大股歩きのダイエット効果とやり方。普通の歩き方より効果的!
Date:2018.01.30
普通に歩くより、少し歩幅を広くして歩く大股歩き。そんなお手軽な大股歩きのダイエット効果はご存知でしょうか?もし、知らないならもったいない!
今のうちに大股歩きで得られる嬉しいダイエット効果をチェックしてみましょう。難しいとされている部分痩せや、骨盤の矯正など、女性がさらに美しくなる効果がたっぷり詰まっています。
今回は、大股歩きのダイエット効果と正しい大股歩きの方法を徹底解説します。大股歩きの魅力を知ったら、きっと明日から歩幅が広くなっているはずです。
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ただ痩せるだけじゃない!美しく痩せる大股歩きのダイエット効果
大股歩きがダイエットに効果的だと言われている理由は、普通の歩き方よりも全身の筋肉を効果的に動かすことで効率的に脂肪燃焼ができるから。
さらに、痩せやすい体作りに欠かせない骨盤を鍛えることができるのが、大股歩きの魅力です。
詳しく知れば知るほど、大股歩きを実践したくなる大股歩きの嬉しいダイエット効果をご紹介していきます。
有酸素運動で全身の脂肪燃焼
大股歩きの大きなメリットは、脂肪燃焼効果があること。では、大股歩きと普通歩きで実際どのくらい消費カロリーに違いがあるのでしょう。
ウォーキングを意識せず、ただぶらぶら歩くのと、大股を意識して歩く大股歩き、少し早めの大股歩きではそれぞれ消費カロリーが違ってきます。
歩き方別に、
- ぶらぶら歩き(時速3km)
- 普通歩き(時速4.5km)
- 大股歩き(時速6km)
- 大股早歩き(時速7km)
の消費カロリーを比べてみましょう。
1分間の消費カロリー | 300kcal消費する時間 | |
---|---|---|
ぶらぶら歩き | 2.6kcal | 116分 |
普通歩き | 3.2kcal | 95分 |
大股歩き | 3.7kcal | 81分 |
大股早歩き | 5.6kcal | 54分 |
せっかく歩くのなら、大股でさっさと歩いたほうが効率的にカロリー消費でき、脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。
大股歩きのカロリー消費が大きい理由は、体全体の筋肉を効果的に動かすことができるため。
特に、体の中でも特に大きな筋肉、ハムストリング(太ももの裏側の筋肉)は大股歩きをすることでしっかり刺激されます。この筋肉を動かして歩くことで消費カロリーが大きくなり、全身の脂肪燃焼効果も期待できます。
骨盤矯正で女性の悩みも解消
正しい大股歩きをするには、骨盤を意識して歩くことが必要です。大股歩きを習慣化すると、自然と骨盤矯正効果も現れてきます。
骨盤を意識して大股歩きをすると、
- 骨盤の歪みや広がりを矯正
- 猫背や巻き肩など姿勢の改善
- 骨盤周りのインナーマッスルを刺激し、腰回りやお腹周りの引き締め
- 脚が長く、スタイルアップして見える
といった嬉しい効果揃い。
骨盤は姿勢を支える体の基盤になっている部分。この骨盤を意識して歩くことで、姿勢を改善することができます。
骨盤をしっかり正しい位置に立てて歩く癖をつければ、姿勢を保つ働きのある骨盤周辺の腸骨筋(ちょうこつきん)や腸腰筋(ちょうようきん)など、インナーマッスルが刺激されます。
骨盤周辺のインナーマッスルを鍛え、骨盤を矯正することで、
- 便秘解消
- 生理痛緩和
- 下半身が痩せやすくなる
- O脚・X脚の改善
などの嬉しい効果もあります。
インナーマッスルが鍛えられることで、腰回りが引き締まるだけなく、体のラインがきれいに整い、脚も長く見えるようになるため、スタイルがぐんとよくなります。
気になるむくみの解消
むくみは、女性の悩みで多い症状のひとつ。
むくみの主な原因には、
- 塩分の摂り過ぎ
- 立ち仕事、またはデスクワーク
- 運動不足
- 冷え
などがあります。
ふくらはぎを日常的にしっかり動かすことで、血液循環が良くなり、特に脚のむくみの解消に効果を発揮します。
引き締まった美しい美脚に
大股歩きは、難しいと言われている脚痩せにも効果を発揮してくれます。
大股歩きをすることで、
- 太ももの前側と後ろ側を同時に引き締める
- ふくらはぎをすっきりさせる
- 脚全体のむくみの解消
が期待できます。
腰を反らせるように立つ姿勢が身についてしまっていると、前ももの張りが目立ってしまいます。大股歩きで骨盤が正しい位置に矯正され、姿勢が改善するとこの太ももの悩みも解消されていきます。
また、大股歩きでハムストリングが鍛えられると、太ももの裏側の脂肪がなくなり筋肉が引き締まってくるので、全体的にすっきりとした太ももを手に入れることができます。
脚全体の筋肉をまんべんなく使うことで、質の良い有酸素運動になり、ふくらはぎの余分な脂肪やむくみも取れていきます。
ヒップアップ効果で美尻に
ヒップの位置は、年齢を重ねるにつれ、筋力不足で重力に引っ張られるように下がっていく部分。大股歩きを習慣化すれば、1年で3cmのヒップアップも夢ではありません。
なにより、歩くときに意識して大股歩きをするだけでヒップアップ効果が見込めるというのもお手軽で魅力的ですよね。
正しい歩幅&フォームが重要!大股歩きの正しいやり方
大股歩きの嬉しいダイエット効果を知ったら、今すぐに実践したくなっていただけたのではないでしょうか?
でも、少し待ってください。ただ大股で早歩きをすればいいと考えるのは危険です。
大股歩きは間違った方法でしてしまうと、むしろ逆効果。腰痛や怪我、スタイルを崩す原因もなりかねません。大股歩きの正しい方法を確認していきましょう。
身長によって違う適正な歩幅
大股歩きでまず重要なのは、歩幅です。ただ、大股で歩けばいいというものではありません。運動の効果が高い歩幅の目安は身長の45~50%の広さだとされています。
だいたいの身長別に、目安となる歩幅をまとめると以下の表のようになります。
身長 | 歩幅(小数点以下切り捨て) |
---|---|
150cm | 67~75cm |
155cm | 69~77cm |
160cm | 72~80cm |
165cm | 74~82cm |
170cm | 76~85cm |
おおよその歩幅が分かったら、家などで自分の歩幅と大股歩きをする場合の歩幅をメジャーで計ってみましょう。
理想の歩幅になるように、家の中で歩いて足が歩幅を覚えたら外でのウォーキングや通勤のときに、その歩幅を思い出しながら歩くといいですよ。
目安の歩幅で歩いて足に違和感が出た場合は、無理のない範囲で少しずつ歩幅の目標に近づけるよう、まずは狭めの歩幅から行ってください。
正しい歩き方のフォーム
歩幅を覚えたら、次にフォームを確認しましょう。
まず、歩き出す前に普段の姿勢を確認しましょう。自分の立ち姿勢が正しいかどうか調べるには、壁を背にして真っ直ぐ立ってチェックすることができます。
歩き出す前に姿勢を良くするためのポイントは、
- 視線を前方にする
- 頭を空から真っ直ぐに吊り上げられている気持ちで背筋を伸ばす
- 腹筋に力を入れる
の3つ。
腹筋に力を入れるのは意外と重要なポイント。おへその下にある「丹田(たんでん)」を意識すると、自然と腹筋に力が入ります。
大股歩きで実際に歩いているときの足の動きは、
- かかと付近から着地する
- 着地した足のかかとからつま先へ重心を移動させる
- つま先に重心を移動したら、地面を踏み込む
の繰り返しです。骨盤から脚を振り出すように歩きましょう。
大股歩きの注意ポイント
大股歩きをしているときに気をつけるべきポイントは、
- かかとから着地することを意識しすぎない
- 肘を曲げ、後ろ方向に軽く振る
- 足の指すべてを使うように踏み込む
- 太ももの前側など、体に力が入っていないか確認する
の4つ。
腕をやみくもに大きく前後にぶんぶんと振って歩いても、あまり脂肪燃焼効果は期待できません。腕は前に振り上げすぎず、背中の肩甲骨を寄せるように意識して後ろに軽く振り上げることを意識しましょう。
また、かかとから地面に着地するのが正しいフォームだと言われることが多いですが、かかとから着地しようと意識しすぎると、変に力が入ってかかとに強めの衝撃を足に与えることになります。
正しいフォームで歩けば、自然とかかと付近から着地するはず。着地するときにかかとを最初に地面に接するよう意識するよりも、姿勢や腕の振り方、足の踏み出し方を意識して歩くようにしましょう。
また、太ももの前側に力が入っていたら要注意。太ももの前の筋肉が張り出してしまうかもしれません。太ももの前側に力が入っているのなら、間違ったフォームで歩いているサイン。重心を意識して、お腹の中心に力を入れるようにして歩くと改善できます。
注意ポイントが多くあるように感じるかもしれませんが、体で覚えてしまえばとても自然に正しい歩き方できるので、最初だけ意識するようにしてみましょう。
嬉しい効果盛りだくさんの大股歩きで理想のボディを手に入れよう
より効果的なダイエット効果を狙うのであれば、スニーカーや歩きやすいウォーキング用シューズでの大股ウォーキングもおすすめですが、通勤や普段の生活で大股歩きを取り入れるだけでも、ダイエット効果は十分期待できます。
ジム通いが続かない方や、忙しくて運動する時間を確保できない方の強いダイエットの味方、「大股歩き」を習慣にして痩せ癖をつけましょう!
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