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バスソルトの効果と使い方。お風呂で手軽にデトックスやスキンケア!

Date:2017.01.11

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バスソルトの効果と使い方。お風呂で手軽にデトックスやスキンケア!|女性の美学
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shutterstock_127820906皆さんは、バスソルトというものをご存じでしょうか?

ハーブや花などの精油で香りが付けられた、お風呂に入れる塩のことで、欧米では昔から家庭で使われていたといいます。

日本では入浴剤の方が一般的だったためにあまり知られていませんでしたが、最近、高い美容効果に注目が集まり、スキンケア等のお店でよく見かけるようになりました。

デトックスや美肌、ダイエットなど、女性に嬉しい効果が盛りだくさんのバスソルト。

美容にこだわりのある女性ならぜひ試してみたいもの。入浴剤とどこが違うの?と疑問に思う人のために、今回はその効果や使い方などを詳しくご紹介したいと思います。


使う前に知っておきたい!バスソルトと入浴剤の違いとは?

バスソルトと入浴剤って何が違うの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方のために、ここで詳しく解説しておきましょう。

実はバスソルトは入浴剤と別物ではなく、入浴剤の一部に分類されます。入浴剤の範囲は広く、薬事法で

  • 医薬品
  • 医薬部外品
  • 化粧品
  • 雑貨

の4種類に分けられるのですが、バスソルトはこのうちの「化粧品」や「雑貨」に当たります。

薬事法で「医薬品」や「医薬部外品」に関しては、はっきりと効能を記載することができますが、「化粧品」に関しては「人体に対する作用が緩和なもの」という規定があり、「温浴効果」など、緩やかな作用しか謳うことができません。また、雑貨に関しては人体に対する作用を謳うことはできません。

たとえ同じような成分が入っていたとしても、それが「医薬品」や「医薬部外品」に属するのか、「化粧品」や「雑貨」に属するのかで、効能として使える表現が変わってくるのは不思議ですね。

バスソルトの種類は、大きく分けて2つある

バスソルトは、大きく分けて以下の2つの種類に分類されます。

天然塩を成分とするもの
死海の塩(デッドシーソルト)や岩塩がこれにあたります。主成分は塩化ナトリウム。天然塩成分のものは、産地によりそれぞれ特徴があります。人気のバスソルト「KNEIPP(クナイプ)」も精製した岩塩を使用しています。
エプソムソルト(エプソム塩)
精製した硫酸マグネシウムを主成分とするもので、塩と名が付いていますが、塩分は含まれていません。天然塩のバスソルトより、水に溶けやすい特徴があります。

バスソルトは美の味方!? キレイになれる効能がいっぱい!

バスソルトにはマグネシウムやナトリウムなど、必須ミネラルが豊富に含まれており、それにより様々な美容効果が期待できます。以下に主なものをご紹介していきましょう。

デトックス&代謝アップで、ダイエット効果

バスソルトは汗腺に入ることで身体の老廃物を排出し、発汗作用により体温の低下を防ぎます。

身体が温かい状態に保たれるので、代謝がアップし、カロリーの消費量を増やして、ダイエット効果も期待できます。

保湿効果でしっとり肌に!

湯船に塩を入れると、普通のお湯よりも保水効果が高くなります。

加えて塩には肌への吸着作用があるため、毛穴の老廃物が排出され、代わりに皮脂が分泌されて、肌にしっとりと潤いが生まれます。

また、塩は皮膚の表面に膜を作るので、肌から水分が蒸発しにくくなり、高い保湿効果があるとも言われています。

マグネシウムを吸収して、腸の働きも改善!

天然塩、エプソムソルトとも、必須ミネラルのマグネシウムが多く含まれています。

マグネシウムには身体の調子を整える様々な効果があるのですが、特に腸内活動を活発にすることで知られています。

ほかにも月経前の諸症状や頭痛の改善のほか、新陳代謝を促進する効果もあります。

肩こりや腰痛、冷え性の改善

肩こりや腰痛、冷え性は血行が悪いために起こることが少なくありません。

バスソルトを入れた湯船にゆっくり浸かることにより、血行が改善され、肩こりや腰痛、冷え性の改善が期待できます。

温浴でもマッサージでも!バスソルトの有効な使い方

バスソルトは湯船に入れるほか、マッサージスクラブとして使うこともできます。この2つについて、詳しい使用方法をご説明しましょう。

湯船に入れて使う場合の入浴法

湯船にお湯を張ってから、規定の使用量を湯船に入れます。

入浴時間は10分から20分程度が理想的。ぬるめのお湯に長めに浸かり、身体をしっかり温めてあげましょう。ダイエット効果を期待するなら、半身浴もいいですね。

浸かった後は、必ず身体をシャワーで洗い流してから出るようにしてください。バスソルトを使ったお湯で洗髪や洗顔をするのは、刺激が強いためよくありません。髪についた場合はシャワーで洗い流し、浴槽のお湯を目や口に入れないように気を付けましょう。

敏感肌の人は肌がピリピリしたり刺激を感じる場合があるかもしれません。もし既定の使用量で違和感を覚えたら、使用を控えるようにしましょう。

バスソルトは浴槽を傷めるってホント!?

バスソルトは粒子が粗く、不純物も含まれているため、使い方を間違えると、風呂釜を傷めてしまう場合があります。

もし心配な場合は、湯船に浮かべる時に、メッシュなどの袋に入れて使用するとよいでしょう。

また、バスソルトを使ったお湯を追い炊きなどで循環させるのは、風呂釜を傷めてしまうのでおすすめできません。入浴後はお湯をそのままにしておかずに、その日のうちに浴槽を洗うようにしてくださいね。

マッサージスクラブとして使う場合

バスソルトは直接肌に付けて、マッサージスクラブとしても使うことができます。

ポイントは、細かめの粒子のものを選ぶこと。小石ぐらいの粒子の粗いものは、肌を傷つけてしまうおそれがあります。

マッサージの際は、手のひらに適量バスソルトを乗せ、水で練ってペースト状にしてから使いましょう。優しくらせんを描くようにマッサージしていき、最後はシャワーなどでしっかりと洗い流してあげてください。

ただし、湯船で使うよりさらに刺激が強くなるので、敏感肌の人が刺激を感じた場合はすぐに使用を控えるようにしてくださいね。

バスソルトを使って自宅で足湯も!

使った後に毎回浴槽を掃除しないといけないのは面倒という人は、バスソルトを使った足湯もおすすめです。

専用の容器を使わなくても、バケツや洗面器など自宅にあるものでOK!40~42度程度のお湯に、くるぶしより少し高いところまで浸かるようにし、15分~20分の間に、足を入れては冷ますを3回ほど繰り返します。

足先を温めることで、冷え性を改善したり、むくみを解消する効果があります。心臓に負担をかけないため高齢の方でも利用でき、テレビや読書をしながら手軽に楽しめるのも魅力です。

あなたはどれがお好み?目的別で選ぶバスソルト

バスソルトにも様々な種類があり、種類によって効能が違います。ここでは目的別に合わせた、バスソルトの選び方をご紹介しましょう。

美肌効果抜群!スキンケア重視なら「死海の塩」

昔から皮膚疾患の治療で使われてきた死海の塩には、マグネシウムをはじめとしたミネラル分が豊富に含まれています。マグネシウムには、以下のような肌によい3つの効果があります。

  • 角質細胞の異常な増加を抑制
  • 角質の保湿成分を増やし、肌に潤いを与える
  • 細胞間脂質を増やし、皮膚のバリア機能を高める
このように、死海の塩にはたくさんの美肌効果があります。また、天然のマグネシウムにはストレスを和らげ、心身を活性化させる働きがあるので、リラックス効果も期待できますよ。

ダイエットと冷え性改善なら、「ヒマラヤ岩塩」

ネパール地方やヒマラヤ山脈で採掘される塩の化石「ヒマラヤ岩塩」には、温泉と同じ天然ミネラルが豊富に含まれています。

このため抜群の発汗作用があり、代謝を促してデトックスやダイエットに効果があるほか、身体を温めて冷え性も改善します。

冷え性が気になる方は「ピンク岩塩」、自宅で温泉気分を味わいたい方は「ブラック岩塩」がおすすめです。

アトピーや花粉症皮膚炎対策なら「岩塩」

岩塩のバスソルトには、温泉と同じ成分が含まれているため、温泉治療が行われるアトピーや花粉症皮膚炎など、かゆみを従う症状には効果的だとか。

身体をぽかぽかと温め、血行をよくするため、冷え性にもおすすめです。

デトックスと疲労回復なら「エプソムソルト」

エプソムソルトの主成分である硫酸マグネシウムには、代謝に関係する酵素を活性化させる働きがあり、血液の循環機能を向上させたり、身体の老廃物を排出する効果があります。

また、体内の水分を腸に集めるため、排便がスムーズになり、便秘の解消にも役立ちます。

さらにマグネシウムには、ストレスになどより大量に発生するアドレナリンを抑え、興奮を鎮める働きもあります。それにより身体がリラックスし、疲労を回復したり、不眠を改善してより良い睡眠効果が期待できます。

ただし、エプソムソルトは血液中のマグネシウム濃度を高めるので、心臓に負担をかけてしまうという副作用もあります。年配の方や高血圧・肥満の方、心臓や内臓に疾患のある方は、使用前に医師に相談するようにしましょう。

▼エプソムソルトについてはコチラも参考にしてくださいね。

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お気に入りのエッセンシャルオイルで、バスソルトを手作りしよう!

バスソルトには元々香りの付いているものもありますが、お気に入りのエッセンシャルオイル(精油)を使って好きな香りのものを手作りすることもできます。

用意するものは

  • 天然塩(海塩や岩塩など)
  • エッセンシャルオイル(精油)

のみ。

1回分の天然塩は約45ml(大さじ3杯程度)で、この量に対しエッセンシャルオイルを3~5滴垂らして混ぜるだけでできあがりです。

  • リラックス効果のあるラベンダー
  • スキンケア効果のあるローズ

など、お好みの香りをお楽しみください。1度に数回分作って、陶器や瓶など錆びない容器に保存しておいてもOKですよ。

使用するオイルはアロマオイルより、100%天然成分のエッセンシャルオイル(精油)がおすすめです。アロマオイルは香りを楽しむ目的で作られたもので、化学香料も入っているので、肌に直接触れるものにはおすすめできません。

▼アロマをプラスしたバスソルトの作り方はコチラも参考にしてください!

身体ぽかぽかバスソルトで、心地よいバスタイムを!

様々な効果効能があるバスソルト、ぜひ試してみたくなりますよね。入浴剤と違い、マッサージなど色んな使い方ができるのも魅力です。

バスタイムは1日の疲れを癒すための大切なリラックスタイム。あなたの素敵なバスタイムに、ぜひこの記事をお役立てくださいね。

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ライター:EMI

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