、こういった場合でも泡立ちにくくなってしまうことが考えられるのです。
整髪料が沢山ついた状態である
ワックスやヘアオイルなどの整髪料の原料は油分の一つであるため、皮脂と同じく油分が原因で泡立ちが悪くなっているということが考えられます。
毎日ヘアオイルやワックスを愛用しているという人でも、使用量がそこまで多くなければ、油分が原因でシャンプーの泡立ちに違和感を抱くことはないでしょう。
整髪料でしっかりと髪の毛をセットした時に泡立ちの悪さを感じた場合には、整髪料の油分が原因であることは十分に考えられます。
予洗いが不足している
「予洗い」というのは、シャンプーをする目に、お湯で髪の毛をすすぐ行為のことを言います。
シャンプーをする前の予洗いは、意外にも重要な行為で、1日の頭皮の皮脂や汚れの大半は、しっかりと予洗いすることで殆どを流すことができているというのです。
予洗いすることで、シャンプーの泡立ちを妨げる皮脂や汚れが殆ど落とすことができますし、シャンプーが泡立つ条件である水分を十分に含ませることができます。
予洗いが足りなければ、シャンプーが泡立たない原因になってしまうのです。
シャンプーの使用量が少なすぎるまたは多すぎる
シャンプーをするときに、節約などと言いながら、1度の使用量を極端に減らしているということはありませんか?
シャンプーの量が足りないと、なかなか泡立ってはくれません。とはいえ、逆に多すぎてもシャンプーの泡立ちは悪くなってしまいます。シャンプーの使用量はしっかり適量を守るようにしましょう。
泡立ちの悪いシャンプーを使っている
シャンプーと一言で言っても、それぞれ違う特徴を持った商品が数多く出回っています。
中には泡立ちの良さを重視していないものもあり、「泡立ちにくい=きちんと洗えていない」というわけでもないのです。
シャンプーを新しく変えたことで泡立ちの悪さを感じた場合には、こういった原因が考えられるでしょう。
髪質が原因で泡立たない
傷みが酷かったり、乾燥してパサついている髪の毛は、シャンプーの泡立ちを悪くさせる原因にもなります。
まずは頭皮のケアをすることが大切ですが、シャンプー後のトリートメントやコンディショナーでしっかりとケアしてあげましょう。
髪の毛の量が原因で泡立たない
髪の毛の量が原因で泡立たないという原因も考えられえる要因の一つです。髪の毛の量が多いと、通常の毛量の人に比べ、シャンプーが泡立ちにくいことがわかっています。
シャンプーが泡立つメカニズムとして、シャンプーと水分、そしてそこに空気が入ることにより泡立つのですが、髪の毛の量が多いと、うまく空気が入っていきにくいため、泡立にくいことが原因です。
髪の毛の量が多い人は、全体をしっかりと濡らした状態で、毛束の中にしっかりと空気を含ませていくことを意識しながら泡立てるとよいでしょう。
シャンプーが上手く泡立たないときの対処法とは?
では次に、シャンプーが上手く泡立たないと感じている人にぜひ試していただきたい対処法についてご紹介します。
シャンプーを綺麗に泡立てるコツをマスターすれば、今まで満足にシャンプーをできていなかった人も、効果的にシャンプーを泡立てて、しっかりと頭皮まで洗い上げることができるようになるでしょう。
はじめに予洗いをしっかり行う
今まで予洗いしていなかったという人や、軽くお湯で流していただけという人も、これからはしっかりと予洗いをすることを心がけてみてください。
髪の毛全体にお湯をかけてから、爪を立てずに優しく頭をマッサージしましょう。できればこれを3分程度は行いましょう。
皮脂詰まりや洗い残しは抜け毛の原因などにもなります。予洗いをすることを習慣付けると、髪の毛の健康を保つこともできますよ。
シャンプー剤は直接髪の毛につけて泡立てない
シャンプーをする際に、濡れた髪の毛にシャンプー剤をそのままつけて、ワシャワシャと泡立てているという人は多いのではないでしょうか?
シャンプー剤はそのままつけてから泡立てると、ムラができて毛穴詰まりや抜け毛の原因になってしまうことがあります。
髪の毛だけでなく、頭皮もしっかりと洗い上げるように意識しながらマッサージしてくださいね。
整髪料が沢山付いている時は二度洗いをする
予洗いから通常のシャンプーをする行為までは同じように行い、もう一度シャンプーする過程を行いましょう。
面倒に感じるかもしれませんが、二度洗いをすることで、シャンプーの泡立ちも良くなりますし、一度では落としきれなかった汚れや皮脂をしっかりと落としきることができますし、頭皮の健康状態を保つことに繋がります。
シャンプーをする際にしてはいけないこととは?
シャンプーをする際に、泡立ちが悪いからと間違った対処法をしてしまってはいませんか?
何気ないその行為が、頭皮や髪の毛の負担になってしまっているかもしれません。しっかりと確認して、間違った対処法をすることを阻止しましょう。
爪を立てたり、力を入れてゴシゴシと洗っている
刺激を与えられることで何となくサッパリしている気になるのかもしれませんが、その行為は大きな間違いなのです。
シャンプーをするときには、爪を立てずに優しい力加減で洗ってあげることを心がけましょう。
シャンプーを毎日二回している
整髪料が沢山付いている時に、二度洗いすることをおすすめしましたが、必要以上に毎日二度洗いをするということはあまりおすすめできません。
二度洗うことでサッパリするかもしれませんが、洗いすぎは逆に頭皮や髪の毛の健康を損なう原因になってしまうのです。
通常は一度のシャンプーで十分であると心得て、特に汚れが酷い日や、整髪料を普段より沢山付いている時などだけ二度洗いをするようにしましょう。
泡立ちの良さだけでシャンプーを選んでいる
シャンプーによっては、泡立ちを重視していないものもあることはお伝えしましたが、逆に泡立ちの良さを重視しているシャンプーもあります。
しかし、「泡立ちが良い=良いシャンプー」とは限らないのです。
どんなに高価なシャンプーでも、自分に合っていなければ、頭皮に負担がかかり、頭皮の乾燥やフケの原因になってしまうこともあります。
シャンプーを見直す前に、まずはシャンプーが泡立たないときの対処法から試してみることをおすすめします。
健やかな髪は正しいシャンプーの使い方から
ここまで、シャンプーが泡立たないときの原因と対処法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
シャンプーが泡立たない原因は人それぞれ。意外なところにあったという人もいるのではないでしょうか?大事なことを簡単にまとめると、
- シャンプー剤は自分に合ったものを選ぶ
- シャンプー剤は適量を守る
- 予洗いをしっかり行う
- シャンプー剤は手の平で軽く泡立ててから使う
- 爪を立てずに優しくマッサージして洗う
- シャンプー剤は空気を含ませながら泡立てる
- 洗いすぎに注意する
上記の7点を気を付けるだけでも、今までとは違う効果が得られることは間違いないでしょう。
今回ご紹介したことを是非実践して、綺麗な髪の毛と健康な頭皮を手に入れてくださいね。
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