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アロマで鼻づまりを解消しよう!つらい鼻炎や花粉症をセルフケア

Date:2017.08.29


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この記事の執筆・監修

奈南有花

日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター
メディカルアロマテラピー講師


アロマテラピーというと、甘いフローラルな香りでリラックスするためのアイテム、というイメージがあるかもしれませんね。

でもアロマオイルには薬理作用といってお薬のような作用や効能を持っているものもたくさんあるんです。リラックスできるだけじゃないのです。

そのような作用を持つアロマを使えばつらい鼻づまりも解消できるんですよ!

鼻づまりに役立つアロマの種類や使い方をご紹介しますね。


鼻づまり解消に役立つアロマの作用

アロマテラピーで使う精油(エッセンシャルオイル)は、植物から抽出された高濃度のエキスです。

原料となる植物は、元々薬草だったものも多く、

  • 抗菌作用
  • 抗ウィルス作用
  • 抗感染作用
  • 抗アレルギー作用
  • 抗カタル作用
  • 粘液溶解作用

などの働きがあります。

鼻づまりの原因はいくつかありますが、鼻の粘膜が晴れて鼻水の通りが悪くなっている状態です。

アロマの働きによってその粘液を溶かし、粘膜の腫れを抑えることが出来れば鼻づまりが解消できる、というわけです。

鼻づまり解消に役立つアロマの種類

それでは、鼻づまり解消に役立つアロマオイルの種類や効能についてご紹介します。

風邪に良いアロマはたくさんあるのですが、今回は鼻の症状に限定しますね。

鼻づまりといえばユーカリ

コアラの餌としておなじみのユーカリは、オーストラリアで見られるフトモモ科の高木です。

鼻づまりにはユーカリ・ラディアタとユーカリ・グロブルスという品種が主に使われますが、私のオススメはユーカリ・ラディアタです。

鼻づまりに良い効果をもたらすのは「1.8-シネオール」という成分なのですが、グロブルスよりもラディアタの方が含有量が少ないので、刺激も少なくてかおりも穏やかだからです。

含有量が多い方がいいのでは?と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。人によってはそれが刺激となってしまい、逆効果になることも。

お子さんでも安心して使えるユーカリ・ラディアタの方が鼻づまり解消効果も高く、かつ香りが良いのでおすすめなのです。

鼻づまりだけでなく、

  • 鼻水
  • 喉の痛み

などの呼吸器系の諸症状にも使えるアロマなので、風邪対策として1本持っておくととても便利ですよ。

穏やかな香りのニアウリCT1

ニアウリはユーカリと主成分が同じなので香りが似ていますが、ユーカリよりも穏やかです。

オーストラリアやニュージーランドで見られるフトモモ科の高木です。ユーカリの香りがちょっときついなと感じる方は、こちらの方がおすすめです。

殺菌作用や抗ウィルス作用を持ち、風邪の諸症状全般に良い働きをしてくれます。風邪の引き始めに使うとそれ以上ひどくならないですよ。

家事にも使える便利なアロマ・ティーツリー

ティーツリー(ティートリー)にも抗菌作用・抗ウィルス作用があるので、風邪気味の時などによく使われる精油の一つです。

免疫を高める働きもあるので、風邪予防にも役立つアロマです。とても用途の広いアロマで、鼻づまり解消はもちろん、家事にも使える便利なアロマなんです。

▼ティーツリーの効果についてはコチラも参考にしてください!

ティーツリーオイルの記事のトップ画像キャプチャ

喉の痛みにも良いカユプテ

カユプテもユーカリやティーツリーと同じ、フトモモ科の高木です。鼻づまりの解消だけでなく、

  • 咽頭炎
  • 気管支炎

など喉の痛みにも使えます。呼吸器系の不調全般に使えるアロマです。

フレッシュな香りのパイン

パインはパイナップルとは全く関係ありません。パイン材という木材の種類をご存じないでしょうか。家具を始め、床材や壁材などとしても使われている木材です。

パインはマツ科の高木です。ロシアやスカンジナビア半島で見られる針葉樹で、フレッシュな森の香りが鼻づまりの苦しさを癒してくれます。

パインは古代エジプト、古代ギリシャの時代からその治療特性が認められていて、特に肺の感染症の治療によく使われていたそうです。

フトモモ科のアロマとはまたひと味違ったさわやかな香りです。

クールな香りのペパーミント

スーッとした清涼感のある香りは性別問わず人気です。ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交雑種で、およそ45~50%がメントールという成分です。

メントールはシャンプーや食品などに幅広く使われている成分ですから、ご存知の方も多いでしょう。

ミントには本当にたくさんの種類がありますが、メントールと他の成分がバランス良く含まれていて、鼻づまりに効果的なのがペパーミントです。

ちなみに、スペアミントにはメントールが含まれていないので、似たようなミントの香りはしますがスースー感はあまりありません。

ペパーミントよりシャープな香り・ハッカ油

ドラッグストアや薬局でも手に入るハッカ油も、スーッとした香りが特徴ですね。ペパーミントとの違いは、ペパーミントはセイヨウハッカ、ハッカ油は和のハッカです。

ハッカはメントールの含有量が高いため、精油を抽出した後にいったん冷やし結晶化させます。

それを取り除いたものがハッカ油として販売されており、メントールの割合は30%前後になります。

ハッカ油は日本薬局方の品質試験をクリアしているので薬局でも販売されているのですが、原料植物は限定されていないためか、かなりお手頃価格で購入できます。

アロマの万能選手・ラベンダー

ラベンダーはアロマテラピーの代表格とも言える香りですが、フローラルで甘い香り。リラックス効果も高い精油なので、鼻づまりで眠れずにイライラしている時にもおすすめです。

甘い香りの中にも「鼻粘液排出作用」という働きがあり、鼻づまりを解消してくれるんですね。清涼感のある香りがあまり好きではない方は、ラベンダーをおすすめします。

ラベンダーにも種類がありますから、鼻づまりの解消に使って欲しいのは、

  • 真正ラベンダー
  • ラベンダー・アングスティフォリア

と書かれているラベンダーを選んでください(どちらも同じものです)。

どうやって使う?鼻づまりを解消するための使い方

風邪はもちろんのこと、花粉症による鼻づまりにもいいので、辛い時には是非試してみてください。

精油の瓶はたいてい10mlサイズで売られているので、持ち歩きにも便利です。

ただし、バッグに入れて持ち歩く時は、他のものに香りが移らないようにハンカチに包んでおくか、小さなビニール袋にでも入れておくことをおすすめします。

外出先ではハンカチにつけて嗅ぐ

鼻づまりが辛い!と思ったら、ハンカチに1滴たらして嗅いでみましょう。香りをゆっくりと吸い込んでみてください。

仕事中にもちょっと嗅ぎたい、という時にはティッシュでもかまいません。

香りは周りへの配慮も必要ですが、ハンカチやティッシュに1滴程度なら、それほど香りは広がらないので迷惑にはならないでしょう。

マスクにたらしておく

鼻づまりだけでなく鼻水も出ている時はマスクをしていることも多いですよね。そんな時はマスクもアロマテラピーの道具として利用しましょう。

マスクの下の部分に1〜2滴アロマをたらしておきます。マスクをした時に香りが下から上がってくるので、それで呼吸器が楽になります。

マグカップに入れて嗅ぐ

部屋に香りを漂わせて楽しむ方法を「芳香浴」といいますが、香りをより積極的に吸い込む方法を「吸入法」といいます。家でも簡単にできるので、是非やってみてください。

マグカップに少し熱めのお湯(70〜80度)を入れて、そこに精油を2~3滴たらします。それを手で持って、香りをゆっくり吸い込んでみてください。

喉の痛みもある時には鼻だけでなく口でも息を吸い込んでみてくださいね。

なお、ペパーミントなどは少し刺激のある精油なので、香りを嗅ぐ時には目を閉じておいた方がいいでしょう。

洗面器に入れて嗅ぐとスチーム代わりに

吸入法と似た方法ですが、スキンケアも同時にしてしまおうというのがこの方法です。

洗面器、もしくは洗面所のシンクにお湯(40度くらい)をためます。そこに精油を2〜3滴たらします。顔をお湯の上に出して、立ち上ってくる香りをゆっくり吸い込んでください。

出来ればメイクを落としてからやるといいですよ。蒸気を顔に当てるとスチーム代わりにもなるので、毛穴を開いて汚れが落としやすくなります。

頭の上からタオルを乗せて蒸気が逃げないようにするとスチームの効果が上がります。

アロマバスとして楽しんでみよう

アロマバスとして、お風呂で香りを楽しみながら鼻づまりを解消する方法もあります。

材料
天然塩
大さじ2〜3
好みの精油
3〜5滴

これを混ぜてから湯船に入れます。浴室中に香りが広がってリラックスできると同時に、お風呂の蒸気で鼻づまりも解消出来ますよ。

ティッシュにたらして枕元に置く

寝る前の鼻づまりが辛い時には、ティッシュに数滴たらして枕元に置いておきましょう。

アロマランプなどを使えば寝室全体に香りが広がりますが、鼻づまりを解消したい時には自分の周りだけ香ればいいので、道具がなくても大丈夫です。

オイルで薄めて胸に塗る

寝る前の鼻づまり解消策として、ティシュにたらす方法も手軽で良いのですが、より香りが持続する方法として、胸に塗るというのもおすすめです。

ホホバオイルなどのキャリアオイルで薄めて、寝る前に胸に塗りましょう。

材料
ホホバオイル
小さじ1
好みの精油
2滴

これを混ぜて胸に塗ります。オイルですから伸びがいいので、この量でも何回か使えます。全部塗るとベタベタになって大変なことになりますから気をつけてください。

香りが自分の体温で温められてゆっくり立ち上ってきます。塗ることでアロマが肌からも浸透するので、呼吸器を楽にしてくれるでしょう。

軟膏を作ってみよう

嗅ぐだけでなく軟膏のように肌に塗って使う方法もオススメ。持ち歩きにも便利です。

材料
ホホバオイル
25ml
みつろう(ビーワックス)
5g
好みの精油
10滴

<作り方>

  1. ホホバオイルを湯煎で温めます。
  2. そこにミツロウを加えて溶かします。
  3. 完全に溶けたら精油を加えてクリーム容器などに移します。
  4. 自然に冷めるのを待ちましょう。

冷めると少し固めのクリームのようになります。鼻の下や小鼻に塗るといいですよ。

アロマスプレーを作って部屋ごと空気清浄

アロマスプレーを1本作っておけば、鼻づまりを楽にしながらお部屋の空気清浄も出来てしまいます。材料は薬局で売っているもので作れるので、ぜひ試してみてください。

基本の材料
無水エタノール
5ml
精油
20滴まで
精製水
95ml

<作り方>

  1. スプレー容器に無水エタノールを入れます。
  2. そこに精油を加えて良く振り混ぜます。
  3. 最後に精製水を入れて蓋をし、さらによく振り混ぜます。

おすすめのアロマは

  • ティートリー+レモン
  • ユーカリ+レモン

など。

レモンには空気清浄作用があるので、部屋の空気をキレイにしてくれます。

この基本のアロマスプレーの作り方を覚えておけば、精油の種類を変えるだけで色々な香りのスプレーが作れますよ。

アロマを使う時に基本的な注意事項

鼻づまり解消のためにアロマテラピーを実践する上でいくつか使用上の注意があります。

精油を直接さわらないこと

精油は基本的にじかにさわってはいけません。とても濃度が高いため、肌トラブルを起こす可能性があるからです。

もしさわってしまった場合にはすぐに流水で洗い流し、肌の状態を見ておいてください。赤みやかゆみなどが出てきたら、すぐに皮膚科へ行きましょう。

赤ちゃんがいる時は注意

今回ご紹介した精油の中で、赤ちゃんがいる部屋で使ってもいいのはラベンダーとティートリーだけです。

目が見えづらい赤ちゃんは嗅覚だけが頼り。大人には大丈夫な精油でも、赤ちゃんには刺激が強すぎるからです。

特にユーカリやペパーミントは赤ちゃんにはちょっと香りが強すぎるので、使用を控えましょう。

色々香りを変えて楽しんでみて!

鼻づまりに良いアロマはわりとスースーした香りのものが多いですが、それでも今回ご紹介したようにいくつも種類があります。

日替わりで香りを変えるのも楽しいですし、組み合わせて使うのもおすすめです。

香りを楽しみながら鼻づまりも解消出来てしまうなんて、アロマテラピーって本当に便利です。

これを機に、日々の暮らしの中で香りをもっと楽しんで欲しいと思います。

この記事の執筆・監修者
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奈南有花

日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター
メディカルアロマテラピー講師

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