
気になる人にLINEを送ったものの、返信はおろか一向に既読が付かない…。
という経験がある方も多いようです。
このような「未読スルー」の状態は、相手が自分に対して全く脈なしで興味を示してくれていないことが原因だと思われがちですが、実は他の要因も考えられます。
特にメッセージを受け取って読む側の気持ちを考えずにメッセージを送ってしまっていると、相手にとって「読みたくない・返事をしにくい」メッセージとなってしまい、結果として未読スルーされてしまっている可能性もあるのです。
このような状況は相手が自分に興味を持ってくれていたとしても十分に起こり得ます。
今回は「LINEで未読スルーされてしまっている時に考えられる原因や可能性」についてご紹介していきます。
未読スルーに考えられる原因(1):やむを得ない事情がある
「未読スルー」という状況に対して、マイナスイメージを受けてしまうことも多いですが、忘れてはいけないのは「止むを得ない状況により返信ができなかった」という可能性です。
まずは未読スルーされたかも?と思った際に考慮しておきたい相手の状況について見ていきましょう。
本当に忙しい
本当に仕事が忙しい時、プライベートでのLINEへの返信はおろか、LINEを見ることすらもままならなくなってしまうことは非常によくあります。
特に男性は女性よりもマルチタスクが苦手とされているので、何か一つのことに注力すると、それ以外の物事への注意が向きにくくなりやすいです。
このような状況の際に追い打ちをかけるように何度もLINEを送ってしまうと、相手にとってストレスになってしまうことも多いため注意しましょう。
スマホの不調
スマホにトラブルが起こってしまった場合、「返事をしたくてもできない」という可能性も考えられます。
特に、さっきまで普通にやり取りをしていたのに急に返事が来なくなったといった場合には、スマホのトラブルが原因である場合も多いです。
このような場合にはトラブルが解消されるまで、トラブルがあったことを伝えることすらも難しくなってしまうこともあるため、悲観的にならずに相手からの連絡を待ってみましょう。
体調不良
急な体調不調の際などにもLINEの返信が鈍ってしまうことがあります。このような場合にも、そもそもスマホを見る気力がなくなってしまったり返したくても返せなかったりといった状況になりやすいです。
もし連絡が付いた際に相手が体調不良であったことが分かったら、返信が遅れたことを責めるのではなく相手の体調を労わる気持ちを忘れないようにしましょう。
未読スルーに考えられる原因(2):悪気はないけどついうっかり
未読スルーは、「悪気はなかったけど、ついうっかり忘れてしまった」という状況でも起こり得ます。
見極めることは難しいものですが、もしこのような場合で未読スルーされてしまった場合、相手に悪気があったわけではないため広い心を持って見逃がしてあげたいものですね。
そもそも携帯を見る習慣がない
そもそも携帯電話を見る習慣がない人である場合、自然と返信のタイミングも遅くなってしまいがちです。
中には日頃から通知をオフにしている方や近くに携帯を置いていない方も多くいます。お相手がこのように積極的に携帯電話を使用するタイプではないことが分かっているのであれば、多少の返信遅れは大目に見てあげた方がよいでしょう。
後で返信をしようと思っていた
メッセージ通知は確認したものの後で確認しようと思ってそのまま忘れてしまったり、手が離せない時に放置してしまったりといった場合もよくあります。
誰にでも忘れてしまうことはあるので、相手がこのような理由で謝ってくれた場合にはフォローしてあげたいものです。
会話が自己完結してしまった
LINEを送った側としては返事が欲しい内容でも、相手から見ると会話が終了したと受け取ってしまうこともあります。このような場合、通知などだけ見て放置してしまうことも多いのです。
積極的に会話を続けていきたい場合であれば、相手の迷惑にならない範囲で質問をしてみたり相手が興味を持ちそうな話題を振ってみたりなど、相手が返信をしやすい内容で話しかけることを意識してみましょう。
未読スルーに考えられる原因(3):相手や会話に興味がない
そもそも自分に対して興味を持ってもらえていない場合や、会話の内容が相手にとってつまらない時などは、意図的に未読スルーされてしまうこともあります。
このような状況で片思いの関係性の場合は恋愛に発展させることが難しかったり、すでにお付き合いをしている場合には現状に不満を抱きやすくなったりしやすいです。
今後の関係性を考える上でも、LINEの返信にかかる時間や相手の返答などを考慮してみましょう。
なんと返したらよいか分からない
いわゆる「俺日記・俺通信」のような、日記のように今日の出来事などを報告するだけのLINEは返信に困ってしまう内容No.1です。
また、相手の知らない人が多く登場する内容(仕事の愚痴や友人と遊んだこと)なども、相手が興味を持ちにくく返信にも困ってしまいます。
今日の出来事についてLINEを送るとしても、
「今日は同期とランチに行ったんだけど、となりに新しいフレンチのお店ができてたの!よかったら今度一緒に行ってみない??」
といったように、相手へのお誘いなどにつなげることで、相手からの返事をもらいやすい内容に昇華することができます。
相手・内容に興味がない
そもそも自分自身に興味を持ってもらうことができていない場合、会話内容に対しても相手の興味は薄れてしまいます。
このような場合には、むやみやたらにLINEが送られてくること自体が相手のストレスになってしまい、余計に距離を遠ざけてしまうこともあるんです。
まだ相手との距離が十分に縮まっていない場合には、まずは自分に興味を持ってもらうためにも、相手の興味関心に関連する話題でLINEを送るなどの工夫をしてみましょう。
面倒くさい・諦めてほしい
相手が自分に対して良い印象を持ってくれていない場合にも未読スルーされることが多いです。
未読スルー以外にも、
- 返事が来てもそっけない
- 相手からは全く連絡が来ない
などの様子が見られたら要注意と言えます。
また、このような状況から恋愛に発展させることはかなり難しくもあるので、早めに諦めて次の人を探すなどした方が、自分にとっても相手にとっても余計なストレスを抱えずに済ませられます。
1か月後に返信が来ることも…!未読スルーの期間と理由の関係
未読スルーをどの程度の期間まで許容するか、というボーダーラインは人によって大きく異なります。
LINEを送った側と受け取る側で許容できる期間の差が開いていると、不安感が募ってしまったり返事を催促されてストレスが溜まったりと、お互い良いことがありません。
そこで、一般的に未読スルーがどの程度の期間まで許容されることが多いのかをチェックしてみましょう!
1~3日程度は気にせず待ってOK
1~3日間程度の未読スルーであれば、さほど気にしない人の方が多いです。この程度の期間であれば、体調不良や機器のトラブルの可能性なども大いに考えられます。
いつもはすぐに返事をくれるのに、今回は2日間未読スルー
といった場合にも、何らかの事情により、返信が遅れてしまっている可能性が高いです。
しかし習慣的にスマホを使用しているはずの相手からの返信が、必ずと言っていいほど3日程度たってからしか来ないのであれば、脈なしと判断した方が賢明でしょう。
1~2週間は見極めが必要
仕事がかなり忙しい時期などは、返信が1~2週間程度遅れてしまうこともあります。スマホでLINEをチェックする時間はあっても、疲れていて返信をする気分になれなかったり忘れてしまったりするためです。
見極めることは難しいものですが、
- 相手の返信のトーン
- 相手のメッセージからやり取りが始まることはあるか
- 相手の仕事などの状況
など複数の観点からみて、相手が自分に興味を持ってくれているかどうか判断するようにしましょう。
1か月なら高確率で脈なし
1か月やそれ以上に期間未読スルー状態であるならば、ほぼ確実に脈なしです。また、アカウント自体をブロックされてしまっている可能性もあります。
このような場合には、無理に引き下がろうとせずに気が付いた時点で諦めて、他の相手を探した方が無難です。
未読スルーへの対処方法、返信を求める理由で使い分けよう
次は「未読スルーが続いているけど返信が欲しい!」という場合の対処方法についてチェックしていきましょう。
返事が欲しい時には、その緊急度の高さによって対応の仕方を変えることがポイントです。
必ず返信が欲しい要件なら追いLINE
重要度が高く早いうちに確実に返事が欲しい場合には、返信を催促する追いLINEを送ってみましょう。
相手が返信することを忘れてしまっている場合、この追いLINEによって思い出すことも多いです。急を要する場合には、変に臆せずきちんと催促をすることも必要となります。
距離を縮めたいなら様子見も必要
特に必ず返事が必要なわけではないけど、相手との会話を楽しみたい、距離を縮めたいといった場合には、堂々と返事を催促すると相手へのプレッシャーとなってしまうこともあります。
このような場合には、可愛らしいスタンプなどで軽めに「返事が欲しいアピール」をすることがおすすめです。
スタンプを使用することで雰囲気が和らいだり、そこから会話が発展したりすることもあります。
「日記系」は要注意!未読スルーされやすいLINEの特徴
未読スルーされやすいLINEにはいくつかの特徴があります。自分ではそんなつもりはなくても、送られた側からすると、非常に返答に困る内容であるため、返事をする気が失せてしまうのです。
最後に、未読スルーされやすいLINEの特徴についてもチェックしていきましょう!
日記のような返答に困る内容
話が自己完結してしまっている日記のような内容のLINEは、返答に困る代表的な内容です。
送られた側としては、「へー、そうなんだ」としか返しようがありませんし、特に興味のない相手や内容であればなおさらです。
自分に興味を持ってもらいたい場合には、自分のことばかりを話そうとするのではなく、相手の興味関心に関連する内容で話しかけた方がやり取りも続きやすくなります。
長文で読む気が失せる
画面を埋め尽くしてしまうような長文メッセージが届くと、返信をする気はおろかメッセージをしっかりと読もうという気持ちまで失せてしまいかねません。
さらに内容も先ほど紹介したような、あまり関心のない事柄や日記のような内容とくれば、「面倒なLINEを送ってくる人」して認識されてしまう可能性も高いんです。
相手に自分のことを知ってほしいという気持ちのあまり、長文でたくさんの情報を伝えたくなる気持ちもありますが、読む相手の気持ちも考えてぱっと見で読みやすい分量でメッセージを送るようにしましょう。
ネガティブすぎる内容
LINEの内容が日頃の愚痴や不満のようなネガティブな内容に偏ってしまっていると、メッセージを受け取る相手にとっても重荷になりやすいです。
このようなネガティブな内容は、送られてきてもあまり気持ちの良いものではありませんし、返答も少し悩んでしまいます。
たまには日ごろの愚痴を聞いてほしい時ももちろんありますが、頻度や言い回しなどを工夫して、話を聞いてくれる相手への配慮を忘れないようにしましょう。
未読スルーは気にしすぎない!相手の状況や気持ちも考えよう
今回は「LINEで未読スルーされてしまっている時に考えられる原因や可能性」などについてご紹介してきました。
LINEで未読スルーされてしまっている場合、おおよそは相手に止むを得ない事情があるか、意図的にスルーしているかの2パターンが考えられます。
後者の場合には特に送り手の配慮不足が原因となって未読スルーされてしまっていることも多いので、メッセージを読む相手のことを考えて、「読みやすく返しやすい」メッセージを送るように心がけていきましょう!