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ウコンは飲酒前?飲酒後?二日酔い防止効果を上げる摂取のタイミング

Date:2016.09.08

shutterstock_273715592お酒を飲む人には欠かすことのできないウコン。ここ数年、テレビで流れるウコンドリンクのCMも増えてきました。

「ウコンは二日酔いに効果的」というのは知られていますが、「いつ・どのタイミングで・どれくらい飲んだらいいか」というのは意外に知られていないのが現状です。

また、ウコンはたくさんの種類があり、飲みすぎだけではなく他にも様々な効果があると言われています。

ウコンはどんな種類のものを、どのタイミングで飲めば、最も効果的なのでしょうか。


ウコンとは漢方として昔から使われていた

ウコンというと、「二日酔いに効果的なもの」というイメージが強いですが、昔から漢方の生薬として使われていました。

ウコンは、ショウガ科の多年草で、原産国はインドと言われています。カレーを作る時、スパイスに「ターメリック」とありますが、これがウコンになります。

カレー以外にも、日本人には馴染みの深いたくあんの着色料や、染料として使われています。

ウコンにはいくつかの種類があり、ウコンの種類によって効能も違ってきます。店頭などのサプリメントやドリンクに含まれるウコンは、次の3種類が主になります。

最もポピュラーで食用に使われる「秋ウコン」

私たちが二日酔いや悪酔いの予防などで飲むウコンのほとんどが、秋ウコンになります。

秋ウコンは、独特な香りと苦味があり、鮮やかなオレンジ(黄色)をしているのが特徴です。

秋ウコンは、ターメリックとして香辛料としても使われています。秋ウコンの特徴は、クルクミンが豊富に含まれていることです。

クルクミンには、肝臓機能を回復・強化する作用があるため、お酒を飲む時にウコンを飲むと肝臓の働きを助けてくれると言われています。

また、クルクミンは体内で吸収されると「テトラヒドロクルクミン」という物質に変化します。これは、強力な抗酸化物質なため、体内の活性酸素を除去してくれます。

体内の活性酸素が除去されることによって、肌の老化が予防されるためシミやシワといった肌トラブルの改善にも繋がります。

クルクミンは、単体で摂取するよりもイースト菌や乳酸菌と一緒に摂取すると効果アップが期待できます。

カレーを食べる時にご飯ではなくナンやパンにしたり、一緒にヨーグルトを食べるといいと言われています。

インド料理を食べに行くと、カレーと一緒にナンやヨーグルトを使ったラッシー(飲料)を注文しますが、これは美容にとても良い食べ方なんだそうです。

漢方薬として使われることが多い「春ウコン」

中国では、春ウコンを昔から漢方薬として使っていました。そのため、日本でも漢方薬に使うウコンは春ウコンが主流となっています。

春ウコンに含まれる精油成分が体に良く、様々な効果があるとされています。

ターメロン 胆汁の分泌促進
シネオール 胆汁・胃液の分泌促進
カンファー 健胃・殺菌効果
α-クルクメン コレステロールの溶解、高脂血症予防
クルクモール 抗がん作用
β-エレメン 腫瘍予防効果

春ウコンは、秋ウコンに多く含まれるクルクミンの含有量はかなり低くなっています。

しかし、精油成分が豊富なため、健康のために春ウコンを飲んでいるという人も多いようです。

ダイエットしている人に最適な「紫ウコン」

紫ウコンは、切り口が紫色で、秋ウコンや春ウコンのようなオレンジ色ではありません。

紫ウコンは春ウコン同様、クルクミンの含有量はかなり低くなっています。しかし、春ウコン同様精油成分を多く含んでいて、その量は春ウコンよりもかなり多いとされています。

胃腸の調子を整えるだけではなく、不要なコレステロールの排出・溶解作用があるため、ダイエット中の人は紫ウコンをプラスすると、ダイエット効果がアップすると注目されています。

また、紫ウコンには、以下のような効果も期待できると言われています。

  • ピロリ菌の除去
  • ニキビやシミの緩和
  • 冷え性予防
  • 生理痛、生理不順

血行促進効果があり、体を温めてくれるため、女性特有の冷えや生理に関する症状にも効果が期待できるようです。

ウコンには嬉しい有効成分が盛りだくさんに含まれている

上記で、それぞれの3種のウコンの特徴や有効成分を紹介しました。しかし、それ以外にもウコンには様々な有効成分が含まれています。

その中でも、特に有名で気になる有効成分について紹介します。

ウコンの中で1番有名な有効成分「クルクミン」

クルクミンとは、ポリフェノールの一種でウコン独特の黄色の色素成分です。肝機能の動きを活性化させ、解毒機能のある胆汁の分泌を促進する効果があります。

また、様々な健康に良い効果があると言われています。

  • 解毒作用
  • 抗がん効果
  • 抗炎症効果
  • コレステロール値の低下

そのため、二日酔い予防だけでなく、健康のためにサプリメントなどでウコンを摂取する人も増えています。

二日酔いドリンクにも含まれる「ピサクロン」

ピサクロンは、秋ウコンにごく少量含まれる有効成分で、希少性が高い成分です。クルクミンと同様、二日酔い予防・改善効果が期待できるとされています。

その他にも、次のような効果があります。

  • 抗炎症作用
  • 抗酸化作用
  • 肝障害抑制効果

肝障害抑制効果があるため、お酒を飲む人には欠かせない成分となっています。

体内のナトリウムを排出する「カリウム」

実は、ウコンにはカリウムも含まれています。カリウムには、体内のナトリウムを排出する効果があるため、血圧上昇や高血圧予防が期待できます。

また、腎臓に溜まる老廃物を排出する作用もあるため、飲酒した時の排泄を促す効果も期待されています。

ウコンが二日酔いに効くのは「クルクミン」にあり

どうして、ウコンが二日酔いなどの飲みすぎに効果があると言われているのでしょうか。それは、秋ウコンに含まれるクルクミンにあります。

クルクミンを摂取すると、肝機能が活性化され、肝臓にある毒素を分解・排出します。

二日酔いの原因となるアセトアルデヒドも分解して体外に排出してくれるため、二日酔いに良いと言われるようになりました。

また、ウコンを摂取することで胆汁の分泌も促進されます。そのため、胆汁と共にアセトアルデヒドも排出されます。

なので、分解されない毒素もウコンを摂取することで体外に排出できるため、二日酔いに効果があるようです。

二日酔いを予防するためにはウコンは飲酒前が効果的!

ウコンが二日酔いの予防に効果的だと分かっていても、飲むタイミングがよく分からないという人が多いと思います。

実際、飲酒前に飲む人や飲酒後に飲む人、または飲酒途中に飲むなんて人もいます。実際、どのタイミング飲むのが1番効果的なのでしょうか。

実は、ウコンはいつ飲むという決まりはないそうです。

しかし、悪酔い・二日酔いをしないためには飲酒前にウコンを飲んでおいた方がいいという意見が多いようです。

実際、販売されているウコンドリンクは、飲酒前に飲むのをお勧めてしているものがほとんどです。

飲酒前にウコンを飲むことで、肝機能を上げることができます。そうなると胆汁の分泌も良くなります。

飲んでいる状態でアセトアルデヒドを分解・排出が出来るため二日酔いや悪い酔いをしないそうです。

そのためには、飲酒の30分~1時間前にはウコンを飲んでおく必要があります。

飲酒後にウコンを飲めば肝臓や胃の負担を軽減できる

では、飲酒後のウコンは意味がないかというと、そうではありません。

ウコンには胃腸の調子を整える作用もあるため、飲酒後にウコンを飲むことで肝臓だけではなく胃腸の調子も整えてくれます。

飲酒が毎日続き、肝臓や胃腸が弱っている時は、飲酒前ではなく飲酒後に飲むと回復を早めてくれるので効果的です。

また、少量のお酒でも二日酔い・悪酔いしてしまうという人は飲酒前・飲酒後とウコンを分けて飲むと症状が楽になると言われているので、そういう飲み方も覚えておくといいかもしれません。

ドリンク・顆粒・錠剤、二日酔いにはどのタイプが1番効果が高いのか

ウコンには、次のようなタイプがあります。

  • ドリンクタイプ
  • 顆粒、粉末タイプ
  • 錠剤タイプ
この中で、1番即効性があるのはドリンクタイプです。既に液体になっているため、体内での吸収が早いからです。

しかし、ドリンクタイプの場合は有効成分であるクルクミンの含有量は錠剤や顆粒に比べて少なくなっています。

顆粒や錠剤タイプはウコン含有量は多いですが、溶けて体内に吸収されるのに時間がかかるため、飲酒前に飲む場合は必ず1時間前には摂取するようにしましょう。

飲酒前にウコンを飲むのを忘れ、飲酒後にウコンを摂取する場合は、即効性のあるドリンクタイプが効果的のようです。

二日酔いに効果的なウコンだが過剰摂取には注意が必要

ウコンは、漢方薬としても使われているため体に良い印象がありますが、過剰摂取をすると副作用もあります。

特に注意が必要なのが、肝機能障害の治療をしている人や肝機能障害を持っている人です。

ウコンは肝機能を高めるのですが、その反面、肝臓への負担が大きくなってきます。

また、次のような病気のある人や薬を処方されている人はウコンの摂取は避けるようにしなくてはいけません。

  • 肝機能疾患がある人
  • 妊娠中、授乳中の人
  • 抗凝固剤を処方されている人
  • 糖尿病の人
  • 胆汁管に障害がある人
  • 胃酸過多や潰瘍など胃の病気を持っている人

その他、病院で薬を処方されている人はウコンが合わない場合もあるので、必ず薬剤師や医師に相談をするようにしましょう。

ウコンは生薬、1日あたりの摂取量は必ず守るようにする

いくら二日酔いしたくないからといって、ウコンの過剰摂取はよくありません。ウコンも漢方として使われる生薬です。多く摂ればいいというものではなく、適正量というものがあります。

ウコンは1日あたり1.5~3.0gが目安とされています。ウコン茶でウコンを摂取している人は、4.5~9.0gが適量です。

また、ウコンを飲んで健康効果が出るには、最低でも2か月はかかるとされています。

根気よく飲み続けることが大事ですが、ウコンはサプリメントなどで長期間大量摂取を続けると、肝機能に異常が出る場合があります。

ウコンを長期間に渡って摂取する場合は、必ず1日の適正摂取量を守るようにしましょう。

また、サプリメントではなくお茶や、ウコンをそのまま粉末にしたもの(ターメリック)などを摂取するなどして、サプリメントばかりに頼るのを避けるのも大事です。

二日酔い以外でウコンを飲む場合は、回数を分けて飲む

二日酔いではなく、健康のためにウコンを摂取する場合は1度にウコンを飲むのではなく、1日に2~3回に分けてウコンを飲むのが良いとされています。

そうすることで、ウコンが常に体内に残っているため、効果を持続することができます。

また、健康のためにウコンを飲む場合は、自分がどういう症状を緩和したいかによってウコンの種類も違ってきます。

自分が改善したい症状に合ったウコンを飲むことも大事なので、ウコン選びもしっかりとするようにしなくてはいけません。

二日酔いや健康に良いウコンは飲むタイミングと適正量がカギ

「とにかく二日酔いは避けたい!」と大量のウコンを飲むのは体によくありません。

二日酔いでも、その日だけ飲酒をしたのか、それとも飲酒が続いているのかでもウコンの飲み方は違います。

どのタイミングでウコンを飲めば、自分の悩んでいる症状を緩和・抑制することができるのかを知って、効果を得られる飲み方をするようにしましょう。

また、ウコンは健康補助食品ではありません。生薬だからこそ、しっかりと適正量を守って飲むようにしましょう。

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