同棲のメリットとデメリットとは?よくよく考えて同棲の決断を!
Date:2017.11.09
皆さんは、好きな男性と一緒に暮らす同棲をしたことがあるでしょうか。離れ離れで暮らしている時はすぐ会うことができませんし、寂しさもあることでしょう。
しかし、同棲すれば帰る家が同じなので一緒にいる時間も増えます。
同棲することで二人が共有できることも多くなるのですが、良いことばかりではなくデメリットもあります。
今回は、同棲のメリットとデメリットについてご紹介しましょう。
この記事の目次
金銭面のメリットとデメリット
同棲をする時のきっかけとして、家賃の節約を挙げるカップルは多いようです。
お互いに一人暮らしの場合は、付き合いが続いていくとどちらかの家に泊まることも増えていくと家賃について考え始めるのです。
- 「一緒に暮らしたほうが家賃の節約になる」
- 「お互いの家賃を合わせればもう少し大きな家に住める」
以上のように考えて同棲に踏み切るのです。
具体的に一緒に暮らすことで、一体どんな金銭面でのメリットがあるのでしょうか。
お金が貯まるというメリットがある
同棲すると家賃だけではなく、光熱費もお得になります。
光熱費の使用量が同じでも基本料は一世帯分しか取られませんし、住まいの更新料も同じく節約できます。
家賃を折半するか、お給料が良い方が多く負担するかはカップルによって違いますが、結果的には一人暮らしよりも節約になってお金が貯まるのです。
また、一人暮らしの場合は暇な時間にネットサーフィンやテレビショッピングなどをしてしまって無駄な買い物をしてしまうこともありますよね。
同棲すれば、彼氏の目が気になるようになりますので抑制心が育ちます。
暇と感じる時間が減りますし、何よりも「また買ったの?」と言われたくないという気持ちから衝動買いもしにくくなるでしょう。
同棲したほうが貯金は増えていくことから、貯金に興味がなかった方もお金に対しての考え方が変わって貯金が趣味になるかもしれませんよ。
出費の計算がストレスになるというデメリット
同棲する場合、彼氏がよほど稼いでいれば全額生活費を負担してくれるかもしれませんが、ほとんどの場合は折半するケースが多いようです。
折半するということは全てにおいて計算しなくてはいけません。食費や光熱費、日常の出費などを全てレシートや画像などで保存しておく必要があります。
どちらかが経理担当になってお金の徴収をするわけですが、飲み会やお祝い事などがあった場合にはお金の支払いが滞ることもあるかもしれません。
そのような時は、支払いのために相手の分も負担することになります。
カードを渡してお金の管理を任せる場合は、信頼関係が試されることになりますので、ここで使い込みをされると信用できなくなって破たんする可能性もあります。
金の切れ目が縁の切れ目という言葉もありますので、同棲時期のお金のトラブルは別れを招くこともあるのです。
別れを招かないためには、予めお互いに10万円程度準備しておいて、そこから二人にかかるお金に充てていくというスタイルをお勧めします。
お財布、またはお金を入れる小さな金庫の中に入れておき、入出の度にノートやパソコンの家計簿に記載していくという方法であれば、一緒に管理することになります。
ギャンブル好きやお酒好きの彼氏でお金の使い込みに対しての不安がある場合は、丸ごと預けずにこのような方法から試してみてはいかがでしょうか。
生活面でのメリットとデメリット
同棲することで生活面はがらりと変化します。一人暮らしの時や実家暮らしでは気ままにできていたことができなくなることもあります。
メリハリがある生活になりますし、共同生活になるので分担しなくてはいけないことも出てきます。
生活面のメリットとデメリットとは、一体どんなことでしょうか。
家事や食事を分担できるというメリット
一人暮らしの場合は、家事も食事の支度も片付けも全て一人でしていたわけですが、同棲することで分担できますので自由な時間が増えるでしょう。
- 「食事作りが苦手で掃除は好き」
- 「掃除は嫌いだけど料理が好き」
上記のように、人によって得意なことと不得意なことがあるでしょうから相談して決めることがお勧めです。
やりたくないことを彼氏がしてくれるならばやらなくて良いというメリットが、同棲にはあるのです。
また、同棲することで風邪を引いた時や体調が悪い時に家のことができなくなるという心配も無くなります。
ペットと暮らしている場合は、健康なほうが世話をすることができますので、そちらの面でも安心でしょう。
相手の生活スタイルややり方が気になるというデメリット
同棲によって相手の生活スタイルが気になるというデメリットもあります。
これまで別々に暮らしてきたので生活スタイルが違う彼氏に対して不満が出てしまうのです。
例えば、以下のような点が気になるかもしれません。
- 夜更かしはせず早く寝る
- 詰め替え用や在庫は必ず1個準備しておく
- 家中の電気を点けっぱなしにする(または電気をあまり点けない)
また、同棲すると家事や食事を分担制にできるというメリットがある反面で、やり方が気になるというデメリットもあります。
例えば、食器洗い担当が彼氏になった場合、洗い方が気になることがあるかもしれません。
洗い方は人それぞれに違いますので、やり方が違うことでイライラしてしまうケースもあるようです。
まとめて洗う人もいればこまめに洗う人もいます。お皿は重ねずに片付けたい人もいれば、重ねたい人もいます。
やり方やペースが違うことがストレスになってしまって、結局自分でやってしまうということもあるかもしれません。
良かれと思ってやったことが彼氏の気に障って、口喧嘩へ発展してしまう可能性もあるのです。
分担制にした時点で相手の役割は気にしないようにすることがデメリット回避に繋がりますので、彼氏のやり方に文句を言う、先回りして行うなどは控えましょう。
同棲中の家事や食事を分担することは、結婚してからも続く可能性があります。
「これはできるけれどこれはできない」という状態では、妊娠中や子育て中に問題になることもあります。
同棲中、病気になった時にも対応できるように、得意なことは教えてあげて二人で成長していくとどんなこともこなせるようになるはずです。
覚えておいて損ということはありませんので、不得意なこともそれなりにできるようにたまには分担を変えてみましょう。
精神面でのメリットとデメリット
同棲すると精神面での変化もあります。同棲しておらず付き合っている状態では、一緒にいる時間が限られます。
実家暮らしの場合には帰る時間も気にしなければならないでしょうし、一人暮らしでも交通機関の時間を気にしながらデートしなければならず、落ち着かないこともあるでしょう。
同棲中の精神面のメリットとデメリットとは、一体何でしょうか。
一緒にいることができるというメリット
同棲の精神面のメリットとして、一緒にいられることが挙げられます。
別々に暮らしているとお互いの生活がありますので、相手が何をしているか見えず不安になる、寂しくなるなど心労があることでしょう。
しかし、同棲すれば帰る家が一緒なので一日のうち数時間でも一緒の時間があります。
彼氏が何をしているのかと心配することなく暮らすことができるのです。
特に付き合って日が浅い場合は、好きな人のことが気になって仕方ないかもしれませんが、同棲することで執拗に連絡するという行為を防ぐこともできます。
いつでも彼氏とスキンシップすることができますし、彼氏の不調や心労にも気づきやすいのですぐケアできますから二人の絆も強くなるでしょう。
また、一人暮らしをしたくてもきっかけがなくてできなかった場合は、実家から出て憧れの自由な暮らしをすることができます。
彼氏の目はありますが、好きな人の目なので家族よりも気にならないでしょうし、何より夜の戸締りや泥棒など防犯を気にせず安全に暮らすことができます。
家族の制限がないので、自分の好きな部屋にできますし、解放感もあって楽しい同棲生活を送ることができるでしょう。
家族や親戚には言えないというデメリット
同棲すると精神面のデメリットもあります。
それは、家族は親戚には言いづらいということです。
結婚前の同棲に対して良いと思っていない家族の場合は、言えないというストレスがあるでしょう。
結婚前に男性と暮らすことを良く思わない方も世の中にはいて、特に年配の方がそう思う傾向にあるようです。
好きな人と一緒に暮らしたいと言えず、以下のように嘘をつかなければならないのです。
- 「友達とルームシェアする」
- 「一人暮らしする」
上記のように嘘をつくと精神的な負担がかかるでしょう。
嘘をついて生活していると様々な部分で歪みが出ることがありますし、バレてから揉めることもあります。
できれば、家族だけでも納得させた上で同棲することができれば、精神面での負担が無くなるはずです。
また、同棲すればいつも彼氏がいてくれるわけではなく、飲み会や残業、出張などがあって一人で過ごす日も出てきます。
一緒にいることが当たり前になってしまうと、一人になった時に辛い思いをするかもしれません。
離れている時も気持ちは繋がっていると思えば乗り切れるでしょうから、同棲していてもあまり彼氏に依存し過ぎないように気を付けましょう。
交友面でのメリットとデメリット
同棲することで人間関係や交友面にもメリットとデメリットを感じることでしょう。
一人暮らしや実家暮らしの時は、友達付き合いが少なかった方も同棲することで交友面が広がるはずです。
同棲中の交友面のメリットとデメリットとは、一体何でしょうか。
友達が増えるというメリット
同棲することで、自宅へ友達や同僚などを招く機会が増えることが考えられます。
特に彼氏が、人付き合いが好きで得意なタイプの場合、自宅にも人の出入りが増えることでしょう。
自宅への出入りはなくても、飲み会や食事会、バーベキューなどグループでの行動が増えるかもしれません。
自分の周りにいる人たちではないタイプの男女と出会えることから、友達が増えていくはずです。
交友面が広がっていくとこれまでの考え方も変化して、自分の世界も広がっていくでしょうから、新たな発見や気づきによって人生が豊かになることも考えられます。
また、同棲して彼氏の友達や同僚と仲良くなることで、彼氏の新たな一面を見ることもできます。
友達や部下、上司などとどんな風に接しているかわかります。
世話好き、気遣い上手など、客観的に見ることで彼氏の意外な一面に気づくこともできるというメリットもあります。
二人で過ごしているだけではわからない姿を見ることで、惚れ直すこともあるかもしれませんよ。
彼氏の周りに嫉妬するというデメリット
同棲して彼氏や自分の人間関係が広がっていくと、当然ながら彼氏は自分だけのものではないと気づくことになります。
彼氏は、仕事では同僚との関係があり、プライベートでは友達との関係があり、そして自分との関係があって生きています。
そのどれもが大事ですから、時には自分を二の次にされることもあるかもしれません。仕事上、仕方がないということもあるからです。
彼氏の人間関係を知ってしまったことで、嫉妬してしまうこともあるでしょう。
特に優先する相手が女性の場合は、「気持ちはない」と言われても勘ぐってしまうこともあるでしょう。
同棲しなければそこまで深く関わることもなかったかもしれない相手なので、「自宅での飲み会はしたくない」、「泊まらせたくない」など思うかもしれません。
しかし、親しくなっておくことで彼氏だけではなく関わる人についても状況を把握しやすくなります。
彼氏の周りの人たちとも親しくなれば、絆が生まれますので浮気されることや軽視されることもないはずです。
彼氏を信じることで嫉妬からも解放されますので、同棲において広がる人間関係は大事にして自分の世界を広げていきましょう。
愛情面でのメリットとデメリット
同棲することで愛情面でのメリットとデメリットもあります。朝起きてすぐ隣に好きな人の顔があるという生活は愛情面で満たされますが、デメリットもあるようです。
同棲中の愛情面でのメリットとデメリットとは、一体何でしょうか。
お互いを理解して愛が深まるというメリット
一緒に暮らすようになると別々に暮らしていた時よりも相手の言動を観察できますから、相手が求めていることや不満など変化に気づきやすくなるでしょう。
例えば、リモコンが欲しくて見た時に彼氏がさりげなく渡してくれて、「どうして言わなくてもわかったの?」という現象が起こるかもしれません。
対して、あなたも彼氏のことがわかるようになってくると愛情だけではなく愛着も感じるようになるでしょう。
同棲しているからこそ、出かける際や寝る前などに愛の言葉を直接伝えやすくなりますので、「私のこと好き?」と不安になることもなくなるでしょう。
また、お互いの予定がわかりやすくなってデートしやすいというメリットもあります。
外でのお食事デートがダメになっても、同棲しているので自宅でのDVD鑑賞や二人飲み会などに変更もできます。
すれ違いも無くなりますので、二人の愛がより一層深まっていくことでしょう。
束縛し過ぎてしまうというデメリット
同棲して彼氏の予定が把握できてしまうと、休みの日は買い物やデートなど二人の予定を立ててしまって、彼氏のことを束縛してしまうというデメリットもあります。
お互いに付き合う友達や趣味が全く同じであれば問題ないでしょうが、一般的には違うことのほうが多いことでしょう。
恋人意外と過ごす時間もリフレッシュやストレス発散のためには、ある程度必要かもしれません。
好きだからこそ彼氏の必要な時間を確保し、自分の時間も確保することが同棲を続ける秘訣ではないでしょうか。
また、常に一緒なのでたまには離れたいと思うこともあるかもしれませんね。
一般的に長く付き合っているとマンネリという現象が起こりやすく、同棲中にも起こりうることです。
特にお互いが疲れている時や不満がある時は、お互いに思いやる気持ちが薄くなって衝突しやすいので注意が必要です。
好きだから一緒にいたくて同棲したのに、離れたいという気持ちになるのは不思議なことですが慣れによって誰にも起こり得ることです。
溝が広がるほど二人の関係が危うくなって、浮気や破局ということもあり得ることです。
同棲することでマンネリ化が加速する可能性もありますが、愛情面でのマンネリ化は同棲を楽しもうとする気持ちで回避できるはずです。
結局仲直りするつもりの喧嘩なら時間の無駄ですから、お互いに気持ちよく過ごせるように努力するのです。
- 喧嘩はしない。もししても翌日に引きずらない
- 外出時と帰宅時は笑顔を見せる
- 食事はできるだけ一緒に食べる
以上のように無理なくできる二人のルールを決めておけば、愛情面のデメリットを回避できるのではないでしょうか。
将来面でのメリットとデメリット
同棲すると二人の将来面においてのメリットとデメリットもあります。
順調に付き合いを続ければその先にあるのは結婚ですが、全ての同棲カップルが結婚へ到達するわけではありません。
同棲中の将来面でのメリットとデメリットとは、一体何でしょうか。
結婚の練習ができるというメリット
同棲することで、お互いに結婚をイメージしやすい状況になって練習ができるというメリットがあります。
お金の遣い方や生活スタイルなどを間近で見ることができますので、「この人とやっていけるかどうか」についてじっくり考えることができるでしょう。
結婚しても大丈夫だと思えたら同棲から結婚へと発展しやすくなりますので、プロポーズを受けやすく、ご自身からもしやすくなるでしょう。
同棲によって結婚に対する印象が具体的になれば、貯金についても結婚資金のために溜めようという二人の明確な目標ができるはずです。
結婚できないとわかれば別れるというデメリット
同棲が上手くいけば結婚へ進むことができますが、デメリットもあります。
将来的なことを意識していても相性が悪い、相手に直す気がないなど同棲が上手くいかないと結婚を考えることができなくなる可能性もあります。
どんなに好きな人でも合わない部分はあるものです。
その部分も含めて愛することができれば結婚してからも上手くやっていけるでしょうが、受け入れることができなければ二人の将来を考えることは難しくなるでしょう。
また、同棲することで結婚が伸びてしまうというカップルもいます。
同棲すると結婚のタイミングを見失いやすくなり、「このままでもいいか」という気持ちになりやすいからです。
妊娠や両親の説得など何かきっかけがないと、ズルズルと同棲から先へ進めなくなるのです。
将来を考えてお試しで同棲した場合も同様に、「別に急ぐ必要はないよね」と言う気持ちになりやすいようです。
「二人で暮らしたい!」という気持ちがあれば結婚準備へも取り掛かりやすいですが、既に一緒に暮らしているとなると「面倒くさい」と思ってしまうのです。
同棲することで結婚へ近づくか、遠ざかるかはカップルによって違いますが、ある程度結婚の目安を考えておくことで先送りしにくくなるはずです。
- 「○年後には結婚したいね」
- 「結婚を前提に同棲しよう」
同棲前には、上記のような約束をしておくと良いかもしれません。
同棲はデメリットにさえ気を付ければお互いに楽しめる!
ご紹介したように、同棲には様々な面でメリットとデメリットがありますので、よく理解した上で決断することをお勧めします。
デメリットのことばかり考えてしまうと物事を進ませることはできませんが、予め想定しておくことで対応できることもあるでしょう。
デメリットさえクリアできれば同棲は楽しめますので、今回ご紹介した内容を是非ご活用して頂ければ幸いです。
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