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プリン状態になった髪の直し方。リタッチの方法やプリンのごまかし方

Date:2017.04.04

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プリン状態になった髪の直し方。リタッチの方法やプリンのごまかし方|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/shihannkara0807/

髪色は女性の印象を決める大きなポイントですよね!

最近では美容院だけではなくセルフでも手軽に出来ることから、イメージや気分を変えるために髪の毛をカラーリングをしている女性が多く見られます。

しかし、髪のカラーリングに必ずついてくるのが「プリン状態」の悩みです。

髪の毛のプリン状態とは、明るい色に髪を染めていても、髪の毛が伸びてくるにつれて頭頂部だけが地毛の暗い色になってしまうことを言います。

せっかくヘアアレンジやファッションを抜け目なく仕上げても、髪がプリン状態だとどうしても見た目が決まりませんよね…。

この記事では、プリン状態の髪の毛の直し方やとっさのごまかし方などについてご紹介します。


大体1~2か月ほどで髪の毛が伸びる=プリン状態になる

髪の毛がプリン状態になってしまうのは、髪の毛が伸びていくことが理由として挙げられます。

カラーリングをし立ての頃は生え際から毛先まで綺麗にカラーリングされていますが、その後で髪の毛が伸びてくると頭頂部には全く染まっていない地毛が現れます。

頭頂部に地毛が現れて下のカラーリング状態の髪色とギャップが出てくる現象が「プリン状態」と呼ばれるものになります。

多くの場合、カラーリングをした後の髪の毛は大体1~2か月ほどでプリン状態になっていきます。

人の髪の毛は平均的に1月に約1cm伸びるとされています。ただし季節によっては異なり、暑い時期には伸びが早くなり、寒い時期には伸びが遅くなることも。

もちろんその人の体質や健康状態などによっても伸びるスピードは変動します。

また、明るい色にカラーリングしていた場合は、地毛の色とのギャップが大きいためプリン状態が目立ちだすのが早くなります。

プリン直しの代名詞:地毛の部分だけを染める「リタッチ」

プリン状態になってしまった髪の毛を直す方法として、一番に挙げられるのが「リタッチ」という方法です。

ここではリタッチの具体的な方法についてご紹介します。

リタッチとは髪の部分染めのこと

リタッチとは、髪の毛の部分染めのことを言います。

カラーの乗っていない地毛が生えてきたとき、生え際の根元部分の髪の毛だけを染めることでプリン状態を直します。

カラーリングをするということは、髪の毛にカラー剤を浸透させて着色するということです。そのため髪の毛は必ずダメージを受け、カラーリングを繰り返す度に傷んでいきます。

プリン状態になる度に髪全体をカラーリングしていると、髪の毛の質がどんどん弱くなっていきます。

リタッチは気になる生え際だけを染めることで髪の痛みを軽減させることができるのです。

セルフリタッチをするときの注意点

プリン状態の髪の毛をリタッチするのはセルフでも十分可能です。自分でヘアカラーを購入して気になる部分にだけカラーリングすれば、手間もかかりませんし美容院に行くよりも断然コストがかかりません。

ただし、セルフでプリン状態の髪をリタッチするのはなかなかに難しい作業です。特に髪の毛の生え際は自分では見えづらい位置ですから、上手くカラーリングできずに失敗してしまうこともあります。

セルフリタッチで起きてしまう失敗例は次の通りです。

  • リタッチに使ったカラーが元から染めている明るさと合っていない
  • 地毛の部分に染め残しがあって、全体から見たとき頭頂部に黒い線が入ってしまう
  • 地毛の部分からはみ出してリタッチしたために、一部だけ二度染めになって明るくなってしまう
  • 毛の根元の方が明るくなって逆プリン状態になってしまう

鏡を使っても生え際の部分は見えづらいですから、リタッチ部分と元のカラー部分との間に線や段が出来てしまうことはよく起こります。

セルフリタッチの時には誰かに頼んでやって貰うのも一つの手ですが、ここではセルフリタッチを成功させるためのポイントについてご紹介しておきますね。

リタッチに使うカラーは少し暗めのものを選ぶ
リタッチ用のカラー剤に今の自分のカラーと同じものを選ぶと、明るさにギャップが出やすくなります。

すでにカラーされている部分にリタッチのカラーが重なってしまえばその部分だけが明るくなってしまいます。今毛先の方に乗っているカラー剤はすでに時間が経っていますから、こちらの方が色褪せが早くなるため逆プリンになる可能性もあるのです。

そのためリタッチに使うヘアカラーは今染まっているカラーよりも若干暗めのものを選んでください。そうすることで部分的にカラーが重なっても目立ちにくくなり、逆プリン状態を防ぐことができますよ!

毛束を細かくブロッキングしながら塗る
セルフリタッチをする時は、なるべく毛束を細かくブロッキングしながら塗りましょう。毛束を細かく分けていれば髪の毛の根元を見やすくなるため、リタッチ時の失敗がぐっと減ります。

また、髪の毛同士がくっついてリタッチしたい部分以外の場所にカラー剤が付いてしまうことの防止にも繋がります。

襟足から頭頂部への順で塗っていく
セルフリタッチ時には、襟足の生え際から順に塗っていくのがおすすめです。髪の毛を上下の段ごとにブロッキングしていて、襟足部分の生え際から順に頭頂部の生え際に向かってカラー剤を塗っていきましょう。

頭頂部の方がプリンが目立ちやすいため、まずは目立ちにくい襟足部分から塗っていくことで徐々にリタッチ作業に慣れていくことができますよ。セルフリタッチ初心者には特におすすめの方法です。

リタッチは美容院での施術も可能

プリン状態の髪の毛のリタッチは、もちろん美容院でお願いすることもできます。

セルフリタッチよりも断然クオリティの高いリタッチを仕上げて貰えますし、全体をカラーリングしたときのような全く違和感のない仕上がりになります。

確かにコストはかかりますが、リタッチでは髪の根元部分を染めるだけですから髪全体を染め直すよりも低コストで済みますよ。

美容院によっては髪のリタッチにかかる時間やコストはまちまちです。美容院は髪型に関するプロが集まる場所ですから、例えば

  • 今染まっているカラーと合うカラー剤の相談
  • 髪の長さや質によるカラー剤の選出
  • 前回のカラーリングからの期間の計算

といったことに時間やコストがかかってしまうこともあります。

また、美容院によっては髪の毛のリタッチを行っていないお店もあります。美容院でリタッチをして貰うときは、あらかじめ事前に電話などでリタッチについての相談をしておくのが無難です。

リタッチ以外でプリン状態を直す方法・プリンのごまかし方

プリン状態の髪の毛を直すにはリタッチが最もオーソドックスな方法ですが、もちろんそれ以外にもプリンを目立たなくさせる方法はあります。

ここでは、リタッチ以外でプリン状態の髪の毛を直す・ごまかす方法についてご紹介します。

ヘアアレンジでごまかす

いくら髪の毛がプリン状態になってしまっていても、セルフでリタッチをする時間や美容院に予約を入れる手間が惜しまれるときってありますよね。

そういった場合の応急処置として、ヘアアレンジでごまかす方法があります!アレンジ次第では髪の毛の生え際が見えにくくなるため、プリン状態を上手くごまかすことができるのです。

プリン状態をごまかすためにおすすめなヘアアレンジ方法は次の通りです。

髪の毛の分け目をふんわりとさせる
普通につむじからまっすぐ髪の毛を下した状態だと、髪の生え際がよく見えるためプリン状態が目立ちやすくなります。特に左右でジグザグに分け目をつくると、髪の生え際が目立ちにくくなっておすすめですよ!

ワックスやヘアスプレー、アイロンなどを使って分け目を立ち上げふんわりとさせることで、生え際が見えにくくなってプリンをごまかすことができます。

編み込みヘアで隠す
編み込みをつくって髪の毛の生え際を隠すのもおすすめの方法です。頭の形に沿ってカチューシャのように編みこめば、よりプリン状態をごまかすことができますよ。編み込みを作ったら、髪の毛を軽く引っ張ってふんわりさせておきましょう。
前髪をポンパドールにする
前髪を上げて明るい印象になるポンパドールは、プリン状態をごまかす手段としても魅力的です。コテやワックスを使ってあらかじめふんわりとボリュームを作った前髪を後ろに上げることで、頭頂部のプリン状態を隠すことができます。
お団子ヘア
プリン状態の気になる頭頂部のあたりでボリュームのあるお団子をつくる方法です。シュシュなどのヘアアクセサリーを使うことで更に違和感なくプリン状態を隠すことができます。

お団子をはなるべく高めの位置につくることで、人の目がお団子に集まりやすいためプリンが目立ちませんよ。髪の毛を少し引っ張ったり逆毛立てたりしてボリュームを増しておきましょう。

ヘアバンド・ターバンを使う
ヘアバンドやターバンを使ってプリン状態の頭頂部を隠す方法です。幅が広目のものを選んで髪の毛の生え際を隠してしまいましょう。

素材や柄・色などの違うものをそれぞれ持っておけば、その日のファッションや流行に合わせたオシャレも同時に楽しめますよ!

帽子を被る
最も手っ取り早い方法。帽子を被れば頭頂部を隠すことができます。特別髪をアレンジする必要もありませんし、被るだけですから時間も手間もかかりません。

ただし屋内などの帽子を取る必要のある場所で使える方法ではありません。その日の予定に合わせて臨機応変に使いましょう。

グラデーションカラーに染める

最近流行りのカラーリング方法の中に「グラデーションカラー」というものがあります。

グラデーションカラーでは、髪の毛の根元から毛先に向かって明るい色を乗せていきます。髪の毛の根元が暗いことが前提にあるヘアスタイルですから、プリン状態の心配が要らないのが魅力です!

カラーリングしていた髪の毛がプリン状態になったら、いっそリタッチをせずにそのままグラデーションカラーに染めるのも一つの手ですよ。毛先をちょっと染めるだけですから、髪の毛が傷むリスクも減ります。

また、どれだけ髪が伸びても毛先を切らない限りはカラーが落ちないため頻繁に美容院に通う必要もなくなります。

根元が黒髪の状態からスタートする場合のグラデーションカラーでおすすめな毛先の色は次の通りです。

  • アッシュ(グレー)
  • ブラウン
  • ゴールド

グラデーションカラーは美容院でお願いしても良いですし、もちろんセルフで染めることもできます。セルフで染める場合は、毛先のみにヘアカラーやブリーチを使う方法がオーソドックスです。

しかしグラデーションカラーは綺麗に色の段が整わないと見た目が悪くなってしまいます。グラデーション初心者さんは美容院で施術をお願いするのが無難ですよ。

全体染め(フルカラー)は髪を傷めやすいため頻繁に行わない

髪の毛がプリン状態になったとき、毎回全染めをする方法もありますよね。ですがあまりに高い頻度で髪の全染めを繰り返すことはおすすめできません。

ヘアカラーのカラー剤は髪の毛にダメージを与える存在です。ヘアカラーを使っていると、頭皮や髪の毛自体を傷めて次のようなトラブルを起こします。

  • 頭皮にフケや炎症などのトラブルが起きる
  • 髪の毛に白髪が増える
  • 髪の毛が細くなり、脆くなる

ヘアアレンジを楽しみたいおしゃれな女性にとっては死活問題ですよね!

プリン状態の髪の毛が気になる気持ちはわかりますが、全体染めをするなら3か月に1度、リタッチをするなら1~2か月に1度くらいの頻度が髪に負担を掛けない理想になります。

もちろん美容院によっては髪に負担をかけない薬剤を扱っていたり、カラーリングをする本人の髪質や健康状態によってはカラーリングの期間はもっと長くなったり短くなったりしてもOK。

プリンになった後のケアはセルフでも美容院でも構いませんが、全体をカラーリングすることの多い人は一度は美容院で自分の髪質やリタッチの頻度について相談しておくと安心ですよ。

自分の髪の健康状態を意識しながらプリン状態を抜け出そう

カラーリングされたヘアスタイルは一気に垢抜けて見えますよね!しかし、せっかく綺麗に仕上がったヘアーでもプリン状態になってしまえば途端にダサくなって見栄えがしなくなります…。

プリン状態の髪の毛はセルフでも十分直すことができますが、仕上がりに不安があったり自分の腕に自信のない人は無理をせず美容院に行きましょう。

また、プリン状態はヘアアレンジや小物などでごまかすこともできます。頻繁なカラーリングによる髪の毛へのダメージが気になる人や、美容院に行く時間のない人はアレンジで時間を稼ぐのもアリです!

すぐに直したくなる髪の毛のプリン状態ですが、元の髪の毛が傷んでしまっては元も子もありません。

自分の髪の毛と相談しながらプリン状態への対処を考えてみてください。

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ライター:箸屋

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