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ノンシリコンシャンプーとは?シリコンの特徴から考えよう!

Date:2016.03.07

shutterstock_249122869最近はアレルギー等が話題になることが多いからか、オーガニック商品や無添加商品を好む自然派な女性が増えています。添加物等を配合していない自然派な商品は、敏感肌でも安心だしアレルギーの心配も少ない印象がありますよね。

そんな自然派女性に人気があるシャンプーにノンシリコンシャンプーがあります。無添加でより刺激がなく体に良い物を選ぶという感覚でノンシリコンシャンプーを選んでいる女性も多いでしょう。

しかし、ノンシリコンシャンプーに切り替えてから髪がキシキシしだしたと感じる人も多いです。ノンシリコンシャンプーは合うか合わないが非常にはっきりしている商品でもあるのです。

髪は顔周りの大きな面積を占めるので、印象に大きな影響を与えるパーツです。出来ればサラサラ潤髪な美しい髪を維持したいですよね。

ノンシリコンシャンプーという名前は余分なものが入っていなくて自然派なイメージですが、シリコンって一体何でしょう。

ノンシリコンシャンプーには、知らずに使用していると怖いことがいくつかあります。自然派女性が知っておくべきノンシリコンシャンプーの特徴について紹介したいと思います。

悪いもの?シャンプーに配合されているシリコンって何だろう

シャンプーに含まれているシリコンは、正確にはシリコーンという高分子化合物です。シリコン(silicon)とシリコーン(silicone)は言葉が似ていますが、化学的には全く別のものです。

シリコンそのものは主要な元素の1つであるケイ素(Si)であり、半導体などに使用されています。

シリコーンはシリコンと酸素の高分子化合物であり、分子構造によって液体のシリコーンオイルと固体のシリコーンオイルに分類されます。

シリコーンは化学的に非常に安定しているので、様々な物質に利用されています。シリコーンオイルはシャンプーの他にも乳液やヘアトリートメントなどに使用されています。固体のシリコンゴムはコンタクトレンズや豊胸手術の際にも使用されています。

このように様々なところでシリコンは使用されています。わかりやすくするために、以下からはシリコーンオイルもシリコンと記載させていただきます。

シリコンは悪者ではない!シリコンが持つ髪に重要な2つの役割

シリコンに添加物のような悪い印象を持っている人も多いですが、シリコンは悪い成分ではありません

上で挙げたようにシャンプー以外にも身近な様々なものに含まれています。また、世界中で何年も使用されており、シリコンは非常に安全な化合物です

シャンプーに含まれるシリコンには大きく2つの働きがあり、髪にとって非常に重要な役割を果たしています。

シリコンには髪をより美しく見せるコーティング剤の役割がある

シャンプーに含まれるシリコンには、髪をコーティングして指通りをなめらかにするコーティング剤の役割があります。また、髪のダメージ部分にしみこむことで髪を保護し、より美しく見せる働きもあります。

シリコンは髪のキューティクルを整え、

  • 切れ毛
  • 枝毛

を防ぎ、指通りの良いさらさらした髪にしてくれる髪の救世主でもあるのです。

シリコンは非常に指通りがよく、使用感を高めます。そのため、様々なスキンケア商品にも配合されています

シリコンは洗浄成分である界面活性剤から髪を守る役割がある

市販のシャンプーには、洗浄成分として界面活性剤が配合されています。シャンプーに配合されている界面活性剤には様々なものがありますが、安い界面活性剤が使用されていると、洗浄力が強くて髪がキシキシしてしまいます。

つまり、界面活性剤の摩擦によって、髪が洗われすぎてしまうのです

シリコンは、髪をコーティングし、美しく見せるだけでなく、摩擦を防いで髪を洗いすぎから守るという重要な役割も担っています。

ノンシリコンと表記されているのにシリコンが入っている商品もある

商品にノンシリコンシャンプーと表記されていたら、シリコンが配合されていないシャンプーを意味していると思いますよね。

しかし、ノンシリコンシャンプーと表記されているのにシリコンが入っている商品もあります

実は、ノンシリコンシャンプーという言葉は存在しません。ノンシリコンシャンプーとは業界の造語なので、ノンシリコンシャンプーという表記には何の責任もないのです。

ノンシリコンと謳っていても、シリコンが配合されている商品もあるし、逆にノンシリコンと謳っていなくてもシリコンが配合されていない商品もあります。どうしてもシリコンが嫌な場合はしっかりと成分表示を見て確認する必要があるでしょう。
  • 「~コン」
  • 「シプロ~」

という化合物が含まれていればシリコンが配合されているシャンプーです。

他にも、

  • 「コポリマー」
  • 「シロキ」

などの記載もシリコンです。

ノンシリコンシャンプーにはぼったくり商品も存在する

市販のシャンプーには、洗浄成分として界面活性剤が配合されていますが、界面活性剤自体はそこまで高価なものではなく、圧倒的にシリコンの方が高価です。

メーカーによって含まれている界面活性剤の種類も異なるので一概には言えませんが、
1kgあたりで比較すると、一般的な界面活性剤は300円~400円なのに対し、シリコンは4000円もします。

ノンシリコンシャンプーは、シリコンが配合されていないのに普通のシャンプーより高い商品もあります。通常とは異なる洗浄成分を配合している商品もあるので一概には言えませんが、ある意味ぼったくりに感じてしまう商品も存在します。

シリコンの有無よりも、気にするべきは「界面活性剤」だった

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シャンプーは7割程が水分で構成されており、残りの3割弱が洗浄成分である界面活性剤で構成されています。界面活性剤は親水基と親油基を持つため、水にも油にも親和する性質があり、この性質により汚れを落とします。

界面活性剤は種類により性質が異なるので、用途によってシャンプー以外にも食器洗い用の洗剤や、手を洗う石鹸等様々な所で使用されています。

つまり、シャンプーの洗浄成分は界面活性剤。界面活性剤といっても様々な種類があるのですが、今回は比較しやすい3つの界面活性剤で比較したいと思います。

石鹸

石鹸はアルカリ性の陰イオン界面活性剤であり、洗浄力は高いです。しかし、髪のキューティクルはアルカリ性だと開いてしまうため、髪の洗浄には向きません。

キューティクルが開くと、ごわつき感がある髪になってしまうので、洗浄力より髪を美しく保ちたい人にはあまり向きません。

高級アルコール系界面活性剤

市販されているシャンプーに配合されていることが最も多い界面活性剤です。

代表的ものに

  • 「ラウリル硫酸~」
  • 「ラウレス硫酸~」
  • 「~スルホン酸Na」

があります。

泡立ちが良く、洗浄力も高いのですが、刺激性があります。洗い心地が良く、使用感も良いので、お肌の強い人は快適に使用出来るでしょう。洗浄力も高いので大衆受けも良いです。

市販のノンシリコンシャンプーだと、これらの界面活性剤によって髪が傷んでごわつく場合もあるのですが、シリコンが配合されていると摩擦から守ってくれるので髪に優しくなります。

アミノ酸系界面活性剤

一部にアミノ酸の配列が組み込まれている界面活性剤です。よりお肌に優しく低刺激となります。サロン専用のシャンプー等に使用されていることが多いです。

髪にも優しく、髪への負担や自然派を目指す場合には最適ですが、洗浄力が弱めです。

下記のような髪にはあまりおすすめできません。

  • ヘアスタイリング剤をたっぷりと使用している髪
  • 油っぽい髪質の人

また、値段が高いのも難点です。

ノンシリコンシャンプーは界面活性剤による洗浄のしすぎや摩擦から守るシリコンが配合されていないので、界面活性剤自体の種類によって大きく影響をうけます。

ヘアスタイリング剤をたっぷり使用している人や油っぽい髪質の場合はシリコン配合ではないほうが良い場合もありますが、普通の髪質の場合はシリコンが配合されている方が髪を守るためには良いかもしれません。

シャンプーの洗浄成分は「界面活性剤」です。ノンシリコンシャンプーに限らず、ヘアケアに気を使う場合は界面活性剤の種類と働きについても知っておくべきでしょう。

普通のシャンプーとノンシリコンシャンプーの洗い上がりの違い

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シリコンが配合されているシャンプーとノンシリコンシャンプーでは、洗い上がりが異なります。自分の好みのシャンプーを使用するとよいでしょう。

普通のシャンプーの洗い上がり
シリコーンオイルは油なので、洗い上がりが重く感じられます。しかし、髪自体をコーティングしてくれるので、髪のダメージも抑えてくれます。

髪のパサつきも落ち着かせるので髪がボリュームダウンしたように見えるでしょう。

ノンシリコンシャンプーの洗い上がり
ノンシリコンシャンプーはシリコーンオイルという油が配合されていないので、すっきりとした洗い上がりです。また、地肌に良いとも言われています。

洗い上がりがストンと重くないので、髪のボリュームが出やすいです。

ノンシリコンシャンプーが合う髪質は猫っ毛やボリュームが少ない人

ノンシリコンシャンプーの方が髪に全体的にボリュームが出ます。

  • 髪が少ない人
  • 猫毛の人

は、ノンシリコンシャンプーが合う髪質と言えるでしょう。

普段髪のボリュームの少なさに悩んでいる人はノンシリコンシャンプーにしたとたんに悩みがなくなる可能性もあります。

また、脂っぽい髪質の人も、ノンシリコンシャンプーを使用した方が良いでしょう。ノンシリコンシャンプーならば、髪に余分なコーティングがされないので、脂っぽさを抑えることが出来ます。

猫毛の人や脂っぽい髪質の人はノンシリコンシャンプーのほうが合う可能性があります。ただし、ノンシリコンシャンプーは摩擦や洗いすぎを防ぐことができないので、髪のダメージが目立っている時は使用を控えたほうが良いかもしれません。

シリコンもノンシリコンも一長一短。髪質に合うシャンプーを使おう

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ノンシリコンシャンプーは無添加商品とは異なります。自然派な響きがするからとノンシリコンシャンプーを使用していると、髪に合わずにどんどん髪質がキシキシしてくる可能性もあります。

シリコンは健やかな髪を守るために必要な成分であり、一概に排除したほうが良いとは言い切れません。洗うことで髪のダメージをコーティングしてくれる素晴らしい成分でもあります。

とはいえ、シャンプーに含まれているシリコンは油でもあるので、べたつきやすい髪、ボリュームに悩んでいる髪にはあまり合いません。この場合はノンシリコンシャンプーが合うことが多いです。

普通のシャンプーもノンシリコンシャンプーも一長一短。まずは自分に合ったシャンプーを使用して、健やかな髪を手に入れましょう。

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