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にきび | 女性の美学
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にきびの原因とは?5つのビタミン補給でにきびを改善!

にきび

にきびをひとつ見つけただけで、もう出かけたくないと思うほど、にきびはストレスになりますね。

にきびは悪化してしまうと跡が残ってしまうこともあるので、30代以降は特に気をつけたいところです。にきびができる原因とにきびケアに適した栄養素・ビタミンをご紹介します。

にきびはなぜできる?にきびのできやすい5つの原因とは?

そもそも、にきびはなぜ出来るのでしょうか?原因は主に5つ。その5つの原因を詳しく見ていきましょう。

毛穴が詰まる

皮脂が過剰に分泌された状態を放置すると毛穴が詰まってしまいます。

その中にアクネ菌が入り込んで詰まった脂を過酸化脂質に変えることによってにきびができます。このアクネ菌は常在菌なので、人の肌には常に生息しています。

完全に殺菌することはできません。

ただ、アクネ菌が悪いのではなく、アクネ菌が働く環境=毛穴の詰まりを発生させることがよくないのです。詰まった毛穴がなければ、アクネ菌が悪さをすることもありません。

脂性肌の人がにきびができやすいと思われていますが、そうとは限らず、乾燥肌であっても毛穴が詰まればにきびができるのです。

とにかくにきびを作らないためには、毛穴を詰まらせないケアが必要なんですね。

ストレスが続いている

過剰な皮脂が分泌される原因としては、男性ホルモンの影響があります。

女性であっても男性ホルモンは分泌されますが、通常は何の問題もありません。

ところがストレスが続いていたり、よく眠れなかったりすると自律神経のバランスが乱れて交感神経が優位の状態が続きます。

本来は、食後や寝る前には副交感神経が優位になるところを、ストレスのせいでずっと交感神経が優位になったまま。

交感神経には男性ホルモンを分泌する働きがあるので、皮脂が過剰に分泌される原因となります。

脂っこいものやお肉が好き

肉類や揚げ物ばかり食べて野菜を食べない、という食生活では皮脂量が増えます。

脂っこいものばかりではなく、葉もの野菜や緑黄色野菜などをバランスよく食べることが大切です。

角質層が厚くなるため

肌の一番上の層である表皮は約4週間で生まれ変わります。

基底層から有棘層、顆粒層を経て角質層へいくまでに2週間、角質層が垢となってはがれ落ちるまでに2週間です。

これを肌のターンオーバーといいますが、このサイクルが乱れて角質層がしっかりとはがれずに厚くなってしまうと毛穴が詰まりやすくなります。

ターンオーバーが乱れる原因は、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れの他にも紫外線も大きな影響があります。

化粧を落とさないで寝てしまう

お酒を飲んで帰ってきて、面倒くさくてそのまま寝てしまうなんてことは、お肌にとっては最悪の状態です。

化粧は美しく見せるためのものですが、お肌にとっては「汚れ」以外の何者でもありません。

ファンデーションも口紅も、本来お肌にとっては不要のもの。これを落とさずに寝てしまう、またはしっかりとクレンジングをしないで化粧品の成分が毛穴に残ってしまうと毛穴が詰まる原因になるのです。

にきびにはこれが大事!スキンケアの3つのポイント

皮脂の過剰分泌はにきびの原因のひとつですが、だからといって流しすぎてしまうとこれもにきびの原因になるのです。

皮脂を洗いすぎて肌が乾燥すると、肌のバリア機能が失われて肌の炎症が起こりやすくなり、にきびが悪化することもあります。また、乾燥肌は角質が固くなりやすく、これも毛穴が詰まる原因となりますので、ごしごし洗って皮脂をとりすぎないように気をつけましょう。

化粧水でしっかりと保湿が大切

洗い流した後はしっかりと保湿することが大切です。

このとき、にきびで顔が脂っぽいからとさっぱりタイプものを選ぶと逆効果になることもあります。

さっぱりタイプの化粧水にはアルコールが配合されていることがあるので、肌を乾燥させることになり、保湿することはできません。

保湿のためには、ヒアルロン酸など肌が潤う成分が入っているものを選び、手の平で温めてから優しくなじませましょう。

コットンでパンパン叩いたり、拭き取るように化粧水を塗り込むことは肌への刺激になってしまいます。あくまでも、「優しく」がにきびケアの基本です。

乳液やクリームを適量使う

脂性肌の人はにきびができるからと乳液やクリームを避ける傾向にありますが、これは逆です。

乾燥して潤いが保てないために皮脂が過剰分泌されるのですから、化粧水でたっぷりと保湿した後のケアとして、油分で膜を作り水分を逃さないことが大切なのです。

かといって、過剰につけすぎるのはべたつく原因になるので、少量を肌全体になじませるようにします。ごしごしこすらずに、さっと伸ばしたらハンドプレスでなじませましょう。

もし塗りすぎたかな、と思ったらティッシュを顔の上において軽く押さえます。余分な油分はティッシュに吸収されますのでつけ心地もさっぱりでしょう。

くれぐれも、このときティッシュでごしごしこすらないようにして下さい。

思春期にきびと大人にきびの違いは?

10代になると皮脂の分泌も盛んになり、にきびができやすくなりますが、これは大人のにきびとは原因が違います。

10代の特に前半は成長ホルモンの分泌により皮脂腺が刺激されます。皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まりやすくなり、にきびができやすくなるのです。

この皮脂の過剰分泌は成長するにつれて落ち着いてきますので20歳くらいになると思春期にきびはできにくくなります。

にきびはビタミンが不可欠!にきびに効果的なビタミンの種類

沢山の種類があるビタミンですが、それぞれどんな効果があるのでしょうか?ビタミンは1つでも足りていないと体に不調を起こします。

ビタミンA
ビタミンAはレチノールともいい、動物性食品からはレチノール、緑黄色野菜からはβ-カロテンが摂取できます。β-カロテンは体内に入るとビタミンAに変化するのです。

ビタミンAは皮膚や粘膜の健康に関わる栄養素。不足すると肌荒れや肌のかさつきが起こります。また、抗酸化作用によるガン予防の効果も期待される栄養素です。緑黄色野菜を積極的に摂りたいですね。

ただし、妊娠初期のレチノールの過剰摂取には注意が必要です。胎児の先天性異常に関わるとされているので、動物性のビタミンA、特にレバーなどは食べ過ぎないようにしましょう。

ビタミンB2
ビタミンB2は脂質や糖質の代謝に関わる栄養素です。これらをエネルギーに換える働きがあります。

不足すると、皮膚や粘膜にトラブルが起きやすくなり、口内炎や口角炎を引き起こしたり、肌荒れの原因にもなります。

レバー以外にも納豆にビタミンB2が豊富に含まれていますので、できれば毎日食べたい食材です。

ビタミンB6
タンパク質や脂質の代謝に関わる栄養素で健康な肌を作るためには不可欠です。

不足すると皮膚炎や貧血の原因となります。かつおやまぐろなどに含まれています。また、ホルモンバランスを整える働きもあります。

生理前にエストロゲンという女性ホルモンの分泌が盛んになると体内のビタミンB2の量が減ってしまい、イライラしたり落ち込んだりという月経前症候群の症状が起きると考られています。

ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成を促進する作用がある栄養素なので、年齢問わず美肌作りのためには欠かせないですね。

果物に多く含まれますが、パプリカなどの野菜にも含まれる栄養素です。抗酸化作用、抗炎症作用など肌に嬉しい働きがたくさんあり、アンチエイジングケアには必須。

タバコを吸う人、お酒をよく飲む人、ストレスがたまりやすい人はビタミンCが特に必要ですが、ビタミンCは水溶性ビタミンなので体内にためておくことができません。一度にたくさん摂取しても使われなかった分は尿と一緒に排出されてしまので、毎日継続して摂ることが大切です。

ビタミンE
抗酸化作用で細胞の錆び付きや老化を予防し、アンチエイジングケアに積極的に摂りたい栄養素です。ナッツ類、オリーブオイルなどに含まれています。

シミやシワも防ぐ働きもあるので、ビタミンCと一緒に摂ると相乗効果が期待できます。

にきび予防に効果的な食材とは

ビタミンB群といえばレバー
ビタミンB群を摂りたい時には、なんといってレバーが一番。ビタミンB2は豚レバー、ビタミンB6は牛レバーが含有量が多いので、摂りたい栄養素に合わせてレバーを使い分けてもいいですね。
納豆などの大豆製品
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのバランスを整える働きがあるので、生理前ににきびができやすいという方にはおすすめです。にきび対策として納豆や豆乳、豆腐、きなこなどを食べると良いでしょう。ただし、過剰に摂取すると返ってホルモンバランスをくずす場合もあるので、1日50mg前後を目安に摂るといいですよ。
緑黄色野菜でβ-カロテン補給
ビタミン類、特にβ-カロテンを補給するには緑黄色野菜です。にきびが気になるときは、キャベツやレタスなどの葉もの野菜ではなく、人参、ピーマン、ほうれん草、カボチャなど色の濃い野菜を積極的に摂って下さい。
キウイでビタミンC
ビタミンC含有量から考えるとアセロラや柿の方が断然上なのですが、毎日続けられるフルーツではありませんよね。また野菜ではパプリカがダントツですが、これも毎日食べ続けるのは難しいところです。1年間安定的に手に入れられるもので、続けやすいものとしてキウイがおすすめです。生で食べてもいいですし、飽きたらスムージーなどにしても良いでしょう。

1個半程度で1日に必要なビタミンCを摂ることが出来ます。

にきび予防のためのサプリメント

マルチビタミン系
食事からバランスよくビタミンを取ることが難しい時にはサプリメントを利用しましょう。単独のビタミンサプリよりもマルチビタミン系のものが一度にたくさんの種類のビタミンを摂ることができるのでおすすめです。もちろん、肌荒れやにきびの改善以外の効能も期待できるでしょう。
ビタミンC
ストレスがたまりがちな人はとにかくビタミンC!ストレスがたまると抗ストレスホルモンが分泌されますが、そのホルモン生成にビタミンCが使われてしまい、コラーゲン生成に回らなくなります。弾力のあるキレイなお肌を保つためにもビタミンCは必要ですし、抗酸化作用で過酸化脂質を作らない=にきびの元を作らないことにもつながります。

食物繊維で便秘解消

スキンケアをいくらがんばっても、お腹の中に毒素がたまっていてはそれも肌荒れやにきびの元になります。

便秘を解消するための食物繊維サプリメントや乳酸菌のサプリメントで腸内環境を整えて、体の内側からキレイな肌作りを目指しましょう!

にきびに良いビタミン化粧品にはどんなものがある?

ビタミンC誘導体が配合された化粧品がにきびケアでは人気があります。ビタミンCはそのままでは肌に浸透しづらいため、改良を加えて肌への浸透率を高めたものです。水溶性と油溶性があります。

ただし、ビタミンCには皮脂を押さえる働きもあるので、元々乾燥肌の人はより乾燥してしまうこともあるので、他に保湿成分がしっかりと配合されているものを選ぶと良いでしょう。

にきび対策のまとめ!

スキンケア対策としては、毛穴を詰まらせないことと皮脂を過剰に出さないこと、そのためにはお肌を清潔な状態に保ち、しっかりと保湿することです。

それからビタミン類を豊富に含んだ食材を中心に食べること。体の中からキレイにならないと、いくら高い化粧品を使っても効果は半減してしまいます。

自炊だけではなかなかきちんとした食事をとれないという場合には、ビタミンサプリなどを利用して、お肌が喜ぶ栄養素をしっかりと摂取しましょう!

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