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私って友達が少ないかも…悩む前に知ってほしい5つのメリットとは

Date:2018.11.07

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私って友達が少ないかも…悩む前に知ってほしい5つのメリットとは|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/tomodachikotu9758/

友達が少ないことに悩む社会人は、驚くほど多いものです。

「社会に出て働き始めたら、急に友達ができにくくなった」と首をかしげる経験は、ほとんどの人がしているのではないでしょうか。

周りの人は自分より友達がたくさんいるように見える。なんだか楽しそうで羨ましい。それに比べて自分は……。と、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

でも「友達が少ないこと」は、本当に悪いことなのでしょうか?

友達が少ないからこそ得られるメリットも、じつはたくさんあります。

今回は「友達が少ない」と悩んでいる方のために、モヤモヤを抜け出してスッキリ過ごせる考え方を見ていきましょう。


【1】社会人になると友達が減るのはどうして?

社会人になると多くの人は「友達が減った気がするなあ」と感じます。

これは生活環境の変化による、ある意味「自然な現象」です。

「対等な同年代」との出会いが多い学生時代

小学校から高校までは、同年代のクラスメイトに囲まれる毎日が続きます。数十人のクラスメイトの中には気の合う人もいるでしょう。

勉強クラブ活動に……と頑張っているうちに、自然と何人かのグループができ、その中から友達と呼べる相手も生まれます。

大学や専門学校では毎日一緒に過ごすクラスメイトがいるとは限りませんが、ゼミサークル活動ではやはりさまざまな人との出会いがあります。

ゼミやサークルが一緒であれば、共通の話題もありますし、興味ある分野が同じである場合も多いでしょう。高校と比べれば出会う人の年齢層は幅広くなりますが、同じ学生の立場から気軽に友情を育むことができます。

ところが、社会人になると一気に環境が変わります。

社会人になると友達が減る「3つの理由」

就職して社会人になると、まず同年代との出会いがぐっと減ります。

学生のときとは異なり、一度に何十人、何百人もの同年代と朝から夕方まで同じ環境で集団行動をする機会はなくなります。

職種によっては、出会いの数そのものはむしろ増えるかもしれません。でも仕事での出会いにはどうしても利害関係と上下関係が生まれます。

学生同士とは異なり、お互いが同じ立場で対等に話せる相手というのは、職場にはほとんど存在しません。

同僚や上司とプライベートで親しく付き合うほど仲良くなれるのは、どちらかと言えば珍しいパターンです。

もう一つ、働き始めると単純に自分の自由になる時間が減ります。

忙しい毎日の中、仕事以外の時間は自分の心身のメンテナンスで精一杯と感じている方も多いでしょう。

職場に話の合いそうな同僚がいたとしても、仕事が終わった後まで付き合う気にはなれないと感じることもありますよね。

また仕事で忙しくしていると、学生時代の友達と会う機会もだんだん減っていきます。

  • 対等な立場の人の出会いがない
  • 忙しくて自由な時間がとれない
  • 学生時代の友達と会う機会が減っていく

このようにさまざまな要因が重なって、友達と呼べる人との出会いも、友達と過ごす時間も、自然と減っていきます。

「社会人になってから友達が減ったなあ」と感じるのは、誰にでも起こりうる現象なのです。

【2】あなたは本当に「友達が少ない人」なのでしょうか?

社会人になれば誰しも友達の数が自然と減るものです。

でも「自分は、人よりも友達が少ないのではないか?」と感じ、悩んでいる人は、日本・海外を問わず意外と多いようです。

カナダの大学で1年生を対象に行われたとある調査によると、「自分は周囲よりも友達が少ない」と感じている人の割合は約48%にものぼりました。

大学生でこの割合ならば、社会人ではさらに多くの方がそう感じているのではないでしょうか。

SNSマジックに惑わされていませんか?

とくに現代は、周りの人の交友関係がSNSを通して自然と目に入る時代です。

FacebookやTwitterのタイムラインには、いつも華やかな日常イベントの様子が溢れています。

「昨日は○○さんとバーベキュー!」「明日は△△さんとフェス♪」なんていう投稿を連日している人を見ると、なんてアクティブなんだろうと尊敬するとともに、それに比べて自分は……なんて落ち込んでしまいがちです。

でもSNSで垣間見ることができるのは、誰かの生活のごく一部、氷山の一番上の一角だということを忘れてはいけません。

SNSで見る他人の生活は、自分よりも良いものに見えてしまいがちです。

それはなぜかと言えば、あえてSNSに投稿されるのは、特別楽しかった出来事や、人が羨むような充実した出来事がほとんどだからです。

生活の中の素敵な面だけが抽出されている状態、と思えば納得できるでしょう。

しょっちゅう派手に友達と会っているように見える人も、冷静にカウントしてみれば「あれ、週に1〜2回の割合だな」と気づくかもしれません。

じつは自分とそう大きくは変わらなかった、と安心できることもあるでしょう。

SNSやインターネットを通して人の生活の良い面ばかりを見ていると、自分が実際よりも劣っているような気持ちになって劣等感を抱いてしまう傾向があります。

SNSマジックによる自分視点の思い込みに惑わされないよう心がけましょう。

【3】案外平気かも?「友達が少なくて困ること」

「いや、SNSマジックを差し引いたとしても、自分はやっぱり友達が少ないようだ」と感じるかもしれません。でも落ち込む前に、ちょっと考えてみてください。

そもそも「友達が少ないこと」って、そんなに困ることなのでしょうか?

今まで自分が「友達が少ないから困ったな」と感じた機会があれば、それを書き出してみてください。たとえば、次のようなシーンが考えられますね。

  • 気になるお店があっても、一人では入りづらい
  • 休日にすることがなく、つまらない
  • 繁華街などで周囲が楽しそうにしているとき、寂しさを感じやすい
  • 悩みがあるとき、相談できない
  • 楽しいことがあったとき、共有できない

他にも、人によってさまざまな「困った」を経験してきたかもしれません。思いつく限りのことを一度書き出してみてください。

困った経験を書き出すことができたら、今度はそれを眺めながら「どう対処したんだっけ?」と思い出してみましょう。

「まあ、どうにか一人で乗り切ったな」と思えることもあれば、「少ないとはいえ、本当に困ったときには相談できる友達もいたな」とハッとすることもあるでしょう。

またそれぞれのシーンについて、「思い切ってひとりでも楽しめたとしたら……!?」と、発想を転換してみましょう。

たとえば「気になるお店に入りづらい」という悩みですが、最近では「おひとりさま」を歓迎するムードが徐々に浸透しつつあります。

もしかしたらほんの少し勇気を出すだけで、行動の幅はぐんと広がるかもしれません。

「自分は友達が少ない」と悩んでいるときには、すべてがうまくいっていないような気分になってしまいます。でもこうして振り返ってみれば、案外自分にとってはちょうどいい「おひとりさまペース」を保てているケースも多いかもしれません。

それでもやっぱり、「もう少し友達が増えた方が人生楽しそう」と感じたならば、思いきって新しい趣味のコミュニティに飛び込んでみたり、興味のあるセミナーや読書会に参加してみるなどして、職場とは別の居場所をつくってみてください。

仕事が絡むと、対等な会話はできません。でも仕事以外のコミュニティの中では、より自分らしく自然な形で会話に参加できます。

上下関係も利害関係もない場所で、幅広い立場の人と対等な交流を持つ経験は、自分にとっても新鮮な経験になるでしょう。

【4】意外とたくさん!「友達が少ないことのメリット」

「友達が少ない」ということは、決して悪いことばかりではありません。

友達が少ないからこそ得られるメリットも、じつは意外とたくさんあります。

たとえば、次のようなメリットです。

メリット1「本音で生きることができる」

たくさんの相手に嫌われないよう気を遣ったり、グループのみんなが仲良くできるよう無理して「いい人」を演じたり……そうした生き方は、想像するだけで大変です。

友達が少ないということは、こうした立ち回りの苦労が少なくてすむということです。

一人でいるときは、他人から求められるキャラクターを演じる必要もありません。本音で生きるのは自分を偽るよりもずっと気持ちが楽ですし、自尊心を傷つけることもありません。

もしも本音で生きているあなたに心から共感し、あなたの生き方に好意を持ってくれる人が現れたなら、その人は一生の友と呼べる存在になるでしょう。

自分らしく生きられ、自分らしさを認めてくれる友達と出会えたならば、友達の数なんて些細なことだと思えるはずです。

メリット2「自分のペースで生きられる」

もっと具体的なところで言うと、一人で過ごす時間が多いと自分のペースをキープできます。

  • 休日の朝は起きたい時間に起きられる
  • 夜も自分の決めた時間に家にいられる
  • 外食するとき食べたいものが食べられる
  • 食べるペースも自分のペースで決められる
  • 旅行も好きなところに出かけ、好きなものだけ見られる
  • 付き合いでお金を使うことがないので、貯金も自分のペースでできる

生活全体を自分のペースで回すことができるのは、友達付き合いが少ない人ならではのメリットです。

メリット3「一人の時間を楽しめる」

旅行でも買い物でもそうですが、友達と一緒に出かけるときはお互いの予定をすり合わせ、日程を合わせる必要が出てきます。

同行する人数が増えれば増えるほど、スケジュールを合わせるのも連絡を取り合うのも大変な作業になりますよね。

でも自分一人なら、行きたいと思ったときにどこへでも行けます。やりたいと思ったことはすぐ行動に移せます。

いたい場所に好きなだけいても誰も文句を言いませんし、事前のやりとりも待ち合わせも要りません。

ただ「家にいる」というだけでも、一人の時間を楽しむことはできます。

とくに人の気持を敏感に感じることができるセンシティブな人や、さまざまなことを深く考える傾向のある内向的な人の場合、一人の時間を多めにとって充分にリラックスすることが必要不可欠です。

たくさんの友達と忙しく過ごす毎日は、反対に言えば一人の時間を削られる毎日でもあるのです。

メリット4「決断力を養える」

周囲にいつも人がいると、気をつけていてもつい頼りきりになってしまうこともあるでしょう。

なんでも聞いてくれる友達がそばにいれば、些細な悩み事でもすぐに相談してしまいたくなるでしょうし、分からないことは詳しい人に任せればいいやと丸投げしてする癖がついてしまうかもしれません。

でもそうした癖がついていると、いざ一人で行動するときにはかえって困ってしまいますよね。

一人で行動する機会が多いということは、自分でなんでも決める「決断力」がそれだけ深く養われるということです。

決断力は人生において非常に大切な力です。そしてそれを養う方法は、日常的に小さな決断を実際に積み重ねること以外にありません。

メリット5「友達ひとりひとりを大切にできる」

友達が少ないからこそ、ひとりひとりを丁寧に大切に扱うことだって、決して難しくありません。

100人との付き合いをそつなくこなすことよりも、たった1人の大切な人にたっぷり愛情を込めて接することの方が素敵だと思いませんか。

友達が少ないと、「誰かと遊ぶ機会」そのものが少なくなり、寂しく感じるときもあるかもしれません。

でも人間関係とは不思議なもので、たまに会うからこそ思いきり優しく接することができたりします。たまにしか会えないからこそ、よけいに「楽しい!」と感じられることだってあります。

こんなふうにあらためて考えてみると、友達が少ないからこそ生まれているメリットは、案外多いのかもしれません。

【まとめ】良き友がたった一人いれば、人生は充分楽しい!

友達が少ないことは、決して悪いことではありません。

ある調査では、ビジネスで世界的に成功した人の多くは友達が少ない、とも言われています。

一人で何でも決められる「決断力」や、一人の時間をポジティブにとらえることができる「孤独力」のある人は、偉大な仕事をなしとげる実力を養いやすいのかもしれません。

また別の研究では、「Facebookの友達の数が増えれば増えるほど、孤独感が増す」という結果も発表されています。

たくさんの人に囲まれることで、かえって自分の本音をさらけ出せなくなるのかもしれませんね。

一緒にいて心から安らぐことができ、お互いに良い影響を与え合うことができる。そんな友達が一人でもいるならば、友達の数なんて気にしなくても良いのではないでしょうか。

友達が多いことも悪いことではありませんが、少ないことも決して悪いことではありません。

たくさんの友達に囲まれる人生も良し、厳選した人間関係を大切に築いていくのもまた良しです。「人は人、自分は自分」と心得て、自信を持って生きていきましょう。

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ライター:コロボックル

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