若く見えるチークの色選びと入れ方。チークだけでも顔の印象が変わる!
Date:2017.08.07
人の顔の中でよく注目されている部位が目です。そして目に近い部位にある頬も、同じくらい注目されているのは知っていましたか?
頬のメイクを仕上げるチークは、色味の選び方や実際のメイクの仕方で随分と顔の印象が違って見えます。いつもと同じメイクでも、チークが一つ違うだけで見た目年齢が一気に若返るのです。
この記事では、若く見えるチークの選び方や入れ方についてご紹介していきます。10代、20代の頃とは違うチークの入れ方をマスターしてみてくださいね。
肌質に合わせた色味とタイプを。若く見せるチーク選び
チークで顔の印象を変えていくために、まずはチーク選びが重要なポイントになります。本人の肌色や与えたい印象、ベースメイクの色味に合わせてチークの色を変えていきましょう。
また、肌質に合わせたチークのタイプ選びも重要ですよ。
基本はナチュラルなピンク系
チークと言えば、基本はピンク系統の色ですね。他にもレッド系やオレンジ系などがありますが、ピンクが最も血色に近くナチュラルな雰囲気を出せるのです。
ピンク系のチークがあるだけで、ぽっと血色の良い明るい顔つきに見えるのです。
ただし、ピンク系のチークをつけてみて「少し浮いてるかも」と感じることがあれば、ナチュラル感を出すためにオレンジ系のチークを重ねてみても良いですね。
肌の色味に合わせたチークの色選び
「ピンク系のチーク」と言っても、様々な色味がありますよね。レッド色の強いピンクや、オレンジ色の強いピンク、ちょっと青みがかったピンクもあります。
チークの色としておすすめしたいのは
- イエローベースの「コーラルピンク」
- ブルーベースの「ローズピンク」
の2種類です。
肌の色に黄みのある人はコーラルピンクを、逆に青みのある人はローズピンクを選ぶと上手く肌に馴染みますよ。
よく勘違いされがちですが、「色が白ければブルーベース」というわけではありません。肌質の見定め方には、次のようなポイントがあります。チーク選びの際には、ぜひすっぴんの自分の顔を鏡でよく観察してみてくださいね。
- 肌の色が小麦色に近い
- 瞳や髪の色素が明るい、茶色に近い
- 唇の色が肌の色に近い
ブルーベースの似合う肌の色
- 肌の色が薄く、血管が透けて見える感じ
- 瞳や髪の色素が暗い、グレー感がある
- 唇の色が肌の色と浮いている
パール感があると透明感が増す
肌年齢を大きく左右する要素が「透明感」です。若い頃のお肌はうるおいがあってみずみずしく、パッと見たときに透明感があります。
が、歳を重ねるにつれてどうしてもお肌からはうるおいが消えていき、シミやくすみによって透明感が失われていってしまうのです…。
若々しい透明感を出すためには、パールの入ったチークを選ぶのがおすすめです。キラキラとした輝きがあることで、ただ血色が良いだけでなく光を反射して明るいイメージを持たせられるのです。
また、チークにパール感があることでお肌に立体感を出すこともできます。「ただ塗りたくっただけのメイク」というイメージを払拭して、ナチュラルなイメージに仕上げることができますよ。
上からラメなどの入ったフェイスパウダーを重ねるよりも、もとからパールの入ったチークを使った方がメイクをしやすいのでおすすめです。
肌質に合わせてパウダーとクリームを使い分ける
チーク選びに大切なのは、色味だけではありません。ファンデーションにも様々種類があるように、チークにだって
- パウダータイプ
- クリームタイプ
の2種類があります。
2つの大きな違いは付け心地。肌質とチークのタイプの組み合わせによっては、チークが上手く入らないこともあります。
チークが上手く入らないとメイクのクオリティも落ち、化粧が剥げかけて老けた印象になってしまいます。ベースメイクが上手くいっていてもチークが全てを台無しにしてしまうこともありますから、若く見せたいならチークはタイプにも注目して選んでください。
- パウダーチーク
- 細かい粒子を肌にのせていくタイプです。軽い質感で、見た目もナチュラルでふんわりとした印象になります。パール入りのものが多いのはパウダーチークですね。
オイリー肌のようにお肌がテカリやすい、メイクが崩れやすい人にはパウダーチークがおすすめです。
- クリームチーク
- 練ってお肌に伸ばしていくタイプのチークです。お肌に馴染みやすく、自然な発色が特徴的。元からの肌の色のように頬が上気して見えます。
ただしクリームタイプはしっとりとしているため、肌の皮脂が多くメイクの崩れやすい人には不向きです。乾燥肌の人におすすめですね。
暗くなりがちなベージュ系は避けて
チークの色は様々ありますが、中でもベージュ系は老けて見えやすいためあまりおすすめできません。
ベージュ系のチークは肌に陰りを見せ、大人っぽい印象を与えます。そのため「若く見せたい」と思っている人には逆効果になるのです。
若く見せるチークに欠かせないのは、「血色の良さ」と「透明感」です。ベージュ系のチークはこれらを見せるのに向いていませんから、できるだけ明るい色を選んでみてくださいね。
若さのポイント。頬の高さと透明感を意識したチークの入れ方
チークを選んだら、いよいよメイクに移っていきましょう。どんなに素敵な色を選んでも、入れ方次第では上手く若さを表現できません。
チークを入れる上で重要視したいポイントは、「頬の高さ」です。
実年齢よりもうんと若く見せるチークのポイントは次の通りです。
頬骨からスタートする
「頬紅」とも呼ばれるチークですから、多くの人がほっぺの位置にチークを入れていたのではないでしょうか?
ですが、頬は顔の中でも特に皮膚が下がりがちな部位です。そのため正直に頬の位置にチークを入れると、頬の位置が垂れ下がって見えることに…。
チークは頬骨の位置をスタート地点として入れることで、頬が持ち上がって若々しい印象を与えることができます。
「できるだけ上に入れる」のがポイントですね。またチークを入れるときは、なるべく無表情の状態で行ってください。
- 頬骨の位置にチークを入れる
- こめかみに向かって少し斜め上に伸ばす
- しずくのような形を目指す
というポイントを抑えてチークを入れてみてくださいね。
真ん丸にチークを入れてしまうと、「メイクしてます感」が強くなって不自然な印象を与えてしまいます。
チークの輪郭をぼかす
チークを入れたら、パウダーならブラシで、クリームなら指で輪郭をぼかしていきましょう。
チークの輪郭をぼかすことで、立体感が出るのと一緒にナチュラルなイメージに仕上げられます。
後からハイライトを入れやすくなるのも、輪郭をぼかすメリットですね。お肌の色とチークの色の境界がぼやければ、自然な血色の良さが出て透明感も演出できますよ。
チークの上部分にハイライトを入れる
ハイライトを入れることで、
- 立体感
- ツヤ感
- 透明感
といった若見えに欠かせないイメージを演出できます。
チークを入れてぼかした後は、チークの上半分の位置に合わせてハイライトを入れていってください。
特に涙袋や目の下、こめかみ部分のハイライトは効果的です。
チークは頬以外にも使える
頬の存在感を演出するチークですが、実は頬以外の部位に入れる方法もあります。チークは血色を良く見せるためのものですから、頬以外の部位にも使うことでより健康的な印象を与えることができますよ。
頬以外にチークを入れるおすすめの部位は
- 耳
- あご
の2か所です。耳に入れる場合は耳たぶのふちにちょこっと、あごに入れる場合は輪郭となる顎先にちょこっと、が理想的。
頬以外にチークを入れる場合は「言わないと気づかれない」くらいにうっすらと色をのせてください。頬にチークを入れた後、ブラシや指に少し残ったチークをささっと乗せるくらいでOKです。
加減を上手く見極めれば血色が良くなるだけでなく、顔の輪郭が引き締まって見た目を若く見せることができます。
ただし耳チークは頬と同化して目立ちやすいですから、慣れない人は顎チークだけでもOKですよ。
チークは美人の重要ポイント。頬メイクにも力を入れよう
小説や絵本では、美女を言い表すときに「バラ色の頬」なんて描写がよく使われていますよね。つまり頬は、美人の象徴とも言える存在。
チークの使い方をマスターすれば、誰だって若々しく綺麗な姿を手に入れられるのです。
アイメイクやリップメイクに力を入れがちな人は、ぜひ頬のメイクにも目を向けてみてください。チーク一つで見た目の印象が一気に変わりますよ。
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