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恋愛心理学 | 女性の美学
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意中の彼を振り向かせる!恋愛心理学12の法則

恋愛心理学

人が人を好きになるのに理屈はいらない、というのはよく聞く言葉ですが、実は恋にも理屈が関係あるかもしれません。

というのも、近年心理学の分野では、人が好意を持つ法則が解明されつつあるからです。

これを逆手に取れば、意中の彼を射止めるのも夢ではないかもしれません。

成功するかどうかは保証しかねますが、今気になる相手がいる人は試してみてはいかがでしょうか。恋愛に使える心理学のテクニックをまとめました。

まずは相手に好意を持ってもらうために!距離を縮める心理学の法則

「一目ぼれ」という言葉がありますが、相手に好意を持つかどうかは、第一印象に左右される場合が多いそう。

ある意味、勝負は出会いから始まっているということ。まずは距離を縮めるまでに使える法則をまとめました。

出会って3回目までが勝負!「初頭効果」と「メラビアン効果」

「賢いけど怠け者の人」と「怠け者だけど賢い人」、この二つを読んで、あなたはどちらに好感を持ちますか?ある実験では、最初にプラスの評価を示した方が、多くの人が好感を持つという結果が出ています。

このように出会った時の印象が、後々までその人の評価を大きく左右することを「初頭効果」と言います。

「初対面の印象は後でいくらでも挽回することができる」と考えている人は多いでしょうが、実は第一印象を覆すことはなかなか難しいのです。

では、第一印象はどんな要素から判断されるのでしょう?アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによると、第一印象を定義づける要素の割合は視覚が55パーセント、聴覚が38パーセント、言語が7パーセントだそうです。

つまり、視覚と聴覚で人は第一印象をほとんど判断しているということ。

「恋人にはありのままを見てほしい」という女性は多いでしょうが、初対面からありのままを見せるのは危険かもしれません。

一方「親近効果」と言って、人は直近のことほど印象が強く残るとも言われています。そのため親しくなるまでは、去り際にも印象が悪くならないように注意しましょう。

何度も会うことで相手に印象づける「単純接触効果」

テレビなどを見ていて、頻繁に見かける芸能人を徐々にいいと思うようになるのは、よくあること。

それと同じように、頻繁に目にする人に好意を抱くことを「単純接触効果(ザイアンス効果)」と言います。

もし好意を抱いている人が職場や通勤などで頻繁に顔を合わせる人なら、挨拶をしたり声をかけたりして、自分の存在をアピールしてみましょう。

「ウィンザー効果」を生かして、さりげなく相手にアプローチ

例えば男性があなたから「私って料理が上手なの」と聞くのと、共通の知人から「彼女って料理が上手だよ」と聞くのでは、どちらにより強く信憑性を感じるでしょう?心理学の実験では、後者というデータが示されています。

第三者を介した方が直接伝えるより影響が大きくなることを「ウィンザー効果」といい、マーケティングなどでもよく使われるテクニックです。

もし共通の友人がいる場合は、さりげなく彼に自分のよい評判や、好意を持っていることを伝えてもらうと、スムーズに事が運ぶかもしれません。

ギャップの威力は心理学でも立証済み!「ゲインロス効果」

「ギャップ萌え」というのは、恋愛ではよく聞く言葉。それを専門用語で言うと、「ゲインロス効果」と言います。

その名の通り、最初にネガティブな印象(ロス)を与えておくと、真逆のポジティブな一面(ゲイン)が見られた時、より好意的な印象を持つというもの。

となると、意図的にギャップを演出したくなるものですが、第一印象はなかなか覆らない(初頭効果)法則もあるので、わざと自分を悪く見せるのはおすすめできません。

それよりも、普段職場ではてきぱきしているのに、二人の時は甘えん坊だったり、おっちょこちょいだったりなど、自分にだけ見せてくれる意外な一面があると、男性はドキッとするかもしれません。

初めてのデートの成功率をアップする、恋愛心理学の法則

ある程度距離が縮まったら、次のステップとして二人きりでどこかに出かけたいもの。初めてデートに誘う時は緊張するので、できればいい結果に導きたいですよね。そんな時に使える心理学の法則はこちらです。

二者択一で答えを誘導「ダブルバインド」

まずは以下の二つの文章を読んでみてください。
「今度二人で映画に行かない?」
「今度二人でアクション映画かサスペンス映画に行かない?」

両方とも内容はさほど違わないのですが、前者では選択肢が「映画に行くか行かないか」になっているのに対し、後者では「アクション映画かサスペンス映画か」にすり替わっており、「映画に行く」という前提がすでに成り立っている印象を与えます。これを心理学用語でダブルバインドと言います。

本来ダブルバインドとは、「考えてはだめ」「でも考えないのもだめ」と真逆の否定を並べることにより思考を混乱させることを言います。しかし恋愛や営業などでは論理のすり替えにより相手を誘導する方法を指すことが多いようです。

ただし、いきなり本題に入っては相手も承諾するはずがありません。冒頭のように映画に誘う場合、まずは相手が映画が好きかどうかを確認し、相手の好むジャンルを聞き出してから、「じゃあ今やってる映画の〇〇か〇〇、どちらかに行かない?」と会話を誘導していくと、成功する確率が上がるでしょう。

相手が「NO」と言いにくくなる「YESの法則」

デートに誘いたい時、いきなり「今度二人で食事に行きましょう」と直球で誘うと、相手も躊躇してしまうかも。

しかし
「〇〇さんってイタリアン好きなんですよね」
「〇〇のお店のパスタが美味しいって本当ですか?」、「今度二人で行きませんか?」
という風に、相手がYSと答えやすい質問から徐々に本題へ誘導し、最終的にYESと言わせるのが「YESの法則」です。

ちなみに本題を切り出すのは、6回目ぐらいが最も効果的だそうです。

本題の前に無理難題を提示!?「ドア・イン・ザ・フェイス」

商談などでもよく使われる「ドア・イン・ザ・フェイス」とは、とても受け入れられない大きな要求を断らせた後、本当の要求を相手に呑ませる心理学のテクニック。

これは最初の要求を断ってしまったことに対する罪悪感を利用した方法で、恋愛にも応用できます。

例えばまだお互いによく知らないのに「私と付き合ってください」と言うと、相手も引いてしまうことでしょう。でも、その後で「じゃあ、まずはお食事でもいかがですか?」と誘ってみるとどうでしょう。前の要求よりハードルが低くなっているので、相手も承諾しやすいはず。ほかにも「二人で」が難しそうなら「友人も交えて」など、色々な場合に応用できますよ。

人の集中力が持続するのは90分まで!?初デートは短めが正解

せっかくデートにこぎつけたのだから、1日中彼といたいというのが本音かもしれませんが、二人でいる時間があまり長すぎるのは逆効果。

というのも、よく知らない相手と2人きりで2時間以上過ごすと、無意識に人は疲れを感じるからです。

大切なのは「長さ」より「快適さ」。

心理学には「ランチョンテクニック」という用語があります。よく大切な会合が食事とセットになっているのは、おいしい食事による満足感と相手といる満足感を重ね、親睦を深めることができるからと言われています。初めてのデートは2時間未満の短い時間で、快適な環境で美味しい食事をするのがベストと言えそうです。

「パーソナルスペース」を利用して、距離感をぐっと縮める

人はあまり親密でない相手とは無意識に一定の距離を取る傾向があり、これは心理学用語で「パーソナルスペース」と呼ばれています。

一般的には45センチ以内が恋人など親密な相手との距離と言われていますが、パーソナルスペースは綺麗な円ではなく、前後に広く、左右に狭いという特徴があります。

これを逆手に取り、食事ではあえてテーブル席ではなくカウンターに座り、恋人の距離に近づくことができれば、相手はあなたを親密な存在だと感じ、警戒心を解くことができるでしょう。

意中の彼を射止め、恋愛を成功に導く心理学の法則

デートまでこぎつけても、交際に至らなければ、せっかくの努力が水の泡。恋人関係になるには、相手にも「この人と付き合いたい」と思ってもらう必要があります。そんな時に参考になる心理学の法則をまとめました。

与えた愛情は返ってくる!「好意の変報性」

人は好意を抱いてくれた相手に対し、良い印象を持ち好意を抱く傾向があります。

つまり、あなたが相手に好意を持っていることを示すことで、自分のことを好きになってくれる確率が高くなるのです。

ストレートに好きというより、好意はさりげなく示した方がよいでしょう。よく目を合わせる、目が合った時に笑顔で応える、控えめなボディータッチなど方法は様々。相手が「もしかして俺のこと好きなのかな?」と意識してくれれば成功です。

相手を打ち解けさせるには自分から!「自己開示の法則」

恋愛相談に乗ってもらっているうちに、いつの間にか友達のつもりが恋人に……。というのはよく聞く話ですが、人は周囲に明かしていない個人的な話を打ち明けられると、相手に親しみを感じる傾向があります。

つまり、相手と親密になりたいのなら、まずは自分が心を開くことが大切なのです。

また悩みを相談することで、二人が秘密を共有し、親密度が増す「クロージング効果」も期待できます。

褒め上手になって、彼の特別な存在に!

彼と親密になりたいのなら、相手の長所を上手く褒めてあげることも大切です。

とはいえ、イケメンの男性に「イケメンですね」と褒めたとしても、すでに相手は何度も言われていることなので、さほど嬉しくはありません。

重要なのは、まだ自分も周囲も認知していない長所を見付けて褒めてあげること。これを心理学用語で「自己拡大」と言います。自己拡大の手助けをすることで、相手は「この人は自分のことをよく見てくれている」と思い、あなたのことを特別な存在だと認識するようになるのです。

無意識のうちに仕草にあらわれる、彼からの脈ありサイン

意中の彼が自分に好意を持ってくれているかは気になるものですよね。それとなく聞いてみたいと思っても、なかなか口に出すのは勇気がいるもの。

そんな時は、彼の仕草をチェックしてみるといいかもしれません。相手のことを意識している場合、人は知らず知らずのうちに、それが仕草や表情にあらわれるものなのです。

片方の肩が下がる
心理学者メラビアンによると、男性は好意を持つ女性のことを考えると片方の肩が下がり、反対に女性は嫌いな人のことを考えると肩が下がる傾向があるのだとか。これを専門用語で「ブックエンド効果」と言い、身体の向きや視線があなたの方を向いていたり、話す時に前のめりになったりするのも、脈ありのサインです。
よく目が合う
人は興味があるものに対して自然と視線がいき、遠くからでも見つめたくなるもの。ふと振り返って目が合う頻度が高ければ、相手は自分のことを意識しているのかもしれません。一方、面と向かった時に真っ直ぐ見つめられた場合、相手が女性に慣れている人でなければ、あなたに興味がない可能性が高いでしょう。
距離が近い
「パーソナルスペース」で説明したように、人は親密でない人とは自然と一定の距離を取って接するものです。逆に会話する時にやけに距離が近いと思ったら、相手が自分と親密になりたいと思っているサインかもしれません。
類似点をアピールしてくる
自分と似た人に対して好意を抱くことを、心理学用語で「類似性の法則」と言います。もし会話の中で相手が自分との共通点をアピールしているようなら、「自分と似た人間である」=「好意を持ってほしい」というサインかもしれません。
さりげないボディータッチ
男性は好意を抱いてほしい相手に対し、肩を叩いたりといった控えめなボディータッチをすることが多いよう。一方興味のない相手に対しては、セクハラと誤解されたくないので、そのような行動は控えるようです。

恋愛心理学を生かして、大好きな相手と素敵な恋愛を!

いかがでしたか?心理学の法則がこれほど恋愛に深く関わっているとは意外ですよね?

積極的にアプローチをすることが苦手な人も、恋愛心理学のテクニックをうまく活用すれば、片思いを成就させることができそうです。

とはいえ、恋愛は小手先だけのテクニックでは継続できません。好きな相手と末永くお付き合いしたいのなら、心理学に頼らず、相手の気持ちを推し量る努力も必要ですよ。
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