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眉毛の整え方 | 女性の美学
https://josei-bigaku.jp/beauty/eyelashes/

流行の前に確認しよう!あなたの顔にぴったりの眉毛の整え方

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顔の印象を決めるもの……それは何だと思いますか?

実は、顔の印象の8割は「眉」で決まるといわれているんです!それほどまでに重要な眉ですが、普段、あなたはどのようにして整えているでしょうか。

  • 流行りの眉をチェックして取り入れている
  • 化粧品を買うときに美容部員さんに教えられたまま、なぞっている
  • 中高生のときに整えたまま、なんとなく踏襲している

このページを覗いたあなたは、自分の眉がこれでいいのかな、と少しでも気になっている方かと思います。

そんなあなたにぴったりの「正しい」眉の整え方が、実はあるんです。

顔の形やなりたいイメージ、流行りを取り入れつつ、「正しい」眉になれる方法、お伝えします!

眉毛1つで表情が大きく変わる!眉毛の重要性

たとえば「眉を寄せている」はよくない考えごとがあることを示しますし、「眉が下がっている」は困っている気持ちを表します。

このように、眉は気持ちを代弁するものでもありますので、それだけ眉の形は人に与える印象を決める重要な要素です。

では、フラットな表情だと、どんな形の眉がどんな印象を与えるのか、見ていきましょう。

緩やかなアーチでやや長め ― 可愛い印象

眉全体で緩やかなアーチを描いている眉は、女性らしい雰囲気で、可愛い印象になります。
優しいアーチが女性らしさを引き立てます。

薄めで緩やかな曲線―自然な印象

自分の本来の眉毛を生かし、あまり角度などに手を入れず、色も薄めに仕上げると、ナチュラルな印象になります。

自然な毛の流れを生かして、パウダーなどで色だけ足していくようにするので、実際自然な眉と言えますね。

眉山がやや外側にあり短め―クールな印象

目頭から眉山まではほぼ直線に上がっていき、眉山から下がって短めに終わる眉は、キリっとした印象を与え、知的に大人っぽく、クールな印象を与えます。

きりりとした顔に見えるので、力強い印象を与えるのかもしれませんね。

直線的で長めかつ太目―優しい印象

角度をつけてキリっとするよりも、直線的な眉のほうが、ふんわりとした印象を与えます。

眉は直線的でも、顔全体の印象は優しく、丸いイメージになります。

直線的で目との距離が近い―外国人っぽい印象

直線的で太めにし、目との距離が近い眉は、外国人っぽい印象を与えます。太めにするのがポイントで、その分色は薄めにしておくほうが可愛く見えます。

真っ黒きっちり!では外国人には見えませんよね。

直線的で眉尻が下がっている―子供っぽい印象

眉尻が下がっていると、儚げで困っているように見えますが、同時に子供っぽい印象も与えます。

キリっと強い眉で、困りごとも自分で解決する! というよりも、困っているから助けてほしいというように見え、子供っぽくなるのかもしれません。

眉には基本となる形がある

眉の形にはそれぞれ別の印象を与える効果がありますが、では自分はこんな印象を与える人になりたいからこの形に!と眉だけ変えると、逆にちぐはぐになってしまい、なりたいイメージに近づくどころではありません。

まずは「眉の黄金バランス」を意識して、自分の顔にふさわしい、基本の眉の形を知りましょう。

基本的な「黄金バランス」の眉の形

基本的な、自分の顔に合った眉毛の「黄金バランス」は、

  • 眉頭が小鼻の直線上
  • 正面を見て、黒目が真ん中にある状態で、目尻側の白目の上に眉山
  • 眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上
  • 眉頭と眉尻が同じ高さ

です。

整えるときに、ペンシルなどを持って、それぞれの位置を確認しましょう。

これらの位置をつないで自分の元の毛を生かして整える形が、あなたの「正しい」眉の基本です。

眉のお手入れ

黄金バランスが分かったところで、その眉に整えるためのお手入れの仕方を説明します。

眉の手入れというのは基本的に、黄金バランスに沿って描く眉に対して余分な毛を

  • 剃る
  • 抜く
  • 切る

ことで形を整えます。

自然な眉の整え方の基本は、上の方を基準にして、上にはあまり手を入れず、下の部分の毛を処理して形を作っていくというものです。

整え方の手順は、

  1. コームで毛の流れを整えます。毛流れが整っていないと、必要な毛と余分な毛の見分けがつきにくくなってしまうので、ひと手間、かけましょう。
  2. 黄金バランスの眉の形を確認します。アイブロウペンシルなどで輪郭をとっておくのもよいでしょう。
  3. 眉毛のラインから完全にはみ出しているものを、毛抜きで抜きます。
    眉の下などは、抜くと非常に痛い場合もあるので、そういったときはカミソリで剃りましょう。
  4. 指で眉頭から眉山を毛流れに沿って上に押して、眉のラインからはみ出る部分を切ります。
    形を作るというよりは、伸びてはみ出ている部分を切り取るようにしましょう。
  5. 眉山から眉尻も指で押して、下にはみ出る部分を切ります。

とするとよいでしょう。これで自然な眉の完成です。眉間の毛も、しっかり処理するのも忘れないようにしましょう。

基本的な眉の描き方

それでは、これまでの手順で整えた眉の、メイクのときの描き方です。

  1. スクリューブラシで毛の流れを整えます。毛流れを整えるのは、眉をいじるときの基本です。
  2. おおよその眉のラインを決めておきます。黄金バランスに従って眉頭、眉山、眉尻の位置を決め、不安ならば、メイクに影響が出ないよう、使う予定のアイブロウペンシルで軽く印をつけてもよいでしょう。
  3. アイブロウペンシルで、足りない部分の毛を書き足して、形を決めます。
    あくまで薄くなっている部分に書き足す形で、きっちり色を塗らないように気をつけます。
  4. 眉頭には眉全体よりもやや薄めのパウダーを乗せます。
    自然な眉にするためには、眉頭をはっきりさせないほうがよいでしょう。
  5. 眉山~眉尻は、眉頭よりも濃いめのパウダーを乗せます。
  6. 眉マスカラをつける場合は、ここで仕上げに使います。
    ブラシのラインやパウダーがなじむようにしましょう。

人の顔は、左右対称のほうが美しく見えるといわれています。左右対称の眉を書き方は、こちらをご覧ください。

▼「美しい眉毛の書き方」について

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顔に合った眉とは?

基本の眉がわかったところで、応用編その1です。眉の形と顔の形は切っても切り離せない関係にあります。

特に自分の顔の形が気になっている方は、顔の形によりなじむ眉の描き方をマスターして、顔の形のコンプレックスをなくしましょう。

幼く見える丸顔には、眉山がしっかりしたクール眉

丸顔でアーチの緩い眉を作ると、ふんわりと幼く見えてしまいます。もっとキリっと見せたいならば、クール系の眉を目指しましょう。

【 クール系の眉 】

  • 眉頭はやや内側から始める。
  • 眉山をはっきりとペンシルで作る。
  • 眉尻は長めに。
  • 色は薄め。眉山をいちばん濃い色に。

というポイントに注意して作るとよいでしょう。

面長には、すっと描いて顔を小さく見せる直線的な眉

顔が長い場合は、アーチ型にすると顔をより長く見せてしまいます。
優しく見せる、すっと直線的な平行眉がおすすめ。

【 平行眉の作り方 】

  1. 床と平行になるように、眉頭から眉山に向かって、眉の上下にパウダーでラインを引く。
  2. 間をペンシルとパウダーを使って埋めていく。
  3. 眉山から眉尻は、下は平行線を保ったままつなげていく。
    上は眉山から眉尻の下のラインへ自然につながるように斜めに描いていく。

このように描いていきましょう。

あまり濃い色でぎっちりと描くとくどい印象になってしまいますので、柔らかめの色から試していくとよいでしょう。

横に広がらないように、ベース型は眉尻を下げて

えらが出ているベース型にも、緩いアーチはさらに横に広がる印象を与えるのでNGです。

眉山を作りつつも、やや下がった眉がおすすめです。

【 眉尻を下げた眉の描き方 】

  1. 上のラインを決めるために、眉頭の上と、眉山の下を結んで眉尻まで直線のアイブロウペンシルでラインを引く。
  2. パウダーを使ってラインから下に広げるようにぼかす。

もともとの眉が、眉山がはっきりしている場合は、眉山の角の部分をコンシーラーなどでぼかすか、カットします。

極端に眉尻を下げる必要はありません。

眉山をきっちり作りすぎないようにし、眉尻の延長線上が下がって見えるように、眉尻のラインを作ればきれいな眉になります。

下がっている部分までしっかり描くとわざとらしく見えてしまうので注意しましょう。

角を取りたい逆三角は、自然な印象になるように

逆三角の顔だと、顎のラインがツンと見えているので、眉までツンとするとキツイ印象になってしまいます。

柔らかさを出せる薄めの緩やかな角度のある自然な眉を目指しましょう。

【 ナチュラル眉の整え方 】

  1. 自分の毛の流れに沿って、全体が緩いアーチになるように、パウダーで隙間を埋めるように色を足していきましょう。
  2. ペンシルで描くと自然な印象にならないので、パウダーでふんわりぼかすように仕上げます。

ベース型の顔の場合、平行眉も顎のラインを目立たせなくさせるので、自分の眉毛に合う方を選ぶとよいでしょう。

たまご型なら緩く見せすぎないよう、直線的に

たまご型の人に合うのは直線的な眉です。
平行な眉よりは、やや上に向かって角度があるとなおグッド。

描き方は平行眉とほぼ同じですが、ラインを床と平行にするのではなく、少し斜めに上に向けてつけてとりましょう。

その後は平行眉と同じように、パウダーとペンシルで隙間を埋めて、眉尻を下げすぎない箇所に作ります。

アーチ型だと、全体的に丸い印象を与えてしまうので、ビジネスシーンなど、しゅっとしたところを見せたいときには避けましょう。

これからの流行眉は「ハンサム眉」!

ここまで、顔に合った眉の描き方を紹介してきましたが、最後に、流行の眉についてもチェックしましょう。

これからの流行りは「ハンサム眉」と呼ばれる眉です。

さてさて、そのハンサム眉とはどんなものか、どうやって作るのか。詳しく見ていきましょう。

ハンサム眉とはどんな眉?

ハンサム眉とは、端的には、その名の通り、ハンサムに見えるきりっとした眉のことです。

今年は太眉ブームも一段落していましたが、ハンサム眉は太目でアーチのついた眉のこと。

きっちり手を入れすぎた眉よりは、ややぼさぼさなのも気にせず、自然な状態の眉で、色も濃い目で仕上げるのがいいようです。

ハンサム眉の描き方

流行のハンサム眉ですが、どのように描けばいいのでしょう。

この眉、実は描く前にとっても大切なことがあるのです。

ハンサム眉とは、自然なくっきりした眉のこと。ですから、ハンサム眉を作るには、まずは自分の自然な眉毛が必要なのです。

日ごろから綺麗にお手入れして、いつも眉はほとんど描いているから毛が残っていない、なんていう方は、まずは生やすところから始めましょう。

特に眉頭は残しておきましょう。

ハンサム眉の描き方は以下の通りです。

  1. いくら自然とはいっても、放置したままではいけません。
    スクリューブラシで整えた後、眉山を意識しながら、眉毛のラインからはみ出る余分な毛は処理しまます。ただし、眉頭は何もせずそのままにしておきます。
  2. メイクをするときには、スクリューブラシで眉頭は上へ向けて梳かします。それ以降は眉の流れに沿って梳かしてください。
  3. 眉頭は梳かすだけで、色は乗せません。
  4. 眉の中ほどからパウダーを乗せて眉の形を整えます。眉山を意識しながらアーチになるように描いていきます。
  5. 太さは眉頭がいちばん太く眉山はその3分の2程度に、眉山から下は3分の1程度の太さになるようにします。途中までは太さを保つことが大切です。
  6. パウダーの次に、足りない部分に書き足すように眉の中ほどから、眉尻までペンシルで描いていきます。
  7. 眉の長さも長めにします。

ペンシルをパウダーでなじませることはしないので、丁寧に描きましょう。

最後に眉ブラシで眉尻から眉頭に向かって逆立てるように使うと、より立体感のある眉に仕上がります。

今年は色にも注目!

普通、眉の色は髪の毛よりやや明るい色が、自然に見えてよいとされていますが、今年ははっきりした眉が流行りなのもあり、濃いめのブラウンやグレーなどで仕上げるのがよいようです。

太めで存在感のある形の眉を、濃いブラウンやグレーでさらにはっきりと描くのが流行なんですね。

ハンサム眉にする場合は、色も意識してみましょう。

基本を崩さず、美しい眉を

どうしても流行りのメイクは気になるものです。

流行りの眉は「イマドキ」に見えるのですが、そうであっても、無理に自分の眉の形に合っていないものにすると、逆に不細工な顔になってしまうという残念な結果につながりかねません。

流行りの「ハンサム眉」の描き方もお伝えしましたが、これにこだわらず、まずは自分の顔に合った基本の眉の形を押さえ、そこからさらになりたい顔と流行の要素をバランスよく取り入れて、自分らしいメイクを楽しみましょう。

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