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美と健康の味方わさびの効果効能!わさびのツーンが体に効く

Date:2016.02.10

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美と健康の味方わさびの効果効能!わさびのツーンが体に効く|女性の美学
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お刺身を食べるときやおそばの薬味として使うわさび。大量に使うと、鼻にツーンときて、涙が出てしまうこともありますね。

お刺身をおいしくしてくれるわさび。このわさびには、ポリフェノールよりも高い美容効果があるということをご存知でしょうか?

そうはいっても大量に食べると刺激が強すぎます。わさびを効果的に摂って、美しくなる方法を紹介しましょう。

わさびって野菜?わさびの成分や産地

野菜であるわさびが辛い理由は、すりおろしたときにわさびの細胞が壊れてからし油が出るからです。鼻にツーンとしみる辛み成分があるわさびは、飛鳥時代から薬用食材として重宝されており、わさび産地は静岡県や岩手県、島根県などが有名です。

栽培法によって畑わさびと沢わさびに分けられ、気になるわさびのカロリーは100ℊ当たり88kcal程度です。

100ℊ食べる方は少ないでしょうから、一度に食べる量を考えるとカロリーは低いと言えるでしょう。

赤ワインを飲むより美容にいい!わさびには美容効果が盛りだくさん!

わさびは、健康だけではなく美容効果も詰まった食材です。女性の美をサポートするわさびの効果についてご紹介しましょう。

高い抗酸化作用

わさびの美容効果として注目されているのは、抗酸化作用です。抗酸化作用といえば、赤ワインなどに含まれるポリフェノールが有名ですが、活性酸素を除去するポリフェノールよりも高い抗酸化作用があると言われています。

それがわさびに含まれるスルフィニルと言う成分です。スルフィニルは人間の細胞に備わっている抗酸化物質を活性化させる働きがあります。

スルニフィルは活性酸素に関係なく、抗酸化物質を分泌させるので、活性酸素が増えたときに、すぐに取り除くことができるのです。

スルニフィルの働きにより、体や肌の老化を防ぐことが可能なのです。

美肌効果や美白効果

前述のスルフィニルには、抗酸化作用があるので肌のシミやシワなど老化によって現れやすくなる肌トラブルの予防に繋がります。

また、スルニフィルには血液をサラサラにする効果もあると言われています。そのため、美肌に必要な栄養素をしっかりと細胞に送り届けることができ、新陳代謝が促されます。

ビタミンCも多く含まれるので、メラニン色素の生成を抑えてシミができるのを防ぎ、肌を白くしてくれる働きもあります。

尚、わさびに含まれるスルフィニルは日本の本わさびにしか含まれていないので購入する際にはよく確認することをお勧めします。

デトックス効果

日々の食事によって体内には毒素が溜まりやすくなるのですが、わさびに含まれる6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネートという成分によってデトックス効果が期待できます。

わさびには、体内に溜まった有害物質の解毒を促して体の外へ排出させる効果があるので、毒素だけではなく老廃物の排出にも有効です。

特に消化器官の機能回復を高めるので、腸内環境が整うことで肌の状態も良くなるでしょう。

また、わさびに含まれる6-MITCという成分は、体内に蓄積された化学物質や重金属などの物質の解毒を促し、体外に排出させる働きもあります。

ダイエット効果

わさびには、消化液の分泌を促す効果もあります。消化液が増えることで、食べ物を消化する機能が活発になって脂肪分が体内に蓄積されにくくなるだけではなく、胃もたれや消化不良を予防することもできます。

わさびには、食欲を増進させる辛み成分が含まれているのですが、消化する力もアップさせることから便秘解消にも繋がる他、一緒に食べた物もエネルギーに変わりやすくダイエット効果が期待できるのです。

むくみ改善効果

夕方になると足がむくむ、生理中は体がむくむ、飲み過ぎると体がむくむなど、むくみに悩む女性は多いようですが、わさびは女性を悩ませるむくみに対しても有効です。

わさびは、薬膳では水のバランスを整えると言われており、水の偏りを治す作用がありますので、むくみ改善効果が期待できます。

薬膳としてのわさびの働きは、余分な水分を排出するという効果もあるので、体の引き締め効果や体内の循環を良くして体を温める冷え解消効果も期待できます。

また、むくみは塩分の摂り過ぎによっても起こりやすいと言われています。料理を美味しくするために塩や醤油を使い過ぎてしまうとむくみを招くので、味のアクセントが欲しい場合には塩分ではなくわさびを利用しましょう。

わさびを使うことで料理のアクセントにもなりますので、塩分を減らしてわさびで補ってみてはいかがでしょうか。

食べると体にどんな効果があるの?わさびの健康効果とは?

刺激的な辛みがあるわさびにはどんな健康効果があるのでしょうか。わさびの健康効果を5個ご紹介していきましょう。

食中毒予防効果

気温や湿度が高い季節には、細菌が繁殖しやすいのでO157やサルモネラ菌などによる食中毒が増加します。食品を加熱することで予防することは出来ますが、生魚や生野菜など火を通さない場合には食中毒のリスクが高くなります。

そんな時には、わさびを一緒に食べることで食中毒を予防して健康を保つことが出来ます。わさびには、アリルイソチオシアネートという抗菌作用が含まれているので微生物の増殖を抑制させることが可能なのです。

江戸時代でも寿司や刺身を食べる際にわさびを一緒に食べて、食中毒や寄生虫の害から体を守っていたようです。

花粉症予防効果

鼻水や目のかゆみなど春になると花粉に悩む方が多いでしょうが、実はわさびの香り成分には花粉症の様々な症状を抑制する効果があるのです。花粉症に効果がある成分の名は、6-メチルチオヘキシルイソチオシアネートです。

わさび製品メーカーとして知られている金印では、花粉症患者に対して6-メチルチオヘキシルイソチオシアネートの臨床実験を行ってわさびが花粉症を予防するという効果について確認したと発表しています。

花粉症の症状を抑制することが出来るかどうかの実験をラットで行った後で被験者40人に対して行われました。

その結果、花粉症の症状に関して改善効果がみられたことから、金印では既にわさび成分を利用して花粉症マスクなどの商品開発に乗り出しているようです。

胃関連病予防効果

胃がんや胃潰瘍は、ピロリ菌が原因と言われています。通常ピロリ菌の除去には抗生物質が用いられるのですが、薬剤に対する耐性が生じやすいために十分な効果を発揮できない場合があります。

わさびには、ピロリ菌の活動を弱めて、増殖も抑える効果があることから胃関連の病気に対して効果があると言えるでしょう。将来的には、ピロリ菌を退治するための薬の量を減らして、わさび単独での効果も期待できると考えられているようです。

また、わさびに含まれるグルコシノレートには解毒作用があることから、発がん性物質を体外へ排出します。わさびは、がん細胞を死滅させることから胃だけではなく、大腸がんや肺がんなど様々ながん予防にも有効です。

血栓症予防効果

血栓ができて血管が詰まると脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こすのですが、これは血小板の凝集が関連しています。

わさびには、イソチオシアネートという成分が含まれており、血小板の凝集を促すたんぱく質の働きを低下させる働きがあることから、血栓の形成を阻害して血栓症を予防する効果があると言われています。

脳細胞が活性化するので、脳の機能が向上するという効果も。さらにイソチオシアネートには、血小板が固まるのを防ぐ作用があるので、血管をきれいにする効果もあると言われています。

覚醒効果

わさびの香りには睡眠から覚醒させる作用があることが、滋賀医科大学医学部精神医学講座の今井講師の実験によって明らかになりました。

わさびを聴覚障害者14人が寝ている時にスプレー噴射したところ、わさびの香りが枕元に到達してから10秒~2分の間に目を覚ましたのです。目覚まし時計で起きるまでに時間がかかる人であれば10秒程度で目が覚めることは大変魅力的ではないでしょうか。

聴覚障害ではない方も目覚めが悪い時には、ご家族や恋人にわさびを枕元に置いてもらうことで覚醒しやすくなるのではないでしょうか。

わさびを効果的に日頃の食生活に取り入れる方法

わさびが美容にも健康にも効果抜群ということはわかっても、お刺身を食べたりお寿司を食べる時意外になかなか摂取する機会がないのではないでしょうか?

わさびを取り入れやすくする方法や注意点をお伝えします。

1日3gの本わさびを摂取しましょう

わさびの効果を期待するには、1日3gを摂取するといいと言われています。ティースプーン1杯程度ですね。

効率的に摂取するには本わさびを使うことだとされています。デトックス作用のある6-MITCは本わさびにしか含まれていません。本さわびをすりおろすことで、効果がアップします。

チューブを使用する際には、本さわび100%のものなど、本わさびを使っているものを使いましょう。

わさびに含まれる有効成分は水溶性で、体内に蓄積されにくいため一度に摂取するのではなく、数回に分けて摂取するようにしましょう。

わさび摂取の注意点!味覚障害

わさびの注意点としましては味覚障害があります。わさびだけではなく、唐辛子、コショウなど刺激的な香辛料を好む方は味覚障害になることもありますので、食べ過ぎには注意しましょう。

また、胃腸が弱い方も刺激物であるわさびによって下痢や腹痛を招く恐れもありますので、体の調子に合わせてご自身で量を加減することをお勧めします。

わさびをおいしくいただく方法

わさびをおいしく食べるおろし方
わさびの茎を1cmほど残してカットし、根の黒くなっている部分も切り落とします。茎の方から、円を描くようにしてすりおろします。できるだけ細かい目のおろし器を使うといいですよ。

おろし器の上の方に、少しだけ砂糖を乗せてすりおろすと、わさびの苦味が消えて、香りのいい、辛味が引き立つわさびになります。

豆乳に混ぜて飲む
わさびをそのまま食べるのは刺激が強すぎて…という人は、豆乳スープにすると飲みやすくなります。

豆乳に少しの醤油と小さじスプーン1杯程度のわさびを加え、温めて飲みましょう。体もポカポカしてアンチシジング効果もアップしますよ。

ドレッシングを作って食べる
昆布つゆにわさびを混ぜたり、ゴマドレッシングにわさびを混ぜたりして、わさびドレッシングを作ってみましょう。生野菜にかけて食べるのもいいですが、蒸した野菜につけて食べると、体を冷やさずにすみますし、おいしいですよ。

この組み合わせは最強!わさびの美容効果を高めるお勧めの食べ方とは?

わさびの効果を引き出すためには一緒に食べる食品選びもポイントになります。ここでは、わさびの美容効果を高めるお勧めの食べ方をご紹介しましょう。

一人でも美味しい鮭たっぷりのわさび鍋

美容効果がある鮭をわさび鍋で楽しむ調理法をご紹介しましょう。材料は以下です。

  • 鮭 3切れ
  • ネギ お好みで
  • 白菜 4分の1
  • きのこ類 お好みで
  • 鶏ガラ粉末 1本
  • 塩 少々
  • 酒 大さじ2杯程度
  • 水 1カップ
  • わさび 3ℊ~5ℊ(お好みで追加)

わさび鍋の作り方は以下です。

  1. 鍋に水、塩、鶏ガラを煮たたせてから具材を入れていく。
  2. 火加減を調整しながら水が少ない場合には足し、塩加減もみる。
  3. 全体に火が通ったら最後にわさびを入れる(わさびが薄い場合には多めに入れる)

鮭には、アスタキサンチンが含まれています。アスタキサンチンは、ビタミンEの1000倍の抗酸化力があるのでわさびと一緒に食べることでアンチエイジング効果が期待できます。

アボガドと豆腐のわさび丼

美容効果が高いアボガドと女性に嬉しい成分が詰まった豆腐を使ったわさび丼をご紹介しましょう。材料は以下です。

  • アボガド 2分の1
  • 木綿豆腐 2分の1
  • わさび 3ℊ
  • 白米 1膳
  • 醤油 適量
  • わけぎ 適量

わさび丼の作り方は以下です。

  1. 料理する前に木綿豆腐の水気を切っておく
  2. アボガドを食べやすい大きさに切ってご飯を盛った丼に乗せる
  3. 水分を出した木綿豆腐もアボガドと同じ大きさに切って盛り付ける
  4. わさびを真ん中に乗せて輪切りにしたわけぎを彩として飾る
  5. 最後に醤油をお好みの量まわしかければ完成

アボガドは森のバターと呼ばれるほど濃厚な味がしますが、木綿豆腐と食べることでさっぱりした味わいになります。

アボガドには、ビタミンEやビタミンAなどが豊富なのでアンチエイジング効果が期待できますし、カリウムも入っているのでむくみの原因になる水分の排出を促して体を引き締める効果も期待できます。

また、豆腐には女性ホルモンであるエストロゲンに似た大豆イソフラボンが含まれているので、ホルモンバランスを整えることで肌荒れ予防やバストアップ、生理不順の改善など女性に嬉しい美容効果があります。

鶏ササミのわさびソース和え

ダイエット効果があると鶏ササミとわさびを使った料理をご紹介しましょう。材料は以下です。

  • 鶏ササミ 2~3本
  • 醤油 大さじ2
  • 蜂蜜 適量
  • 赤ワイン 大さじ2
  • わさび 3~5ℊ(お好みで追加)

わさび和えの作り方は以下です。

  1. 予め蒸し焼きにしておいた鶏のささみを一口大に切って皿に並べる
  2. 調味料を混ぜてからフライパンに入れて煮詰める
  3. とろみが出たら鶏ささみにかける(わさびが足りない場合は食べる時に追加)

鶏のささみは、低カロリーでタンパク質が豊富です。鶏もも肉と比べるとカロリーは2分の1しかありません。

ダイエット中でも食べることが出来ますし、タンパク質によって筋肉が増えるので基礎代謝もアップしますので、痩せやすい体を作ることができます

カロリーを消費しやすい鶏のササミとわさびを一緒に食べることで、ダイエット時に多いやつれが出ることなく健康に痩せることができるでしょう。

わさび好き女子には美人が多い!体に良いわさびを日常に取り入れよう

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ショウガやネギなど薬味と言われるものは、体にいいものが多いですね。中でもわさびにもこれほどたくさんの美容効果があるのです。わさびは魚の臭みを取ってくれるだけのものではないのですね。

お刺身を食べる時だけ使うのはもったいないほどの美容効果のあるわさび。ドレッシングにしたり、スープにして飲んだりするのもお勧めです。

美肌効果や美白効果だけでなく、デトックスや食中毒の予防にもなるわさび。一度にたくさん食べるのではなく、数回に分けて食べるとより効果的と言われています。

ただし、食べすぎるとお腹を壊すこともあるので、適量を食べるようにしましょう。

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ライター:スズ

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