
肌ケア初心者でも大丈夫!要点を抑えて確実に美肌に近づこう
女性なら全員が目指しているであろう『美肌』ですが、多くの人が求めているということは、それだけ到達も難しいと言えます。
そうなるとつい「お手軽に美肌になれる方法はないかな…」と楽な道を探してしまうものです。
楽だとは断言できませんが、より美肌に近づけるコツはあるので、美しさを求めるならば少しずつ努力してみましょう。
まずは明確にすべき美肌の定義とは?
美肌を目指す場合、まずは『美肌の定義とはなにか?』を明確にしておきましょう。
- シミやニキビなどのトラブルがない
- すっぴん状態でも綺麗
- 肌にツヤとハリがある
ただ漠然と「綺麗な肌になりたい…」としか考えないとやるべきことも分かりにくく、美肌を目指すことすら危ぶまれます。
ただし美肌の定義は人によって変わってしまうため、肌ケアの初心者さんは目標を設定しにくいです。
そこで、上記のようなポイントをまずは押さえておき、自分が目指す場所を把握しておきましょう。
そうすれば、『美肌になるために学びたいコツ』も明確になりますね。
今回はそんなコツを分かりやすく、『化粧』『入浴』『食べ物』に分けてご説明いたします。
化粧に対する考え方と方法を変えていこう!
女性にとっては欠かせない『お化粧』ですが、美肌を目指すならば根本的な考え方を変えてください。
仮に今の肌状態が悪くとも化粧をすれば綺麗に見えますが、他人が見ている肌はあなたの美肌ではなく、化粧のテクニックですね。
後述にて詳しく触れますが、「化粧が上手ければ美肌は作れる!」というのは大間違いで、むしろ本来の肌を隠してダメージを蓄積しているため、美肌からは遠のくでしょう。
これまでは化粧に力を入れていた人も、これからは『化粧は最低限にしつつ、化粧落とし後のケアに力を入れていく』といったようにシフトしてください。
そのためのコツを、これより記載いたします。
お化粧はほどほどに!すっぴんの時間が長いほど美肌に近付く
年齢を重ねた際、肌が綺麗な人とそうでない人に分かれる理由はさまざまですが、『化粧をする頻度と時間』は大きく関わっています。
最近は肌に優しい化粧品などが注目されますが、それでも肌に良くないものが0な製品はなかなかありませんので、すっぴん状態の負担に比べるとその差は歴然です。
たとえば女性に比べると男性の多くは化粧をしませんが、『肌年齢は男性のほうが平均的に若い』とされています。これは化粧をするかどうかが関わっているからですね。
美への意識が高いほど化粧を欠かさないものですが、外出しない日は一日中すっぴんでいたり、化粧をするにしても薄めにしたりすれば、確実に美肌へ近付けるでしょう。
クレンジングが鍵?化粧落としは丁寧に行おう
美肌を目指すならケアのほうが大切だと書いたように、化粧では『クレンジング』の段階こそが綺麗な肌に関わります。そこで、クレンジングでは以下のことを重視してください。
- 使っている成分が可能な限り安全である
- 肌への刺激が少ないものを使う
- ゴシゴシと強く擦らない
クレンジング用品から洗い方までを優しいものに変えていけば、化粧のダメージを抑えつつ美肌を維持できるでしょう。
極端な話、どんな場所へもノーメイクで向かうのが最善ですが、今やお化粧はマナーになっています。
そうなると「美肌になりたいけど化粧はできないし、どうすれば…」と悩むより、「必要なときだけ薄めの化粧をして、不要になればすぐに落とす」と切り替えたほうが良いでしょう。
なお、クレンジング用品で悩んだ場合、『ミルクタイプ』がおすすめです。
洗浄力は控えめですが肌への刺激が少なく、ゆっくり優しく落とすように洗い流せば、化粧のダメージも最小限に抑えられるでしょう。
美肌のために欠かせない毎日の入浴について
美肌=清潔のイメージは間違いではないように、綺麗な肌を手に入れるなら『お風呂』に関しても意識しましょう。
たとえば肌をゴシゴシと乱暴に洗った場合、美肌どころか肌へのダメージに直結し、入浴自体が台無しですね。
しかし美肌になるための入浴法を実践したり、お風呂から上がったあとのケアを怠らないようにしたりすれば、美しい肌に近付くのは間違いありません。
お風呂で美肌を作り上げたいのなら、これから説明する2つのことを守っていきましょう。
半身浴は逆効果?美肌を狙うなら全身浴にしてみよう
近年では『半身浴』が健康面にて注目されており、「健康に良いならお肌にも良さそう!」と安直に始める人が多いですが、実は美肌効果としては微妙な方法です。
半身浴の台頭で悪いイメージが持たれやすい全身浴ですが、体中の血行を改善する効果があり、それが美肌につながりやすいでしょう。
全身の血の流れが改善されると体中に必要な栄養が行き渡りやすくなり、新陳代謝も活性化されます。
すると肌の働きも元気になり、美肌になろうと動いてくれるわけですね。
半身浴と全身浴は明確に効果が違ってくるため、自分の体と相談しつつ入浴法を選んでください。
入浴後は保湿に注意!美肌になるためのバリアを作ろう
体を清潔にしつつ肌の代謝も促すお風呂ですが、入浴方法も大事であるように、お風呂から上がった後にどうするかで肌への影響が変わります。
入浴中は潤いがあるように勘違いしやすいですが、逆に潤いを保つ成分も洗い流されているため、保湿クリームを用意してください。
クリームを丁寧に塗り込むことで潤いを閉じ込め、再び肌を守るバリアを形成しやすくなります。美肌はただ単に綺麗なだけでなく、肌を守る力にも優れているのがポイントですね。
なお、お風呂上がりの保湿は可能な限り早く行ってください。お湯から上がって時間が経過すると乾燥しやすくなるため、乾く前に保湿を行うのが美肌になるコツです。
ダイエットはほどほどに?食べ物で美肌を作るには
人間の体は食べたものによって構成されるため、美肌を作るには食事内容も配慮すべきです。
美肌は『必要十分な栄養が肌に行き届いた状態』でもあるので、食べないことで実現するわけがありませんね。
もちろん栄養過多な人が多い現代ではある程度の制限も必要ですが、美肌もダイエットもバランスが大切です。もしも美肌を目指すならば、『肌に必要な栄養素』はしっかり摂ってください。
同時に、『肌に良くない栄養素』についても理解し、不要なものはできるだけ量を減らしていきましょう。
美肌を作るなら必須!肌にうれしい栄養素一覧
美肌に必要な栄養素は美容効果が高いものも多く、専用のサプリメントもたくさんあります。
- ヒアルロン酸
- ビタミン類(B2やB6、Cなど)
- 鉄分
美肌に必要な栄養素でも『ヒアルロン酸』は非常に知名度が高く、とくに再三お伝えしている保湿に関しては高い効果が期待できるでしょう。
それに加えてビタミン類も有名で、こちらを摂ればシミやニキビを予防してくれます。
こうしたお肌のトラブルはあらゆる年代の女性を悩ませているため、一生を通して摂取したい栄養素ですね。
また、貧血対策のために鉄分を意識する女性も多いですが、こちらには肌のたるみ防止も期待できます。
肌のたるみが少ないとスマートかつ若く見えるため、美肌のためにも鉄分は不足させないようにしましょう。
どの栄養素も美肌効果だけでなく、毎日を健康に過ごすのにも役立つため、肌にうれしい食事を続けると自然に健康面も向上します。
摂取はほどほどに!美肌向きじゃない栄養素とは
完全にやめる必要はありませんが、美肌を目指すなら控えたい栄養素も見ておきましょう。
- 糖分
- 脂質
- 体を冷やすもの(きゅうりや冷たいドリンクなど)
肥満の原因で美容の大敵でもある糖分と脂質ですが、肌の面で見てもニキビや酸化(老化)の原因になるため、健康のために減らすのは正しい判断です。
完全にやめてしまうと害もありますが、現代の食生活では糖分も脂質もまず不足しませんので、じっくりと減らしていくのがコツでしょう。
とくに甘いものはストレス解消効果もあるので、ときには自分へのご褒美として用意してください。
また、栄養素かどうかは微妙なところですが、『体が冷えやすいもの』は血行を悪くして代謝を引き下げるので、美肌に生まれ変わりにくくなります。
夏場はエアコンが効きすぎている上に冷たい飲み物を摂ることが多いので、ぬるいくらいの食べ物や飲み物を摂取すると良いでしょう。
美肌は一日にしてならず!積み重ねは一生モノの肌を作る
今回お教えしたコツは、全て『継続することで美肌を作りやすくなるもの』です。だから「もっと手っ取り早く美肌になりたい!」という人には向きません。
積み重ねが必要と書けば気が遠くなるかもしれませんが、前向きに考えると「努力さえすればいつかは肌も綺麗になる!」と言えますね。
今回紹介した美肌のコツは、どんな人でもその気になれば実践が可能です。
焦って変な薬を使ったり手術を受けたりするのではなく、毎日の生活基盤を変えることで、あなたもいつかは綺麗な肌を手に入れられるでしょう。

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