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酸素系漂白剤の使い方。衣類や食器をピカピカに!掃除にも!

Date:2017.02.02

食器や洗濯物を毎日洗っていても、茶渋や臭い、黄ばみなどが気になってくることはありませんか?

家の中のお掃除も、キッチンや水周りは一度汚れが溜まってしまうとなかなかきれいにするのが大変。

そこでおすすめしたいのが酸素系漂白剤!

酸素系漂白剤は塩素系に見られるようなツンとした臭いもなく、肌にも優しく、かつ様々な汚れをすっきり落としてくれる家事の協力お助けアイテムです。

今回はこの酸素系漂白剤の説明と、使い方について紹介します。


塩素系漂白剤と酸素系漂白剤 二つの違いと主な特徴

漂白剤は化学的にシミや汚れの色素、または汚れ自体を分解する薬剤で

  • 塩素系
  • 酸素系

の二つに分けられます。

塩素系漂白剤:強い漂白力と殺菌力を持つが使用に注意が必要

強い漂白力と殺菌力があるため、

  • シミ取り
  • 漂白
  • 食器やまな板・布巾の除菌

に使われます。

また、強い酸化力があるためカビ取りの用途としても使えます。

漂白力は酸素系よりも強力です。しかし色素を破壊するため色物柄には使用できず、白物にしか使用できません。

さらに酸性の洗剤などと混ざると猛毒の塩素ガスが発生します。

容器には「混ぜるな危険」という注意書きがあり、使用時には注意が必要です。

酸素系漂白剤:優れた漂白力ながら肌や繊維に優しい

塩素系より漂白力は劣りますが、家庭で使う分には十分な威力。

  • シミ取り
  • 漂白
  • 除菌
  • 消臭

に効果を発揮します。

基本的に繊維をいためる事なく汚れを落とす事ができ、色柄物でも使用できます。

肌にも優しく扱いやすく、有毒ガスの発生などの危険性もないので、様々な用途に安心して使用ができます。

以上2つの漂白剤の特徴をまとめてみると

  • 塩素系は目的を絞って、高い効果を狙いたい時に使う
  • 酸素系はさまざま用途に、安定した効果を狙って使える

という事が言えます。

そして今回紹介するのは様々な用途に使える酸素系漂白剤。もっと詳しく特徴を見てみましょう。

酸素系漂白剤の主な4つの効果。漂白・洗浄・除菌・消臭

酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムや過炭酸ソーダとも言われ、炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)と過酸化水素を混ぜて作られています。

効果は主に以下の4つです。

  • 漂白
  • 洗浄
  • 除菌
  • 消臭

漂白・汚れが落ちるメカニズム 「お湯」が高い洗浄力の秘密

酸素系漂白剤は水に混ぜると

  1. 過酸化水素、炭酸ソーダに分解される
  2. 過酸化水素は水と酸素に分解される
  3. 過酸化水素は40℃以上のお湯で酸素と水に分解される
  4. この酸素が汚れと結合(酸化)することによって、色素を一緒に分解し無色にすることでシミの漂白を行う。また汚れを水に溶かしこんだり、物理的に剥がす働きをするので黒ずみなどを落とす事ができる。

お湯を使わない際には炭酸ソーダが単独で働きます。

炭酸ソーダは酸性汚れを中和する働きがあり、石鹸の洗浄力を高める効果があるので、お湯なしでは洗浄力が発揮されないという訳ではありません。

しかしより高い漂白力、洗浄力を求める際には、40℃以上のお湯で使用する事がポイントとなります。

除菌・消臭 菌のエサになる汚れも落とす

高い洗浄力で落とすのはシミ、黒ずみだけではありません。

カビや臭いの元となる菌の繁殖の原因となる汚れを洗浄してくれるので、除菌、消臭にも十分な効果を発揮します。

酸素系漂白剤には液体と粉末の2タイプ。効果の違いはあるの?

酸素系漂白剤はその使い勝手の良さから、最近では店頭に様々な種類が並ぶようになってきました。

主に

  • 粉末タイプ
  • 液体タイプ

の2種類があり、それぞれ効果が少し異なります。

液体タイプ
液体の酸素系漂白剤はいわゆる過酸化水素で、オキシドールとして売られている消毒薬と同じ酸性。単独で洗浄力があるというより、洗剤と一緒になる事で効果を発揮する。


ワイドハイターEXパワー – 花王株式会社
http://www.kao.com/jp/widehaiter/

粉末タイプ
粉を水に溶かした段階でアルカリ性に変化する。アルカリ性はたんぱく汚れを分解する力が強い。主な洗濯汚れは皮脂や汗などのたんぱく質である事が多いので、通常の洗濯汚れに強い洗浄力を発揮する。


シャボン玉石けん – ショッピングサイト
http://www.shabon.com/shop/products/view/2221

このように粉末タイプのほうが強い洗浄・洗浄・除菌力を持っており、液体タイプの出番はないように思えますが、粉末タイプにも弱点が。アルカリ性であるゆえに、アルカリ性に弱い繊維には使えません。

絹やウールに含まれるたんぱく質は、アルカリ性にとても弱いので使用する事はできません。この場合のシミ抜きには液体タイプが役立ちます。

洗濯からお掃除に家じゅうぴかぴか!主な使い道5つ 

それでは実際に酸素系漂白剤の使い方について紹介します。洗濯はもちろんのこと、家のお掃除にもいろいろ使えます。色々な洗剤を揃えなくても様々なものがぴかぴかになりますよ!

この記事では全て粉末タイプを使用します。

▼洗うものが小さければバケツ代わりにペットボトルを切ったものでもOK!

なお、お湯の温度は40~50℃が最適です。酸素系漂白剤は酸素を出しながら漂白しますが、熱湯を使用した場合には、作用が一瞬で終わってしまいます。最適な温度で時間をかけてじっくり漂白するのが、一番効果的です。

主な使い道は次の5つ

  1. 衣類の漂白・洗浄・除菌
  2. 食器の漂白・洗浄・除菌
  3. 洗濯機の洗浄
  4. キッチン全般の掃除
  5. お風呂全般の掃除

1. 衣類の漂白・洗浄・除菌。つけ置き洗いとお湯使いがポイント

汗・皮脂汚れや洗ってもなかなか取れない臭いには、つけ置き洗いとお湯使いで高い効果を狙います。

衣類の漂白・除菌

洗面器などに40℃以上のお湯をはり、その中に酸素系漂白剤を入れてよく混ぜ溶かします30分ほどつけ置きしたら、すすぎます。衣類だけでなく、布製の靴、キッチンの布巾などにも使えます。

お湯2Lに対して大さじ1(15g)が目安

繊維自体が黄色く変色しているものは元に戻す事はできません。

衣類の洗浄・除菌

洗濯機に直接、洗剤と一緒に振り入れて普通に洗濯機を回すだけ!少し手間ですが、洗面器などに先にお湯で溶かしてから洗濯機に入れるようにすると効果がアップします。

水30Lに対して大さじ1(15g)が目安
こんなものにも効果的

  • 洗っても臭いのとれないシャツ、タオル
  • 衣類の汗ジミ

2.食器の漂白・洗浄・除菌 食器洗い機の洗剤としても

つけ置き洗いでスポンジの届きにくい細かい部分の茶渋もすっきり!

  1. 洗い桶にお湯をはり(約2L)、大さじ1程度の酸素系漂白剤を溶かす
  2. 茶渋などが気になる食器を30分以上つけ置き
  3. その後食器洗い用洗剤を使って洗いながす
こんなものにも効果的 

  • 茶渋のついたコップ
  • まな板の除菌
  • 届きにくく落としにくいステンレスボトル内や蓋、茶渋もつけ置きですっきり
  • ※ボトルの外側は塗装が剥げる恐れがあるので、ボトル内にお湯と酸素系漂白剤を入れて中の汚れを落とす

また、食器洗い機用の洗剤としても使用ができます。

軽く余洗いをした食器を食洗器にセットし、4~5人用で小さじ1杯(5g)が目安。通常の洗剤と同じように使用してください。

「アルカリ」+「熱い湯」+「湯が吹き付けられる物理的な力」
この3つが食器汚れに効いてスッキリときれいに洗い流してくれます。食器洗い機にこもるイヤな臭いにも効果的。

3.洗濯槽の洗浄 洗濯機をキレイに保って洗濯物もぴかぴか!

毎日洗濯物の汚れを落としている洗濯機も、実は汚れが溜まる場所。酸素系漂白剤を使って洗濯槽をすっきりお掃除できます。

用意するもの

  • 酸素系漂白剤
  • 洗濯槽いっぱいに入るお湯 40~50度
  • ゴミ取り用網

お湯はたくさん使うので、お風呂の残り湯を追い焚きして使っても!

  1. 糸くずネットを外しておく(洗濯槽の外側から出た汚れを内側に循環させて取り除くやすくするため)
  2. 洗濯機にお湯をいっぱいためる
  3. 「洗い」コースに設定し、10分ほど回す。その後8時間以上放置する
  4. 浮いている汚れを網ですくう
  5. さらに「洗い」コースで3~5分回す
  6. 浮いてきた汚れを網ですくう
  7. 5、6を数回繰り返して、汚れが出なくなってきたら排水(すくいきれずに洗濯槽の底に残ってしまった汚れはティッシュなどで拭いて)
  8. きれいな水を高水位まで入れて、「洗い」「すすぎ」「脱水」をして終了

洗っているのに臭う洗濯物は、洗濯機の汚れが原因かもしれません。定期的にこの掃除を行えば、洗濯機を清潔に保つ事ができます。

4.キッチン周りはこれ1つで!掃除・除菌・防臭

キッチン周りは排水口のぬめりや油・焦げ付き、臭いといった様々な汚れがあるので、塩素系のクリーナーや重曹といったように目的別に洗剤を揃えたりしていませんか?

酸素系漂白剤ならこれ1つで問題が解決します。

排水口や三角コーナー:ぬめりや臭いに

  1. 酸素系漂白剤を100g程度排水口または50g程度を三角コーナーへ振りかける
  2. コップ1~2杯のお湯を注ぎ、しばらく置く(15~20分)
  3. 成分がパイプ内に行き渡った後、多量のお湯または水を一気に流す

ガスコンロや換気扇:油汚れや焦げ付きに

  1. 酸素系漂白剤とお湯を3:1の割合で混ぜてペースト状にする
  2. ガスコンロや換気扇の汚れが気になる部分に塗って15分ほど放置(あまり長い間放置するとペーストが固まって拭き取りづらくなる)
  3. ペーストを拭き取る

酷い汚れの際には、重曹を少量混ぜてみて。油汚れにさらに強くなるうえに、研磨作用がプラスされてよく落ちるようになります。

焦げ付き鍋:ぐつぐつ煮るだけで簡単きれい

焦げ付いてしまった鍋も簡単にきれいになります。

鍋に水と酸素系漂白剤(1Lに対して小さじ1~2程度)を入れて、そのままぐつぐつと煮るだけで焦げが浮いて落ちてきます。

弱火でなるべく時間をかけて沸騰させるのがよく落とすコツです。

冷蔵庫・食器棚の除菌、消臭:溶剤で気軽にお掃除

2Lの水に対して10g(大さじ1杯)の酸素系漂白剤を溶かし、液に浸した布をしぼって拭いたあと水拭きします。

5.お風呂掃除もこれ1つで 風呂釜・小物の除菌・カビ・床タイル洗い

風呂釜やカビといった汚れも酸素系漂白剤があれば、専用クリーナーの必要はありません。

風呂釜洗いの方法:専用の洗浄剤は必要なし!

追い焚き機能あり

  1. 一つ穴(または二つ穴)が充分つかるくらいに水(またはお風呂の残り湯)を張る
  2. その中に酸素系漂白剤を100g程度入れる
  3. その後10分くらい沸かし、カスが出なくなれば火を止める
  4. 汚れた水を排水し、カスが出なくなるまでホースなどで充分洗い流す
  5. 追い焚き機能なし
  6. 水を張ったあと酸素系漂白剤を入れたまま翌朝までつけ置きする
  7. 後はホースで洗い流し、穴の内部は歯ブラシなどでこすって良くすすぐ(この場合風呂場小物も一緒に付け込んで除菌を行う事もできます)

※ヒノキや大理石の浴槽、24時間風呂にこの洗浄方法は使えません。

▼シャワーヘッドも洗えます。浸け時間は30分~1時間程度でOK。

風呂場小物の除菌:簡単まとめてつけ置き

  1. 風呂釜に水を張り、その中に酸素系漂白剤を100g程度入れる
  2. 風呂フタや洗面器、椅子など除菌したいものを翌朝までつけ置きする
  3. その後よく洗い流す

カビ掃除:プラス重曹でカビ取りクリーナーにパワーアップ

カビをきれいにするには漂白の力が必要です。強力な塩素系を使うのも効果的ですが、より安全な酸素系漂白剤を使ってもカビは落とせます。

ここでのポイントは重曹をプラスする事。アルカリのPH値が上がる事によって漂白力がぐんとアップするのです。つまり安全ながらも効果の高いカビクリーナーができるという訳です。

カビ取りクリーナーの作り方

酸素系漂白剤1:重曹1:ぬるま湯0.5の割合で混ぜてペーストを作る

これをカビの気になるタイルの目地やゴムパッキンに塗り、2~3時間置いたあと洗いながします。ペースト状なので流れ落ちる心配もありません。

床タイル洗い:磨くとお風呂場が一気に明るく見える!?

通常の風呂用洗剤で洗っていても、落としきれない汚れが溜まってくすみがちになる床タイル。酸素系漂白剤で磨くとすっきりします。

  1. 床タイルをお湯で濡らす
  2. 酸素系漂白剤100g程度を床全体にぱらぱらとまく
  3. ゴム手袋をはめた手でならす(水分と酸素系漂白剤を馴染ませ、床全体に均一に広がるように。水分が足りなくポロポロするようならお湯を足す)
  4. 30分ほど放置(ぶくぶくと細かな泡が立ちます)
  5. その後ブラシで磨いて水で流す

全体的にくすんでいると実は汚れに気づきにくいですが、一度磨くとびっくり!床が明るくなってお風呂場全体も一気に明るく見えます。

環境・人への影響 安全性は高いが危険性がゼロではない

さて、ここまで紹介してきた酸素系漂白剤はその安全性も大きな特徴の一つです。

しかし環境や人に全く無害という訳ではないので、ここではその詳細について詳しく説明します。

環境への影響 負荷は少な目ながら水に住む生き物の害になる事も

まず、成分の一つの炭酸ソーダは、

  • 炭酸ナトリウム
  • ソーダ灰

ともいわれ、自然界にも存在する無機質です。

そのため生物分解される必要がなく、環境負荷が少ないものと言われています。

しかし、もう一つの成分である過酸化水素の方は環境にやや負担があります。水生生物に対して毒性がある事が分かっているのです。

ただ、40℃以上のお湯で使用すると酸素と水に分解されるのでこの場合には環境負荷が少なくなります。

人への影響。危険性は少ないながらも直接触れる事は避けた方が良い

塩素の毒性が強く、使い方によっては毒ガスが発生したり、原液が肌に触れると炎症を起こしたりする塩素系漂白剤に比べるとかなり危険性は少ないと言えます。

しかし、酸素系漂白剤はアルカリ性が強くたんぱく質を分解する力があります。したがってたんぱく質である皮膚に直接触れたりするのは避けるべきです。使用する際にはゴム手袋をしましょう。

以上から分かるように、高い効果を持つ漂白剤ながら、危険性は少ないが全く無害という訳ではありません。必要以上に多量に使用したりするのは避け、使用時には手袋をしてください。

使用してはいけないものは?色落ちや劣化の原因に

粉末タイプの酸素系漂白剤が絹やウールの繊維に使用不可であると前述しましたが、ここでは改めて使用不可のものをまとめてみました。

液体タイプ

  • 水洗いできないもの(洗濯物の絵表示にて確認)
  • 草木染製品
  • ボタンやファースナーが金属のもの

粉末タイプ

  • 絹、ウールとこれらの混紡品
  • 草木染製品
  • 色落ちしやすい衣類
  • ボタンやファースナーが金属のもの
  • ステンレス以外の金属
  • 漆器

草木染製品は、媒染剤として鉄や銅が使われていた場合があります。過炭酸ナトリウムがそれらの金属と反応して、変色したり繊維が劣化したりしてしまうので注意。

ボタンやファスナーなどの金属も同様で、金属そのものがボロボロになってしまったり、金属と触れている生地に影響を及ぼすので使用出来ません。

漂白だけじゃもったいない!家中に使ってエコロジー&エコノミー

ここまで酸素系漂白剤の使い方について紹介してきましたが、いかがでしょうか。

漂白剤という名前から一見使用範囲が限られていそうですが、まったく違います。こんなにたくさんの使い道があるのです。

高い効果ながらも環境や人に穏やかでエコロジー、かつ1つで家じゅうをピカピカにできてエコノミー。

しかも1袋(750g前後)400円程度。これはますますエコノミーですね。

酸素系漂白剤の力をまだ知らなかった方はもちろん、新たな使い道を発見できた方も、ぜひ早速試してみてください。家中すっきり爽快間違いなしですよ!

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コメント一覧

  • ちー

    洗濯そうクリーナー
    汚れが落ちて、ビックリです
    気持ち悪いくらい、汚れがういてます

    返信

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