加齢とともに目が小さくなった…原因と目元のアンチエイジング法
Date:2016.10.03
太ったわけではないのに、目が小さくなったと感じたことはありませんか?それは加齢のせいかもしれません。
「それなら仕方ないか」と諦めてはいけませんよ。加齢のせいで目が小さくなったとしても、パッチリ目に戻す方法があるのです。
大きくて美しい瞳は何歳になっても手に入れておきたいものですね。その願いを叶える目元のアンチエイジング法を紹介しましょう!
目を動かすだけでパッチリ目を手に入れるトレーニング方法
目が小さくなってしまうのは、目の周りの筋肉が衰えてきているからです。体と同じように、目の周りの筋肉を鍛えてパッチリ目を取り戻しましょう。
瞼のたるみは眼輪筋トレーニングで解消する!
まぶたの開閉ができるのは眼輪筋という筋肉が機能しているからです。眼輪筋は目の周りにある筋肉のこと。
この眼輪筋が衰えると
- 目元のたるみ
- 目が小さくなる
- 目の下にクマができる
- ドライアイになりやすくなる
などといったデメリットが生じます。
そこでおススメなのが眼輪筋を鍛えるトレーニングです。簡単にできるトレーニング法なので、すぐに実践してみてください。
- まっすぐ正面を向き、両目に力を入れて5秒間つむります。
- 5秒後、パっと目を開き思い切り目を見開いて5秒数えます。
- 再度、両目をギュッと5秒間つむったら、目を見開き下を見ます。
- まっすぐ正面を向き、両目を5秒間力を入れてつむったら、目を見開き右を見ます。
- まっすぐ正面を向き、両目を5秒間力を入れてつむったら、目を見開き左を見ます。
以上のような動きを2回繰り返します。
目の下のたるみを解消するツボ押しマッサージの方法
目の下がたるんでくると、目も小さくなってしまいます。眼輪筋のトレーニングと合わせてマッサージをすると目のたるみ解消になりますよ。
たるみ解消ツボ押しマッサージ方法
- 眉毛の真ん中の下にある「魚腰(ぎょよう)」というツボを押します。親指の腹を当てて、気持ち良いと感じられる程度に刺激しましょう。
- 目尻から約1cm外側のくぼんだ場所にある「瞳子りょう(どうしりょう)」というツボを刺激します。
- 目の下の骨の上にある「承泣(しょうきゅう)」というツボを押します。
ツボ押しマッサージはいつでも手の空いた時間やテレビを見ながらもできるものです。
顔の筋肉を動かして生き生きとした瞳に!
顔の筋肉を動かすことも、目元ケアにつながります。無表情でいると体の筋肉と同様、顔の筋肉も硬くなりシワやたるみができやすくなります。
そうならないためもにも、意識して顔の筋肉を動かすようにしましょう。
おススメなのは日常生活の中でよく笑うことです。
日常生活に注意することで目の老化を防ぐことができる!
加齢によって目が小さくなるのは誰にでも起こることですが、日常生活に注意することで老化による瞼のたるみや眼輪筋の衰えを軽減することが可能です。
瞼を引き上げるミュラー筋が伸びてしまうと瞼が垂れていく
眼輪筋は上瞼から下瞼にかけて、輪のようについている筋肉です。この筋肉のほかに、瞼を上げる筋肉には眼瞼挙筋とミュラー筋と言う筋肉があります。
眼瞼挙筋は途中から挙筋腱膜という繊細な膜となるのですが、挙筋腱膜は加齢によって伸びたり切れやすくなったりします。挙筋腱膜が切れてもその後ろにミュラー筋があるので、瞼を開くことができます。
しかし、ミュラー筋が切れたり伸びたりしてしまうと、瞼はたるんでいく一方、ということになります。
ミュラー筋も鍛えればいいのでは?と思いますよね。でもミュラー筋はとても薄い筋肉で鍛えるのは難しいとされています。
さらにミュラー筋は自律神経に支配されているため、緊張している状態のときは目がパッチリと見開き、リラックスしている時は目がトロンとしています。
また、ミュラー筋が伸びてしまうと、常に目に力を入れていないと目が開かないため、
- 肩こりが起こりやすくなる
- 眉毛を上げることにつながりおでこにシワができる
- 頭痛を起こしやすくなる
といった弊害が出ます。ミュラー筋を守るためには、日常生活における注意が必要なのです。
ミュラー筋を伸ばさないために注意したいこととは?
年を取るだけでも伸びやすいミュラー筋に必要以上に負担をかけないためには、次のようなことに注意しましょう。
- 上目使いをしないようにする
- ミュラー筋に最も負担がかかるのは、目を上に向けている時です。ちょっとした瞬間であれば問題ないのですが、長時間上目使いでいるのは控えるようにしましょう。パソコンのモニターの位置の高さにも注意してくださいね。
- メイク落としの時にこすらない
- アイメイクを落とす時にゴシゴシこすらないようにしましょう。毎日のこととなると、ミュラー筋が伸びやすくなります。
- 瞼を引っ張らないようにする
- コンタクトレンズの取り外しや、つけまつげなどを取る際に瞼を引っ張らないようにしましょう。
- コンタクトレンズは長時間装着しない
- コンタクトレンズを長時間装着していると目に負担がかかります。それとともに、交感神経が優位に立つため、緊張状態が続きミュラー筋に負担がかかります。
- パソコンを使う際には疲れ目に注意
- パソコンなどを使用したデスクワークが多い人は、目元がたるみやすくなります。スマホやテレビの見すぎも同じことです。できるだけパソコンやスマホなどを見る時間を減らすようにしましょう。
仕事で長時間使用する場合は、眼精疲労などにならないよう、ホットタオルなどで血流をよくしましょう。
また、目の疲れがひどい場合は、ブルーライトが原因かもしれません。ブルーライトをカットするメガネなどを利用するのもおススメです。
まぶたが開きにくい!それは眼瞼下垂かも?!
眼瞼挙筋やそれを動かしている動眼神経にトラブルが起こると、眼瞼下垂という病気になることがあります。
眼瞼下垂になると、
- 目が開きにくい
- 瞼の皮膚がたるむ
- 眼球が小さくなる
などといった症状が起こります。先天性であることも多いのですが、加齢やコンタクトレンズの長期使用など目の疲労によって起こることもあります。
眼瞼下垂の場合は症状が進行すると手術をすることになります。目が開きにくいなどの症状がある場合は、早めに専門家に相談するようにしましょう。
加齢に負けない美しい目元を作るスキンケアのコツ
加齢とともに目元はたるみ、シワが出てきます。美しい目元でいるためには、目元のケアが大切です。
目元のエイジングケアに効果が高いスキンケア
目元にハリや弾力がなくなるのは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減少するためです。肌にハリを与える成分が配合された化粧品を使うことが大切です。
「目が小さくなった」と感じる要因は、
- 目の下のたるみ
- 目尻が下がってきた
という「年齢肌」によるものです。
加齢とともに気になる「年齢肌」をケアする有効成分がたっぷり配合された、エイジングサインに特化したスキンケア製品を使いましょう。
オススメは「プロジェマックスのモイスチャーファーミングクリーム」です。
厳選された美容成分で肌にハリや弾力を取り戻します。
毎日の目元ケアに注意!これをすると目元の老化が進む
毎日のケアの中で何気なくしていることが、目元の老化を進めていることがあります。目元の老化を少しでも遅らせるためにも、NGな目元ケアがあります。
まず注意したいのは、目元のクレンジングです。
使い過ぎると目元の皮膚の老化が進みやすくなるので注意しましょう。
また、目の周りのマッサージをする際にも注意が必要です。力を入れて引っ張ったりすると、皮膚が伸びてたるみやシワになりやすいのです。
目元周りの皮膚は薄く弱いということを覚えておき、ケアをする際にはていねいに優しく行うことが大事です。
いつまでも若々しい目元でいるためにしておきたいこと
目の周りの皮膚が薄いということは外部からの刺激も受けやすいということです。特に紫外線には注意したいもの。
目元にもきちんと日焼け止めクリームなどを塗り、必要であればサングラスなどを使って紫外線対策をしましょう。
アイメイクを落とす際には、ゴシゴシとこすらないことです。皮膚が弱いため、力任せにこすったり、引っ張ったりするとたるみやシワの原因になります。
目の周りの血行をよくすることも、アンチエイジングにつながります。しかしマッサージは難しいもの。
そこでおススメなのがホットタオルで温めることです。
目の周りは優しくていねいに扱うことが大事
目の周りの皮膚は薄く、刺激に対しても弱いものです。クレンジングやケアをする際にはていねに優しくすることが必要ですね。
老化を少しでも遅らせ、パッチリ目を保つにはていねいなケアとトレーニングが大事です。
毎日の習慣にして、いつまでも美しい目元をキープしましょう。
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