
冷えがあなたの健康を阻害する!身体を温めて冷え性を撃退しよう

多く女性を悩ませる問題として、『冷え性』はとても有名ですね。昔から「女性は体を冷やしてはいけない」と言われているように、冷え性が悪化するほど体調に異変をきたすでしょう。
なぜ女性は冷え性に悩むのか、その原因はさまざまです。冷え性につながるメカニズムを理解し、正しい対策を行いましょう。
冷え性が気になる女性は3つの原因を疑うべし
男性に比べると冷え性が多い女性ですが、その主な原因は3つに絞られます。
- 生理
- 筋肉の不足
- 薄着
こうした要素は女性にとって当たり前に考えられやすいですが、だからこそ対策を蔑ろにしてはいけません。
とくに生理などは「いつものことだし…」と諦めてしまいそうですが、放置してしまえばさらに悪化する可能性もありますし、症状を緩和するためのコツも存在します。
冷え性は体感温度的に辛いだけでなく、痛みや不妊にまで発展するため、女性の天敵です。そんな冷え性の原因と改善策を紹介するので、今日から実践していきましょう。
生理の時期ほど冷える?女性の体と冷え性の関係
女性が冷えに悩む時期にはある程度の周期があり、『生理』と重なっている場合が多いですね。
初潮から閉経まで付き合うことになる生理ですが、『生理の重さ』が人によって異なるように、改善を意識すれば冷えも気になりにくいでしょう。
こうした女性特有の問題と向き合うなら、以下のような対策が望ましいです。
- 血液や女性ホルモンを補う
- 腹部や足を重点的に温める
生理の際に冷え性を併発すると痛みも伴いやすいため、痛みが強い人ほど対策には真面目に取り組みましょう。
生理中の冷えを緩和する成分について
生理で血液が減るなら『鉄分』を補うのは当然として、『女性ホルモン』も充足させるべきなのはご存じですか?
冷え性を改善する栄養素を補うなら、以下のような食品がおすすめです。
- レバー(鉄分)
- ほうれん草(鉄分)
- 大豆類(イソフラボン)
- ローヤルゼリー(デセン酸)
鉄分は血液の増加に、イソフラボンとデセン酸は女性ホルモンと似た働きをするため、生理時の辛さを改善できます。
こうした食品を摂っていると冷え性も自然と緩和されるため、サプリメントなども活かしてバランス良く取り入れてみましょう。
ピンポイントで温めよう!冷え性に効く防寒対策
「冷え性は気になるけど、オシャレも気になるから全身防寒はちょっと…」と思うかもしれませんが、冷え性に効果的な部位は決まっています。
そこで、以下の部位をピンポイントで温めてみましょう。
- お腹
- お尻の少し上
- 足
お腹やお尻の上は薄手の腹巻きやホッカイロ、足は足湯などが効果的です。
こうした部分だけを温めると生理痛だけでなく、冷え性まで改善できます。全身温めるのももちろん効果はありますが、効く部分のみに絞って行うほうが楽ですし、オシャレも犠牲になりません。
また、同じ部位のツボにお灸を据えると、大変効果的です。緩い熱さの製品から試し、毎日一回据えておくと、冷えやすい体質も改善できます。
女性にだって必要!?筋肉と冷え性は密接に関係!
男性よりも女性が冷えやすいとされる理由の一つに、『筋肉量』が関係するのは意外と見落としやすいです。
「筋肉が付くと太くなるし…」と女性は付けたがらないものの、適度な筋肉は冷え性を予防してくれますし、見た目も引き締まって綺麗になります。
また、筋肉が増えると相対的に脂肪も燃えやすくて付きにくくなるため、ダイエットの面でも有効です。筋肉を付けると言ってもボディビルダーのような体型を目指す必要はなく、うっすらと身に付ければ十分でしょう。
そんな冷え性予防にぴったりな筋肉を付けるなら、これからお教えする点を参考にしてください。
鍛えるなら慎重に!女性でも安心の筋トレ内容とは?
筋肉不足による冷え性を改善するなら、やはり筋トレを行うのが近道です。その方法も基本的には男性と同じで、以下のような内容で十分でしょう。
- 腕立て伏せ
- 腹筋
- スクワット
こうした運動は特別な機材も不要で、自宅でも簡単に実践できます。ただ、女性はこうしたトレーニングによる負担が男性よりも多いため、ハードなメニューだと体を痛めてしまうでしょう。
もしも冷え性を直すために筋トレを行うなら、『ゆっくりとした動作で少ない回数をこなす』のがおすすめです。
筋トレはゆっくり動くほど負荷が強まるものの、少ない回数ならば女性の繊細な体でも大丈夫でしょう。もちろん慣れてくれば回数も増やせますが、冷え性を改善するだけなら10回を目安にスタートし、増やしたとしても20回から30回で十分です。
こうすることで冷えに強く、同時に程よく引き締まった綺麗なボディラインが手に入るでしょう。
過度のダイエットはNG!食事で筋肉を補うには
食事を行うことで筋肉も含めた体を維持できるのですが、女性の場合は『筋肉を付けるには不十分な食事内容』の場合が多いのです。
野菜中心の食生活は成人病などになりにくいものの筋肉が不足しやすいため、食事はバランスが大事なのです。
とくに以下の栄養素は『筋肉を付けるのに必須なものの女性が倦厭しがち成分』なので、冷え性ならば意図的な摂取も必要ですね。
- たんぱく質
- 炭水化物
どちらも摂りすぎると太りますが、たんぱく質が不足すれば筋肉が付けられず、炭水化物が不足すると筋肉を分解してエネルギーにするため、より体温が低下するでしょう。
もしも検査を受けた際に肥満を指摘されていないなら、こうした栄養分はきっちり摂ってください。
季節は関係ない?冷え性な女性は薄着を避けよう!
とくに若い女性には露出が多いファッションが好まれるものの、それが冷え性を加速させるのを忘れてはいけません。
とくに冷え性な女性は「薄着を止めてから冷えにくくなった」という意見も多いくらい、薄着が与える影響は多いです。若いうちは綺麗な肌も見せたくなりますが、冷え性なら我慢するほうが賢明でしょう。
こうして書くと「気温が高い夏なら薄着でも良いの?」と勘違いしそうですが、女性の場合は季節に関係なく薄着は避けるべきでしょう。
どうして冬も夏も薄着を避けるべきなのか、きちんと理解してファッションに役立ててください。
重ね着を活かそう!冬の薄着を避ける方法
女性は冬場でもミニスカートなどを好む人が多く、冬にそうした格好をしていれば人目も引きますが、それで冷え性を加速させては意味がありません。
そこで冬場でもスカートを着用したいなら、重ね着も活かして防寒しておきましょう。
- スカートを履くならレギンスを着用する
- 靴はブーツにして足先も温める
- 上着の下に長袖のインナーを着込む
重ね着と聞くと「着ぶくれして見た目が…」と思うかもしれませんが、スカートにレギンスといった組み合わせは見た目が良いわりに温かく、冬場のオシャレにもってこいですね。
それに加えてブーツやインナーを用いると、ボディラインを犠牲にせず全身を温められます。冷え性を予防しつつもオシャレを楽しめば、対策にも乗り気になれますね。
冬場でもできる限り薄着になりたいなら、保温効果の高くも薄手な防寒着を活かしましょう。
夏の薄着も危ない!?暑い季節でも露出したくない理由
「寒い季節も終わったし、夏になれば大胆な服装ができる!」と喜ぶかもしれませんが、夏場の外出や食事を想像してみましょう。
「生理中はなぜか冷房が辛い…」と感じる人も多いように、空調が整備されている日本では、夏場の薄着も冷え性に関係しやすいですね。
それに夏は紫外線の影響もあり、薄着だと日焼けしやすいです。こうした日焼け防止の意味も込めて、『通気性に優れた長袖やパンツ』を着用すると良いでしょう。
また、冷たい飲み物を取り入れると血行が悪くなり、こちらも冷え性を悪化させます。夏場はできる限りぬるめの飲み物を摂取し、体内への負担を減らしてあげましょう。
年齢を重ねるとさらに悪化?若いうちから冷え性に備える
こうした冷え性は若いうちも気になりますが、「年齢を重ねてからとても冷えやすくなった…」と悩む人はもっと多いです。
たとえば美容のために行う人も多いアンチエイジング(若返り)は見た目の良さだけでなく、冷え性の対策にもつながりやすいですね。
老化を遅らせるには適度な運動やより規則正しい生活が欠かせませんが、女性としての美しさを保ちつつ冷え性も直せるなら、狙う価値は十分すぎるほどあるでしょう。

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